今回は綺麗に作るぞと息巻いてたキャビン扉、塗装の段階になったのですが---。
まずは、しっかり防水ということで前回と同じくエポキシプライマーP200を塗布、硬化を待って軽くサンディング。
次はエポキシコートの番、前回使ったE206Sは硬化が遅そうなのでシステムスリーのエポキシと冬用の硬化剤を使ってみました。
今度はこれが失敗、気温16度でも気に入らないらしく塗布している最中に熱暴走、水で冷やしましたが問題は刷毛にも発生、刷毛が暖かくなってきて含んだエポキシもどんどん粘度が高くなってきます。
えい、コノヤローと慌てて塗りましたが途中でダウン、塗れなくなってしまいました。
仕方が無いのでエポキシを作り直し刷毛も新しいものに変えて続きを塗りましたがダウンする直前の部分は粘度が高くなったエポキシのためごてごて凸凹の塗面になってしまいました。
やれやれ、またサンドペーパーで平らにする仕事が増えてしまいました。
この扉、一番簡単だと思っていたのに一番手こずる仕事になってしまいました。
もー、いやになってしまいます。
<追伸>
ボンドのE206W、硬化が遅いと思っていましたが実はしっかり硬化してて表面にべたつきが残っているだけでした。
メーカーさんに原因と対策を問い合わせてみました。
回答は硬化剤のアミン成分のブリードが原因と考えられるとのこと。
樹脂の設計がクラック部への注入補修用途のため硬化後の表面意匠は考慮されていないとのことで対策は無いとのことでした。
これでお湯で拭いたらべたつきが無くなること納得。
システムスリーのエポキシもべたつきが発生しますがこれもアミンブラッシングとのことで発生したら温水で拭くようにとマニュアルに記載されています。
両方ともべたつきは出たり出なかったりなので出た時は温水で拭くしかなさそうです。