船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2016/04/28

SB2 色々やってるけど書く暇がない。

event_note4月 28, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
オズモシスの修理のほかにもいろいろとやったのですがブログへの紹介が間に合いません。
作業を終わって家に帰り、遅い晩酌+夕食を終わるとバタンキュウー、で ブログ書く余裕無しの状況。
これまでにやった作業を羅列すると


2016/04/26

SB2 YCエンジン 交換部品とスケール除去

event_note4月 26, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
  新しいサーモスタットと温度センサーを入手しました。
温度センサーの方は品番が変わってオリジナルのものに比べると小振りになっています。
 実はもう一つ欲しかった部品として冷却水の曲がりホースがあるのですが残念ながらこれは製造中止で代替品も無いとのこと。
仕方が無いので同じ内径の真っ直ぐな冷却水ホースを入手しましたがさて使えますか?

  これらのパーツを取り付ける前にしておきたかったのがウォータジャケット内部に溜まっている白い塩の塊のようなスケールの除去。
酢を使ったらと考えているうちにヤンマーからスケール除去剤“K1”なるものが出ていること発見4kg税別¥4,800とちょいと値が張りますが安心して使えそうなのでヤンマー代理店まで走って購入してきました。
本来であればエンジンを掛けて自分のウォーターポンプでこいつを循環させてスケールを落とすらしいですが船は船台の上だし、エンジンも掛けれる状態ではないので別の作戦が必要。
で、思いついたのが洗濯用に風呂の残り水を揚げるポンプ。
早速ヤマダ電機まで行って税込み¥1,450円なりのポンプを買ってきました。
  
スケール除去剤とポンプをもって船に行く途中でホースを調達、船について写真のような仕掛けをセットしました。

バケツの中にポンプと除去剤、ポンプ吐き出し口を冷却水入り口にホースでつなぎ、サーモスタットを外したサーモスタットカバーからホースでバケツに戻します。
シリンダ-ヘッドにある冷却水のドレンコックにもホースを繋いでバケツに戻しました。

これで準備完了バケツにK1を入れ水で希釈します。
10~40%で使えと説明書きにあったのでこの際と思い40%にしました。

 
さてポンプの電源ON、K1の循環が始まりました。
効果覿面、シュワシュワと音を立てながらエンジンからあわ立った水が出てきます、水の色もだんだん黒ずんできて真っ黒けに。
ドレンコックからの返りは完全に詰っているようで出てきません。
洗浄時間は説明に30分から2時間ほどと有りましたが2時間経っても泡の出が止まりません、泡が出てる間はスケールが残っている証拠だろうと思い3時間に延長、それでもまだ出てきます。 嫁さんとの約束の時間になったので10%弱まで希釈して一晩置くことにしました。
ただ、ポンプは電源から発火なんてことが無いように止めておきました。

翌朝船に行ってダメ押しで15分ほどポンプを回したあと、バケツの水を数回真水に交換しながらポンプを回してすすぎを行い、これでスケール除去作業完了。

 
パーツを外して中を覗いたのがこの写真、Beforeの写真が無く残念ですが内部の白い塊は綺麗に無くなっていました。
それでもドライバーを突っ込んで触ってみると黒いヘドロのようなものが残っています。
きっとこれって外から吸い込んでくる冷却水に含まれている土のようなものが堆積したものなんでしょうね。
これを取るには蓋を開けるしか無さそうなので今回はこれで良しとしました。

2016/04/23

SB2(ヨットです) スイミングデッキ作り変え2

event_note4月 23, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
家であらかた作っていたスイミングデッキ、船に持って来て友人の手助けを受けながら最後の加工。
脚立の上での作業なので一人だと重いデッキを手に持って上ったり降りたりが大変ですが2人作業だと持たずに上れるので大助かりでした、

船尾と合わさる部分の曲面は残念ながら合っていなかったので船尾の曲線を写しジグソーで切り直しました。

2016/04/21

SB2(ヨットです) オズモシス3

event_note4月 21, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
パテ当てと研磨まで終わっていたオズモの処理。
松尾さんからゲルコートを分けてもらいパテの上に筆で塗布しました。
これ2液性で硬化時間も早く、もう少しで終了というところで固まってしまい2度目の混合まで必要でした。
塗りもらしが無いかチェックして用具を片付け、やれやれ終わったと思っていたところ、あら陰になっている部分に1個塗りもらし発見。
最後に極少量の混合、都合3回の混合で終わりました。

これでやっと船底塗料を塗る準備が出来ました。
作業をやっているうちに目が養われてきて沢山のオズモが目に付くようになりましたが今回はとりあえず無視、次回の上架以降に回します。

正直、オズモシスの手当ては大変で出来ればもうやりたくないと言うのが本音です。

2016/04/20

SB2 エンジン サーモスタットが酢で綺麗になりました

event_note4月 20, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
お湯でも付着した白い結晶が溶けなかったサーモスタット。
カルシウムとかマグネシウムの酸化物なら酸で溶けるはずということで今度は酢に浸けてみました。

酢に漬けたとたんに泡が発生し始め 付着していたものが目に見えて溶け始めました。
これは期待できそうです。
一晩たって取り出したのがこの状態、しっかり綺麗になっています。

と言うことは、エンジンブロックの中に積もっている白い結晶は酢で溶かせそうです。
ただ長く置いておくと鉄も溶かしてしまうので頃合を見て抜かないといけませんが どうやって抜くか少し知恵が必要です。
と言うのも冷却水を抜くドレンコックがシリンダーヘッド付近に付いているのですがこれも固まってしまっていてコックが動きません。
こちらも酢で正常復帰してくれればここから抜けるんですけどね。

ま、少し知恵が必要ですがエンジンブロック内の掃除の方法に道が開けました。
ここから出る泡を見るのが楽しみです。

2016/04/18

SB2 エンジン 温度センサー

event_note4月 18, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
  サーモスタットを外したついでにお隣にあった水温センサーも取り外していました。
これってオーバーヒートの警告用のセンサーで、冷却水の温度が高くなると内部の接点がONしてランプが点く仕組みになっています。

 家に持ち帰ってテスターで抵抗をはかってみると60度くらいでONにならなければいけないのに室温でゼロオーム状態、つまり接点ON。
はい、これも壊れていました。

このYCエンジンに関してはエンジンは掛かるものの、ほとんどのパーツが壊れていてまともなものは少なさそうです。
エンジンを掛けてみたときにチャージランプも点きっぱなしでしたから発電機も例外ではなく壊れている可能性が大です。

ま、まずは水温センサー発注しておかなきゃ。
まだパーツがあればいいんですが。

2016/04/16

SB2(ヨットです) スイミングデッキ作り変え

event_note4月 16, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

   上架したときにしか出来ない作業の一つがスイミングデッキの補修。
チーク製とはいえ長い年月で腐ってぼろぼろ、下側から止めてあるので浮かべた状態では取り外しが出来ず上架したときしか手直しのタイミングはありません。
明日は雨の予報の日に傷んだスイミングデッキを取り外しました。
サポート金具に止めてあるネジを外せば簡単に取れるだろうと思って始めたのが大違い、とんだ時間が掛かってしまいました。
 なんと、このチーク材1本1本を船体から一つずつネジ止めで重ねてありました。
取り外すにはこのネジを逆に外していく必要がありますが接着剤も併用されていてネジを抜いただけでは取れません、バールを叩き込んでこじって取り外しました。
 結局一番最初にまとまってボロッと取れた部分は別としてこんなふうにバラバラになってしまいました。
外した部分を型紙代わりにして新しいものを造ろうと考えていたのですが目算が狂ってしまいました。

作り直しの材料はホームセンターで高耐久デッキ材と書かれていたゴムの木の合板にプラスティックを加圧注入したもの(幅90mm厚さ20mm)を買ってきて使いました。 塗装無しで15年以上の耐久性があるとのこと、私の寿命を考えると十分でしょう。

 これをすのこのように10mmほど隙間を空けて並べました。
ぴったりくっつけて並べたほうが見栄えは良いのでしょうがこの下になるエンジン排気管から冷却水が出てる状態を確認出来るようにとの考えからです。

船体に接する側のRは採寸と取りはずした残骸から線を引いて切り出してみました。 さてちゃんと合ってくれるでしょうか?
後は船に合わせて取り付け穴など細かい作業が残っています。

2016/04/15

SB2 YCエンジン サーモスタット

event_note4月 15, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ウォーターポンプの手入れまで終わっていたエンジン、このエンジンも船を下ろす前に動かせるようにしておかないとまた曳航してもらわないと港まで帰れない破目になってしまいます。 ちょっと作業の隙をみてエンジン整備。
ウォーターポンプといい、エンジンへの冷却水の入り口といい、何やら結晶物で目詰まりを起こしていたのでサーモスタットも点検しておくことにしました。

2016/04/13

SB2(ヨットです) オズモシス2

event_note4月 13, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 グラスファイバーを貼り付けたエポキシが硬化したので次はパテ当てと思い試しに5,6箇所にパテを当てて見ました。 
パテはホームセンターで売ってた自動車修理用のポリパテ。
エポキシでパテを作って使いたかったのですがエポキシだと硬化に時間が掛かるのと手持ちのフィラーはウッドフラワーとシリカシックナーしかなく、これだとすこし固くなりすぎて研磨が大変になりそうなのでこれで妥協してしまいました。

コーヒーブレイクで時間をつぶしパテが硬化した後にサンダーで削ってみましたが見事に失敗。
サンドペーパーでパテと穴からはみ出したグラスファイバーを一度に削って平らにしようとしたんですがグラスファイバーにはサンドペーパーではまったく歯が立ちませんでした。
これでパテ当ての前にはみ出した部分をノミなどを使って削り取っておかないとダメなことが判りました。

やれやれとまた一仕事増えちゃったと思っているところに友人が様子を見にきました。 「飛んで火に入る夏の虫」とはこのこと、友人にもノミを渡して半ば強制的に手伝ってもらいました。
結局、 このはみ出したグラスファイバーの処理だけで1日が終わってしまいました。
グラスファイバーを当てるのは強度的に問題になりそうな面積が大きなものだけにして小さなやつはファイバー無しでパテを当てるのが正解のようです。

翌日になってやっと本格的にパテ当て開始、こんどは嫁さんが手伝ってくれました。
ポリパテは硬化までの時間が約15分と早いので小分けにして硬化剤と混合、へらを使って盛っていきます。
ここまでは早いのですが大変なのはこの後の研磨。
耐水ペーパーとサンダーを使って研磨ですが一つ一つに時間が掛かります。
上向きでの作業なので水はすぐに流れ落ちてしまうので刷毛に水を含ませて研磨面に補充しサンドペーパーの面も刷毛で削りかすを落としながらの作業です。
私サンダー係 嫁さん水と刷毛係の二人三脚でサンダーが入らない部分」の3個を残して何とか片付けました。
それにしてもずーっと上を向いてしかもサンダーを持ち上げての作業だったので肩ががちがちに凝ってしまいました。
打たせ湯とアルコールで肩をほぐして寝ることにします

2016/04/12

SB2(ヨットです) オズモシス

event_note4月 12, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 船底にペーパー掛けをしたら丸くドーム状に高く膨らんだ場所が見えてきました。
写真のチョークでマーク下部分がそれ。これ、「有りませんように」って祈っていたオズモシス。
FRPの外側から浸透圧でグラスファイバー層まで水が浸入しその圧力で外側の層を持ち上げて出来たもの。
ま、船の吹き出物みたいなものですね。

2016/04/10

SB2(ヨットです) 陸揚げ後の作業

event_note4月 10, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 SB2を陸揚げして1週間が経ちました、でも作業はあまりはかどっていません。

日数を掛けてせっせとやってた作業は船底の清掃がほとんど、デコボコが多いとスピードが出ないとか言われるし、何度も塗り重ねられてデコボコになった船底の塗装と、しつこく残ったフジツボの底の部分を何とかしようと悪戦苦闘の毎日でした。

まずはスクレイパー、手持ちは先がだるくなってて役立たず。
次は50番のサンドペーパー、サンダーを使ってやってみましたがすぐに塗料で目が詰まってしまって先に進みません。
結局最後は耐水サンドペーパーでの水研ぎ、これだったら目詰まりも少なそうですが残念ながら目の粗い耐水ペーパーが入手できず80番どまり。 それでもあっという間に目が詰まってしまう普通のサンドペーパーよりはまだ効率が良さそうです。

こんな風にすったもんだしてる最中に友人が様子を見に来て、塗装は全部落としてゲルコートを出さなきゃダメだよなんてアドバイス。
言うことを聞いて船首部分から2,3時間トライしてみましたがスクレーパーとサンダーでは出来上がりまでに今年一杯は掛かりそうでサンドブラストでも使わない限り非現実的と判りました。
現実的な選択としてとりあえず一通り耐水ペーパーで水研ぎをすることにしました。
それでもにきびのあばたのようなデコボコは取れず、これでどれだけ違うんだろうと思いながらの作業で、気は心、気休め程度の効果かもしれません。
耐水ペーパーでの水研ぎを船底で行うと研いだ後の赤くなった水は頭の上から落ちてくるし、使い捨てのつなぎと100均のビニールポンチョを着ててもどろどろになってしまいます。
一通り水研ぎした後に高圧洗浄で削りかすを流してしまいました。
大分ましにはなりましたがまだフジツボの底が結構残っています。
レースに出るわけでもないし、多少遅くても風で走ってくれればいいやと自分を納得させてお仕舞いです。
この作業中の写真は撮っていません、ただ2日間水を浴びながら頑張ってくれたサンダーのどろどろになった写真がこれです。赤くなってるのは古い船底塗料のかす。
途中で火を噴くんじゃないかと心配しましたが何とか持ちこたえてくれました。
後で綺麗にしてあげなきゃいけませんね。

正直ものすごく疲れました。

2016/04/07

SB2(ヨットです) 牡蠣落とし

event_note4月 07, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 ヨットに名前(Spring Beauty 2)を付けたので今後はSB2って呼ぶことにします。 
 自作のディンギーはSB1ですね。
今日は嫁さんと二人で船底についた牡蠣落しです。
でも牡蠣よりもフジツボのほうがはるかに多いのに何で牡蠣落しって言うんでしょうね?

2016/04/06

ヨット やっと陸揚げ(そこで見たものは!)

event_note4月 06, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 船台の空き待ちでしたがやっと陸揚げの日です。
この船、自走できないので友人のボートで牽引してもらってドックへ向かいます。 この他にもう一人の友人もボランティアで手伝いに来てくれました。

2016/04/04

船名切り文字 文字の大きさ

event_note4月 04, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
  •  ヨットの船名を入れるのに発注していた切り文字のシールが届きました。
文字の大きさをどうするか悩んだ末に【文字の大きさ 16cm】で注文していたのですが届いたシールの文字がちょっと小さくて12cm程度しかありません。
メールで問い合わせたら電話で回答がありました。
Springの中のpなどのように足が下側に出た文字が含まれる場合はこの足の下から一番高い文字の頭までの大きさが16cmになるとのこと。
「えー、そんなって」もう少し食い下がって話を聞いてみると下側に足が出ない場合にはSの大きさは16cmになるそうです。
なんかおかしいと思いませんか?
文字の大きさって指定であれば足が出ようが出まいが一番大きな文字の高さが一緒になるのが普通のような気がするんですけどね。
”Spring”ってシールと”Sun”ってシールを文字の大きさ16cmで頼んだら両方のSの字の大きさが変わってしまうことになります。
これっておかしいんじゃありませんかってクレームしたら、ちゃんとデザインサンプルは出してますから確認してもらえればわかるはずです、でも、確かに判りづらいかも知れませんねとのことで本当の文字高さ16cmで作り直す場合には前のシールの半額分を値引きしてくれることになりました。
でも、なんとなく釈然としないし、値引きをしてもらっても諭吉さんが一人旅に出て行きそうだし。
とりあえず届いたものを船体に仮付けしてみました。
船首の分はやはりちょっと小さい感じがします、船尾の分はこれでも良さそうです。
うーん、どうしようかと悩みましたが「大きすぎるよりはまだましかも」と言うことで「ま、いいか」にしました。
船体を綺麗にしたところで貼り付けることにします。

<追記>
今日ステッカー屋さんのサイトを見たら注意書きが追加されていて文字の大きさは一番大きな字のサイズになりますって書かれていました。
これが普通の感覚ですよね。

2016/04/03

ヤンマーYC ウォーターポンプ インペラー交換

event_note4月 03, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
  •  長くほったらかしのエンジン、ウォータポンプのインペラーも交換が必要だろうとエンジンからポンプの取り外し作業開始。
 
(はい、この写真の緑青まみれの部品がウォータポンプです。)
ホースがくっ付いているのでホースクランプを緩めて、本体の止めネジを外してなんてやってる最中にクランプを緩めていないエンジン側のホースが外れてしまいました。
ま、そんなことがありながらも取り外し完了。
 インペラーを取り替えるため裏蓋を見てみると緑青まみれですが取り付けビス6本の内2本は頭が有りません。
最初はこの2本は位置決めピンかと思ったんですがやはり締めすぎてねじ切ったままほったらかしになってたようです。
 裏蓋を外したところがこの状態、なにやら白い結晶物が付いています。
インペラーは回るのでインペラーと裏蓋の間に析出したようです。
この結晶物を取り除いてインペラーを外そうとしましたが固着していて動いてくれません。
仕方が無いのでゴムの部分を無理やり引っぺがして残った真鍮製のスリーブ部分をレンチで咥えて何とか取り外しが出来ました。
写真はゴムの部分だけになったインペラーと裏蓋です。
 この後、中を見てびっくり!、なんと入り口か出口かよく判りませんが一方の穴は完全に白い固体で詰まっています。
これでは絶対に冷却水は上がってきませんね。 インペラー交換を思い立たずにそのまま使っていたらひどい目に遭うところでした。
 ここはドリルの歯を使ってゴリゴリと回して開通。

中を綺麗に掃除して新しいインペラーを取り付け、裏蓋内側も#1500のサンドペーパーで綺麗にし、新しいパッキンを使って組み上げました。
この辺は急いでいて写真無し。

 
さて、取り付けと思って冷却水パイプを触ったらなんとぷらぷら状態。
え?、と思ってよく見るとサーモスタットに接続されている部分が切れて破けています。
エンジンが錆び錆びなのもきっとここからもれた海水でやられたに違いないと納得してしまいました。
 
ホースを外してさらによく見るとクランプを緩めもしないのにすっぽ抜けた部分はビニールホースが使ってあって熱でやられて硬化してしまっています。
やれやれ、このホース類も全部取り替えの必要があるようです。
さすがにこんなホースは近くのホームセンターには置いてないのでしばらくポンプの取り付けもお預けです。

さてゴムホース探さなきゃ。

2016/04/02

ヨットエンジン(ヤンマーYC) オイルフィルター清掃

event_note4月 02, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 オイルを抜いたついでにオイルフィルターの清掃をすることにしました。
清掃と言うのはこのヤンマーYCエンジンには交換式の濾紙を使ったフィルターではなく繰り返し使える金属製のフィルターが使われているからです。
これが入手したマニュアルのオイルフィルターのページ。


まずは作業に入る前に、前準備。
この船エンジンの真下に深ーい谷があります。
これキールが下に延びてる部分なんですがここに物を落としたら回収するのに難渋しそうというか回収不可能かもしれません。

そんな訳で部品とか工具を落 としても大丈夫なようにエンジンの下にネットを張りました。
使ったのは園芸用か何かのプラスティックのメッシュシートです。
案の定、ネジを1回、スパナーを1回落としましたが事なきを得ました。
備えあれば憂いなしを実感。

 早速ネジを緩めてフィルターを取り外しました。
まだ見たことが無かったので金属の金網が使われていると思っていましたが薄い金属板を何枚も重ねて重なった隙間にオイルを通してごみを濾しているようです。
外側のつまみを回転させると櫛の歯のような部分でごみを落とすようになっています。
長い間清掃がされていなかったようで何やらきらきら光る金属の屑のようなものとか赤い色の屑がくっ付いて出てきました。
オーリングは完全にへたっていて平らになっていました。

さて、何で洗おうかと思いましたが手持ちのブレーキクリーナーのスプレーで綺麗にしてあげました。
真っ黒どろどろと表現したほうがいいような汚れが出てきました。

綺麗になったところではオ-リングを新しいものにして取り付けます。
このオーリングは買っていなかったのですが幸い買い寄せていた燃料フィルター用のオーリングと同じものだと判りこれを使いました。

これで後は新しいオイルを入れるだけになりましたが嫁さんと夜桜見物の約束をしてるので時間切れです。
でも、金属の粉とか赤い粉はどこから出たんでしょうね? 少し気になります。