船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/06/24

北海道旅行 24日目 タウシュベツ川橋梁

event_note6月 24, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum1 comment
今日は朝からコーヒーをKさん夫妻と一緒にした後次の目的地に向かわれるとのことで朝のコーヒーを一緒した後にお見送り。われわれは少し遅れてタウシュベツ川橋梁の見物に出発です。
この橋は旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋でダムが作られたときに湖底に沈んでしまったものだそうで、水かさが少ない時期にはすぐ近くまで歩いて行くことが出来ます。
ただそこまでアクセスする林道は入り口に鍵がかかっているので「十勝西部森林管理署東大雪支所」という長ったらしい名前の役所に行って鍵を借りないといけません。
ということは橋を見た後には当然鍵を返しに行かなきゃいけないことになって最低でも半日の見学時間が必要です。

面倒臭いなと思いながらもせっかく見に行くんだったら傍まで行った方が良いよねということでこのお役所に行き鍵を借りました。(鍵の本数は4全部で19本あって出払ってしまうと借りれないそうです。)

現地について林道入り口のカギを開けて林道に入り砂利道を走って橋の近くの駐車場に到着、ここから橋までは歩きですが嫁さんしっかりクマよけの鈴を腰に付けていました。
駐車場から橋までの距離はさほどなくすぐに視界が開けて橋と周囲の景色が目に飛び込んできます。ただ最初に見える橋の形はこんな風なんでアーチ橋だとは分かりません。
ここから石ころの上を歩いて下に行くとローマの水道橋のようなアーチ形の橋の全体が見えてきます。
ボロボロになったコンクリートの肌が哀愁を誘いますが私がもっと感動したのがこれ、ダムに沈んだ今も残っている大木の切株、こんなのがずーっと向こうのほうまで続いています。こんな大きな木の森が消えちゃったんですね。
それにしてもコンクリートですらボロボロになってしまっているのにしっかり原型を留めている木の強さにびっくりさせられます。
私抜きの写真も有ってそちらの方がより芸術的なんですが切株の大きさが分からないので目障りだとは思いますがこちらにしました。
この景色ももう暫くしたら雪解け水で増水して見られなくなるんだなと思いながらここを後にしました。
私の橋に関する説明がいい加減だったんで帰り道のタウシュベツ川橋梁展望台にあった説明版の写真をアップしておきます。
長ったらしい名前のお役所に鍵を返却して一旦トレーラーに戻り遅い昼食を済ませて次の目的地「穂別キャンプ場」を目指します。
ここからの移動時間は約3時間、一気に走って着いた時には6時過ぎ、受付は5時までしか居ないとのことだったんで事前に電話で話をしたら空いてる好きな場所に入れておいてとのこと。
着いてみたらオートキャンプサイトは個別に杉の木を並べた境界で区切られていて入り口も狭くトレーラーを押し込むにはあまりうれしくない設計。
押し込み易いサイトを選んでやっと押し込んだ時には日も暮れかかりこんな状態。
写真で見ると入り口も広くって簡単そうなんですけどね。
ここは電源使用量も込みの料金だしゴミも引き取ってくれると条件は良いんで嫁さんの計画ではここで3泊の予定。

トレーラーをセットした後は近くにある温泉(何温泉だったか忘れちゃいました)に行きさっぱりしたところで1杯タイム、気持ち良くなったところで焚火、いやー、炎を見てると心が和むし、嫁さんともども大満足で一日が終りました。