Y-28時津に持って来る前にやっておかなきゃいけないのが行って来いのロープをつなぐ位置を沖に出すこと。
船の長さが26フィートから28フィートと長くなるのでその差2フィート分係船ロープをつなぐ位置を沖に出しておかないと鼻先を岸壁に擦りつけることになってしまいます。
現在はアンカーロープの先端に行って来いの滑車が付いているのでアンカーの位置を沖に出せれば一番いいのですが港の海底はロープが入り乱れているはずですから簡単にはいかないでしょう。次善の策でアンカーは動かさずアンカーロープに係船ロープをつなぐ位置を沖側に出すことにしました。
さてどうやればアンカーロープの途中に係船ロープをつなぐ足がかりが出来るか検討してる最中に大村ヨットクラブの田川さんからロープをぐるぐる巻き付けたら引けば引くほど締まって動かない結び方が有るよと教わりました。
調べてみるとプルージック結びというやつで輪にしたロープをちちわの要領で何度も巻き付けるという方法で引けば引くほど強く締るというものです。

これだったらアンカーロープはそのままで割と簡単に枝ロープの取り付けが出来そうです。
方法が決まったところで実践、作業にかかります。
作業するにはアンカーロープ終端に付けている浮きの所まで行かなきゃいけませんがSB2の前オーナーが港にディンギーを置かれてるのでそれを使わせていただきました。
沖に出て接続予定位置のアンカーロープを引き上げてみるとしっかり藻が付いています。
このままじゃ滑りやすいかもねと言うことでブラシでゴシゴシ、藻はしっかりロープに根を張っているようでなかなか綺麗になりません。 ある程度落ちたところで「ま、いいか」にしてしまいました。
ここで足がかりロープの巻き付け、ロープは14mmのナイロン8打ちロープを使いました。
アンカーロープを足で押さえてしっかり引きながらぐるぐると4回巻です。
ブルージック結びの弱点は引けば引くほど締まるの真逆で引かない時には緩んでしまうこと。 そうなると位置がずれてしまう可能性も有る訳でこれを阻止するためにもう一つ手を打っておくことにしました。
その手というのが輪にするため左右のロープを結んでいますがこの先端をホースクランプでアンカーロープといっしょに締め上げてしまうこと。
これだけやっておけば緩んだ時でもまず動くことは無いでしょう。
あとは出来た輪っかの中に行って来いの滑車とブイを取り付けて1本目が完成。
要領が分かったところでもう一方の作業、アンカーロープを引き上げてみると何とこちらは細いロープの2本使いとなっていました。 10mmですかね。
そこは悩まず2本のロープの上から同じように14mmロープをプルージック結びで巻き付け両端はホースバンドで締め付けておきました。
これで行って来い係船ロープの先っぽの位置が1m以上沖の方になりY-28を持って来る準備が整いました。
ここまで書いててふと気付いたことが1つ。
行って来いの滑車は今までと同じようににプルージック結びの輪のすぐ近くに結び付けましたがそうすると滑車は常に海水の中、フジツボに住処を提供することになってしまいます。
フジツボやらカキの付着でロープの動きが悪くなることもしょっちゅうでした。
アンカーロープとの接続を出来るだけ沖の方にと思ってそうしてたんですがよくよく考えると
滑車は何も接続点近くに在る必要はなく接続点さえ同じ場所であればどの位置でも力のかかり方は同じ、海面より上でもなんら問題は無いということになります。
何故こんな簡単なことに気付かなかったんでしょうね。
ただそうするためには船側で戻ってきたロープを支える位置が高い所にないといけませんけどいままで少し低かったので空中に出す発想が出ませんでした。
気付いたら善は急げ、早速港に行って滑車をつないでるロープを長いものに交換、ついでに浮も付けておきました。
これで係船ロープを引っ張ってみると、はいちゃんと滑車は海の上、これでフジツボとカキに悩まされることが無くなりそうです。
さてこれで船を今までより1m程沖に出せるようになったのでY-28も鼻をぶつける心配は少なくなったはずです。 早くY-28持って来なきゃ。