このトレーラーにはルーフベンチレーターファンが付いていますが突風にあおられて壊れたとかでフードが割れていました。
義弟がテープで修理をしていましがちょっと心もとないので修理をやり直そうとテープを剥いだら粉々状態に。
エポキシとガラスクロスで再生をしようとも思いましたが大変そうなので諦め、新しいものを購入することにしました。
通販で買いましたが送料を入れると7,660、高っ!
ネットで調べるとアメリカでは20ドルちょっとで売っていました。
ま、送料とかいろんな手続きを考えるとこの値段も仕方ないのかもしれませんね。
ついでに雨の心配をしなくていいようにマックスエアー ルーフベントカバーなるフードも買いました。
さて本体はこんな風に接着剤とコーキング剤にまみれています。
ほかの個所と同じでこのファンにも屋根との接合面には粘土状のパテが使われていてこれを清掃したら取り付けフランジはうねうね状態。
この状態で屋根にべたっと取り付けてもまた雨漏りしそうなので少し取り付け部分を高くしてあげようかと思っています。
開口部に土手を作ってこの土手の上にファンを取り付けるイメージです。
ただそうすると問題になるのが室内側のエスカッション、開口部をカバーする枠なんですが土手を作るとその分高さが足りなくなってしまいます。
ということでエスカッションの高さを増やすことにしました。
材料に何を使おうかと考えてるときに目についたのが屋根のベニヤを切ったときの幅2cm長さ2mほどの残り、これを使うことにしました。
こんな風にマスキングテープを使って留めた後にエポキシのパテを使って接着と整形を行います。
ついでにコーナーの部分が欠けていたので修理をしておくことにしました。 幸いかけらは残っています。この修理方法は私がよく使う手です。
まず、欠けた部分を合わせて割れ目をハンダ鏝を使って溶かします。
こうすると溶けたプラスティックで欠けた部分がくっつきます。
力がかからない部分であればこの上からエポキシを流して固めればいいのですが今回は念のため補強を入れておくことにします。
補強には細い真鍮釘の頭をとったものを使いました。
これを適当な場所においてハンダ鏝で押さえます。
しばらくすると鏝の熱が伝わり熱くなってプラスティックを溶かしてめり込んでいきます。
最後はこの上からエポキシパテをあてて固めて整形すれば完成です。
ここまでやっておけばそう簡単には割れません。