船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/04/22

水中クリート?フローティングクリート?

event_note4月 22, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
水中クリート?フローティングクリート?
正しくはなんて呼ぶのか知りませんがバーチ合板の端材でこんなのを作ってみました。
船の後のほうにいながらアンカーを上げ下げする小道具です。
糸巻きのようですがこれについてるロープは舳先に結び付けておき、クリートを後まで持ってきておいて長穴にアンカーロープを結わえます。
これで後でアンカーを下ろしたら船が流れた後は舳先にアンカーが効くことになります。 アンカーロープの残りは後に残したままです。
アンカーを上げるときは後に残したアンカーロープを引けばクリートが手元に来るのでロープを外して後でアンカーの引き上げが出来ます。
と言うことでアンカーの上げ下げに舳先まで行く必要が無くなり、ベンチに腰を下ろしたまま上げれるので安全便利です。 
我が家の場合、これがあればアンカーの上げ下ろしに前に座っている嫁さんの手を煩わすことが無くなります。

な~んて効能を書きましたが、正直なところこんなクリートを作らなくても単純に舳先に結んだロープの先っぽを輪っかにしておいてそこにアンカーロープを結わえるだけでも用は足しそうです。
ま、半分暇つぶしですから。
ただ、ロープと違いクリートにしておけばアンカーロープをチチワ状に絡めるだけなので結わえと解きは簡単です。 釣りなんかで頻繁に場所を移動するときには便利かもしれませんね。

まずはドリルでロープ穴と糸巻き状のくびれた部分になるところに穴を開けてこの後のこぎりで切り出して形を整えます。
角をヤスリとサンドペーパーで丸めたら塗装です。
 塗装は刷毛を出したりすると面倒なので油揚げよろしくウレタンニスの容器の中に突っ込んで全体を浸してしまいました。
しばらく滲みるのをまって引き上げて乾燥。
 乾燥したらロープを結びつけて完成です。

嫁さんが「これなーに?」って聞くのでロープを使って実演、なかなか言葉だけでは説明が難しいですからね。
  
まずアンカーロープを長穴に通して、
次に通した部分を両側からまわしてチチワにして、
しっかり引っ張ればこれで結束完了。
アンカー側と舳先側のロープにテンションがかかっても滑りません。

実演してみて判ったのは長穴である必要は無く、逆にロープが2本通せる大きさの丸穴のほうが作りやすいし、チチワの効きも良さそうです。

でもまた持っていくものが増えてしまいました。