今日も暑くってテレビではさすがに船内での作業は控えろとまでは言ってませんが熱中症予防のため運動は控えろなんて余計なお世話と言いたくなるような言葉を繰り返しています。
私の方は暑さにめげずに準備が出来たのでエンジンの横持作業開始です。
まずは吊り上げ架台と輸送用エンジンマウントを船内に持ち込みます。
吊り上げ架台はエンジンのを跨ぐように設置して足の下には水道用塩ビ管を切ったころを敷いておきます。
(実はこの架台、前回紹介した後に2x4一枚だけでは心配だったので上っかわにもう一枚2X4材を追加しています。)
次にエンジン本体に付いている吊り上げ用のアイボルトを取り外して代わりに冶具から下ろした長ねじを締めみ、回り止めのためナットをしっかり締めておきます。
こんな形になって後は架台上側のナットをまわしてエンジンを持ち上げるだけ。
私はごく普通の眼鏡レンチを使って回しましたが回しては位置を変えてと結構面倒くさいうえに力も要るし汗びっしょり、ラチェット式の眼鏡レンチがあったら少しは楽だったんでしょうけどね。
ひたすら回し続けてやっとここまで上がってきました。
このアイボルトは重心から少し外れたところにあるようでお尻(ギアボックス側)の方が下がってしまいます。
目いっぱい持ち上げたところでキャビン側にずらします。これはころのおかげで割合簡単に動かすことが出来ました。
ただお尻が下がっているのでプロペラシャフトとのカップリングフランジが引っ掛かってしまいましたが一番大きな眼鏡レンチをてこに使って持ち上げてクリアー出来ました。積み込みの時には架台の足の下にもう一枚2X4材を追加して高くした方が良さそうです。
これで無事キャビンハッチ真下に移動出来ました。
上から見るとこんな感じでキャビンの床いっぱいです、あわよくばキャビンの中で整備作業をとも思っていたんですがこれでは無理ですね。
あとは下ろすだけ、
下に移動用マウントをセットしてナットを逆回しして下ろします。
今度は眼鏡レンチを位置替えすることなく360度回せるし力もあまり要らないので楽ちんです。マウントも寸法を間違わずに出来ていたようで取り付けねじ4本がすんなり入ってくれました、やったね。
最後は吊り上げ架台を外してアイボルトを取り付けて横持作業完了です。
これでクレーンをお願いして船外へ吊り出し軽トラに乗っけてもらうだけになりました。
すぐにでも船から降ろしたいところですが そこはあまり計画性のない私、家に持ち帰ったときに家でどうやって荷下ろしをするのかとその後の移動手段をまだしっかり考えていなかったので今から急いで準備しなきゃいけないんです。
ま、先が見えてきたのでとりあえず乾杯です。