車庫の壁張りなどで船作りのほうは中断していましたが、この中断の最中に梅雨入りしてしまいました。 壁は張っても雨が直接降り込まないだけという作りですから湿気は外と同じです。 雨の日など車庫の中においている紙類はしっとりふにゃふにゃになってしまいます。 この湿った空気の中でのエポキシでの接着とかコーティングは問題を起こさないのかが目下の悩みの種。 ちょいとウェッブで調べてみ
ましたが、 湿気の多い日のエポキシは硬化しても強度は半分とか、 表面が白化する(Blushingと呼ぶそうです)けど硬化強度には問題ないとか、 エポキシ接着剤は湿潤面接着性に優れる、 挙句の果てには、水中硬化型のエポキシ接着剤まで出てきたりして、 みんな好き勝手なことを言ってるようで判断がつきません。 悩んでても仕様がないので自分に都合がいいように解釈、
1、接着には問題なし、接着部材料の中の湿気は乾いた日に他の部分から逃げる。
2、でもコーティングなどは木材内部に湿気を閉じ込めてしまうので比較的湿度の低い日に限定。
3、目安は作業場に置いた紙がふにゃふにゃではないこと。
の3項目を守って作業をすることにしました。 で、梅雨入り後最初の作業が写真のように後部浮力タンク(後部シートを兼ねる)の仮接着です。
材料は銅線で船体にステッチしてありますが、こんな風に接着剤をちょん付けし、こいつが固まった後で銅線を引っこ抜きます。 その後、本格的にパテを盛って接着してしまいます。 2度手間のようですが急がば回れでこの方法が簡単確実最速のようです。 仮接着が固まってしまえば銅線はニッパーなどでパチパチ切って楽に抜けるし、パテ付けは銅線も無く材料も動かないのでやりやすいし そのまま一気にガラステープ貼りまで進むことが出来ます。 一度だけ銅線の上からパテを付けて固まってから銅線を抜いたことがありますが結構大変でした。 抜いた穴も残ってしまうしね。 人それぞれなんでしょうが私にはこの方法が合ってるようです。
エポキシですが。私もTomisanさんと同じ様な考えで製作しました。エポキシ接着剤は母材が湿度を吸収しなければは高湿状態でも強度は落ちない様です。が木材のように母材が湿度を吸収するものには乾燥時に接着すると言うのが一般的の様ですね。それとコーティング時大事なのは表面が汚れていたり油分が有るとコーティングはきれいに出来ません。エポキシがはじかれてぶつぶつ状態になったりします。思ったより清浄度が必要でした。えらく苦労しました。おかげで木目は出せず、全面塗装する事になりました。失敗談より。