テニスも出来ないし、船も動かせないし、正直言って毎日暇です。
やってることと言えば週2,3回のリハビリ通院くらい、通院だけではなく家でも自主的にやってはいますが朝から晩までやれるわけないし。
現状はというと主目的だった肘の腱移植部分は割と順調な回復で手術前に心配していた可動範囲もほぼ100%近くまで回復、ただ医者からはまだ負荷を掛けてはいけないと言われていて重たいものは持てません。「限度はビール入ったグラスまで、大ジョッキはダメ」とのこと、嘘です、医者がこんなこと言う訳ないですよね。
実際のところ家では1L紙パックの牛乳を持つ程度にとどめています。
肘の順調さと裏腹になかなか回復しないのが手と指の動き、物を握ろうにもこの程度までしか握れないので細いものを握るのは難しいです。
リハビリだとおもって右手で箸を持って食事していても疲れてしまうと左手になってしまいます。
握力も10㎏程度くらいしかないのでペットボトルのキャップを開けるのは左手のお世話になるしかありません。
肘内側を切開した影響で腕先の筋肉と腱の動きが悪くなっているのも一因ですがもう一つ影響しているのが手首から先の腫れ。 左右比べるとこんなに指の太さが違います。
医者にどのくらいの期間で腫れが引くのか訊ねてみましたが人それぞれですが2,3カ月くらいですかねとのこと、う~ん、長い。
また肩も腕を横方向に上げると痛いし不自由この上なし。
細かいこと、重たいもの、高いとこ、などの世話になっています。
そんなわけで買い物に行っても重たい荷物を持つのは嫁さんですからはたから見たらひどい旦那に見えてることでしょうね。
そんなわけで病院でのリハビリも今のところ指の動きが中心、グーを握るとでリハビリの先生が上から包み込む感じでぎゅ~、手の甲も痛いんですが肘の後ろ上側も痛いんですよね。
最初はなぜこうなるのか判らなかったんですが指を伸ばす側の腱と筋が固くなっていてこの筋肉の先っぽが肘関節上側の骨にくっついているからだとか。
ついでに説明すると指を曲げる筋肉も同じように肘上側の骨にくっついてるそうです。
ひじの手術して指の動きが影響を受けることもこれで納得。
指と同じように手首の動きも悪く、手の甲側に十分曲がってくれませんから腕立て伏せのような形で手のひらを台について肘を伸ばしてぎゅ~、これも痛いんですよね。
この他にも肩関節回りのメニューなどいろいろありますが全部書いたらきりが無いので省略。
家で自主リハビリ(DIYになるかな?)でやってるのも上で紹介した指回りのメニューが中心になりますがなかなか目に見えるような効果が出てこず気長にやるしかないようです。
面白いのはランニングの許可が出たので軽いジョギングを始めましたが走り出して汗をかき始めた頃から指の動きが良くなってきます。多分血行が良くなり固くなった筋肉が少しほぐれるからではないかと思いますが、「よしよし良いじゃないか」と思っていても家に戻ってシャワーを浴び、体が冷えてくる頃にはまた元に戻ってしまい効果が持続しないのが残念です。
とにかく指と手首の動きが良くならないと軽作業も出来ませんからリハビリに精を出すしかないですね。 頑張りましょう!