船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/05/29

SB2 ギャレー どう作りましょう

event_note5月 29, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
さて次はメインキャビンの整備の番ですが何処から手をつけましょうということで一番大変そうで他に及ぼす影響が大きそうなギャレーからやってみることにしました。
このギャレー横幅が狭いのでアレンジに苦労しそうです。
上側のキャビネットは取り払っています。
この船、建造時の航海用の計器は遠洋航海にも対応できそうな当時の最新機器満載だったのに対してギャレーは小さくちょいとそこまでに対応している感じ。
下二つが我が家に来た時のその写真です。

先ず最初の難関がこのガスコンロ用ジンバル、寸法を測ると265Wx270Dmmとかなり小さくここに収まるガスコンロが見当たりません。
燃料のことを考えるとカセットガスのコンロを使いたいところですがほとんどの製品が巾350mm以上、100歩譲ってプロパンガスのコンロを探しても一番小さいのが巾272mm奥行270mm、惜しいことに幅が数mmオーバーしています。
奥の方にガスホースを通していたと思われる穴があるので建造当時はこのジンバルに乗るような小さなプロパンガスのコンロが有ったんでしょうね。
それならばとジンバルを外してみてもおけるコンロは335mmの幅が限度。
「もう、どうしたらいいのよ」と言いたくなってしまいます。
電子レンジなどの設置なども考えるとギャレースペースの幅を広げてジンバルを作り直すのが一番良さそうですが 
左側の隔壁が船体にくっ付いていて移動は簡単ではなさそうです。
あ~、困った!

次に困るのが水タンクが有りません。
足元に足踏みのポンプが設置されていた跡は有るのですが水タンクはどこに置いてあったんでしょうね?
シンクの下の扉の中かもと思いますがここにはそんなに大きな水タンクは置けそうにないし???
18Lポリタンクを突っ込んでみたら入るんでしょうか?

なんて悩みながらもう少しばらしてみたらいい案が浮かぶかもということで扉とかカウンタートップも取り外してみました。


ここで止まってしまったのはコンロ周りのデコラ板(メラミン化粧板)が接着されているようで外せなかったからです。
これを無理やり外してしまうとルビコン川を渡ってしまうことになって引き返せなくなってしまいそう。
ここで時間切れですが帰り際にシンク下に18Lポリタンクを突っ込んでみました。

扉部分から入るには入りますが力が落ちてきた私には満杯にした18kgのポリタンを持ち込んでセットするのは骨が折れそうです。

これらの写真を脇で見ていた嫁さん「ちまちま外さずにがばっと全部外してしまえば」だって。確かに自由度は上がりますが1から作るのって大変なんですよね。

さてどうしましょう、
上部キャビネットも含めてもとに戻してジンバルだけ作り直すのが一番楽ちんですがそれではあまり面白みが無いし、
硬いメラミン化粧板の加工が自分でちゃんと出来そうだったら1からやり直してみても面白そうですけどね。
と、悩みながら1杯が2杯---となりそう。