キャビンの床を取っ払って塗装をした後は内装関連の他の作業が終わってしまうまでそのままにしておこうかと思っていましたが傾いた船底では足場が悪く「おっとっと」となることもしばしば。
危険予防のため仮の床を張っておくことにしました。
使った材料は構造用12mm合板、船底の形に合わせて電動丸鋸で切り出して船の中に持ち込みました。(採寸は船の前後方向20cm間隔で幅方向を測って点を繋げました。)
カンナを使ったちょっとした手直しは有りましたがすんなり収まってくれねじ止めの必要も無さそうです。
お蔭で歩くのが楽になりました。やっぱり床は平らじゃなきゃいけませんね。
仮床を張る作業が思ったよりすんなり終わって時間が余ったので船尾側物入の床を外してみることに。
この床の下をステンレスパイプの排気管が通っているんですが途中で繋いであるみたいだし、排気口接続部のサイズも調べてウォーターロックから排気出口まで一気通貫のゴムホースに変えれないかチェックしたかったんです。
物入の床は3分割されていますが排気管の真上にある中央部分は舵輪からのリンクが取り付けられているので外せません。代わりに排気管に近い右舷側の1/3を外して引っ張り出そうとしましたがどうこねくり回しても出てきてくれません。
引っ張り出すのは諦め邪魔にならない所に動かしてやっと排気管にアクセス出来るようになりました。これ狭い物入の中に腹這いになっての作業なのでとっても疲れました。
最終的にはちゃんと測ってみないと判りませんが排気口とステンレスパイプの接続部を見た感じではゴムホースが直接接続出来そうです。 よしよし😊
ただ気に入らないのはエンジン側から排気口までは上り勾配になっていること、ここに冷却水が滞留しそうです。(左側が船尾、右側がエンジン側です)
で、エンジンルーム後方のバルクヘッド貫通穴をもっと上に開けなきゃという結論が出たところで本日終了。
40年間これでも問題なかったんだしそのままでもいいんじゃないとの声も聞こえてきますが福島原発でも何十年も問題なかったのに事故を起こしちゃったし、なんと言っても趣味の世界は自己満足が重要ですからね。