船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2026/05/22

九州一周 26,27日目 宗像大島で足止め

event_note5月 22, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月21日

今日は南東の風で雨、特にやることも無く船の中で過ごしますが困るのは船がとんでもなく揺れること。停泊している港の港口は南東に開いてはいますが波を見る限りさほどの高さではありません。にもかかわらず早いピッチで左右に15~20度ほどと大きく揺れます。
スチロバールを岸壁との間に入れてはいますが大きく傾いた時はガンネルが岸壁に当たりそうになるほど。波の周期と共振してるのかもしれませんが何でこんなに揺れるんでしょうね。


あまりに揺れが酷いので漁港側に移れないか漁協に行き問い合わせたら若い職員が上司に聞きに行ってくれました。
上司は「うみんぐ」と一言だけ、うみんぐとは海の駅がある施設でそちらの桟橋に行くように言えとの意味です。 若い職員は申し訳なさそうに「やはり漁港の方は無理なので費用がかかるけどうみんぐを検討してみてくれ」と回答してくれました。
仕方がないですね、そのあしでうみんぐの桟橋の様子を見に行きましたが風当たりも波の状況歩ほぼ同じなのできっと移っても効果ないよねと言うことで今のまま我慢することにしました。風の予報は夜になると風向きが変わり明日は北東の風になるようなので夜までの我慢です。

昼は船の中でスパゲッティを茹でて済ませその後宗像大社の1つ中津宮に参拝、





夜は三国屋さんで風呂を頂きその足で海宝丸へ。
店内は気取らないというか気取らなさすぎでかえって良い感じ。

刺身定食を頼みましたが出てきた料理の量は半端じゃありません。
刺身だけでも食べきらないくらいの量に加えて煮魚、焼き魚さらに小鉢数種と絶対に私のお腹には収まり切れない量。

客は我々二人だけ、大将はなかなかの話好きで我々が食べてる間前に座っていろんな話をしてくれましたがヨット乗りにはなかなか理解があって福岡のヨットクラブの時などは沢山のヨットマンが来てくれたとか、大島に来るヨットは三国屋さんで風呂、この店で食事が定番だとか話してくれました。
酒もヨット乗りが持って来て残していった焼酎があるから勝手に飲んでいいよとのこと、有難く頂きました。
当然食べきれませんでしたが沢山残るのは想定内のようで持ち帰り用の折も沢山準備してありました。
昨日の店とは大違いでした。
重たくなったお腹を抱えて揺れる船に戻り本日終了。

5月22日

夜中に風向きも変わり船の揺れもだいぶ収まりました。揺れても離岸風で岸壁から離れているので心配はありません。
今日は雨も上がったので自転車で島内観光です。フェリー乗り場には電動アシスト付きのレンタル自転車もありますが我々は自前の折り畳み自転車。

まず目指すのは島の反対側にある沖津宮遙拝所、レンタル自転車を貸し出してたお姉さんはここまではすんなり行けるよと言ってましたがそれは電動アシスト付きの話、我々のチャリではそうはいきません。上り坂では押して歩く場所もありましたが遙拝所到着です。





沖ノ島には簡単に行けないし行っても上陸できないからここから参拝することになったんでしょうね。
天気が良ければ沖ノ島が見えるそうですがこの日は曇り空で全く見ることは出来ませんでした。

この後は少し足を延ばして砲台跡、カナディアン乗馬クラブ、風車展望台へ、生憎ずっと上りが続いて自転車は押してばかり、ま軽いからさほど苦にはなりませんけど。

風車展望台を目指していくとまず最初にカナディアン乗馬クラブ、この馬ははりぼて、
こちらは本物、

さらに進んで砲台跡に着きましたがその手前には日本海海戦死没者の慰霊碑、ロシア側戦死者4千数百人、日本側百数十人、大勝利とは言え沢山の人が無くなったんですね。

このすぐ近くに砲台跡、監視所と3か所の砲台跡が残っていました。




ここから少し先に行くと風車展望台、何故ここに風車が無きゃいけないのか理解できませんがーー、風車は風ではなくモーターで回っていました。

これで大島観光は終わり、帰りは下りがほとんどですから楽ちんです。
お昼は三国屋旅館女将のお勧めの喫茶サン・ピエールでと思い立ち寄りましたがこの日はお休み、港傍のお土産店で大島名物というアカモクうどんと鯖カツおなりました。安くて美味しかったです。

明日の朝食のパンと牛乳が無いということで農協の売店に行きましたが食パンは280円程、牛乳は380円ちょいと島価格、皆さん日常の買い物は連絡船で対岸まで行かれているんでしょうね。

夕方は女将さんへの挨拶も兼ねて三国屋さんでお風呂、女将さんも待たれていたようでいつもより遅く行ったので「あら、今日は来んのかなと思とった」とのこと。毎日お世話になり有難うございました。写真を撮っていなかったので1枚。我々ヨット乗りの為にももう少し頑張ってくださいね。

夕食は船の中で海宝丸から持ち帰っていた煮魚と焼き魚で済ませて大島観光の1日が終了です。



2026/05/20

九州一周 25日目 門司・田野浦港から関門海峡を抜け宗像大島へ

event_note5月 20, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月20日

今日は関門海峡を通過して宗像大島まで向かいます。
関門海峡の潮が西流れに変わるのが8:47、船の中で少しゆっくり朝食を取って8:15に出航しました。ここ田野浦港は関門海峡のすぐ近くに在るので時間調整は楽です。

港を出るとすぐに関門橋が待っています。


海峡の中央部分は本船航路になっていますが我々は左岸文字よりの航路外を走りました。


初めて通過する関門海峡と言うことで大きな船が行き交う中を走るのかなと緊張してたんですが海峡の幅も広く針尾瀬戸の西海橋下に比べればはるかに楽ちんでした。ちょっと拍子抜け。

この後は門司と下関の街並みが見えるところを走りますが何処はしりゃいいのと言うくらい幅も広く、西流れが始まって速度も7ノットと順調です。

関門海峡を抜けて響灘に出たところには風力発電の風車がずらりと並んでいましたが何故か回っているものは1基もありませんでした。
(写真では数基しか写っていませんが25基が並んでいます)

直ぐ傍まで近づくと大きいですね。

後は響灘を後ろからの風に押されて6ノット近辺で走り大島到着です。
大島には海の駅もあるんですが我々は片木さんが教えてくれたフェリー桟橋右側の虎マーク岸壁に着けました。明日明後日は強風の予報ですからここで足止めとな櫓ます。

到着して暫くたったら工場長がまたしてもどこかの旅館に電話を掛けてお風呂の問い合わせをやっています。電話をしていたのは三国屋旅館さん、素泊まりとお風呂をやってるそうです。
お風呂には5時半頃に行きその足で食事に行くことになりました。三国屋旅館に行くとここの女将さんは話し好き、色んな事を話してくれました。 
職場旅行など団体さんが多かった時代は繁盛したそうですが時代も変わり子供も後を継がないということなので一人で素泊まりとお風呂のていきょうだけをやってるそう。
大島に停泊するヨットからはほとんど風呂に来るんだとか。 食事は何処が良いか聞いたら海宝丸がいいけど予約じゃないと駄目みたいと話してくれました。

ということでお風呂が終わって海宝丸に飛び込んで食事出来ないか聞いてみると寝転がっていた店主が起き上がって「今日は漁に出て疲れたけん店はやらん」と返事して再びゴロン、明日はどうか聞いたら「明日ならよかよ」ということで6時に予約をしておきました。

仕方がないので工場長が予約を入れてた「ダイニングバーMIARE」へ、夜は定食のメニューは無いとのことでしたが作りますよとのことで刺身定食とビールを注文。
刺身一皿と後は漬物などの小さな皿だけでしたが料金は3.400円とちょっとびっくり。
仕方ないですがコスパは悪いですね。
工場長と二人料理の割に高かったよねとぶつぶつ言いながら船に戻りちょっと飲み直して1日が終わりました。


2026/05/19

九州一周 24日目 姫島から門司・田野浦港へ周防灘を1直線 エンジントラブル付きでした

event_note5月 19, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月19日

昨夜はどうしようかと思いながら寝ましたが早く目が覚めたので細心の風具合をチェック、今日の目的地門司までは風は6m時折7mほど吹きそうですがず~っと追い風、これだったら行けそうということで出港決定です。
朝食を済ませ7:00頃に出航、港を後にしますがさほど走らないうちにエンジン回転が落ちて止まってしまいました。 エンジンを再起動しようとセルモーターを回してみますが再起動する気配なし。あらら、昨日燃料タンクを外した時にエア噛んだんでしょうか?
エンジンルームの前板を外してエア抜きしようとすると燃料ポンプが動きません。YCの燃料ポンプは外付けの電磁ポンプなのでテスターを引っ張り出して12Vが来てるかチェックするとちゃんと電圧は在ります。今度はコイルの導通チェック、導通無し。はい、コイル断線です。

そうこうしているうちに船が流されて港の堤防のテトラポッドに近づいてきたのでとりあえずジブを上げて沖に出すことにしました。ついでにメインセイルもワンポイントリーフで上げて走らせるとこれでも4.5ノット程度で走ってくれます。
いっそのこと走らせながら修理とも思いましたが6mの追風では工場長では無理ということでヒーブツーで修理することにしました。修理出来なければあまり港から遠くに行かないところでアンカー打って118番、救助待ちですかね。

幸いなことにこの船は燃料タンクがエンジンより高い所に在るので燃料ポンプをバイパスすれば重力で燃料供給が出来そうです。
たしかこんな時のためにエンジンオーバーホールした時に使ったフュエールラインサイズ変換アダプターを積んでいたよねと予備パーツボックスをごそごそ、よかった~ありました。
こんなやつです。

燃料タンクからのホースは内径6mm、ポンプ出口からエンジン(フュエールフィルター)までのホースは内径8mmなのでこれが必要です。
燃料ポンプからホースを外す前に燃料タンク出口のカプラーを外しておきます。燃料ポンプから外した時に止めどもなく流れてくれるとこまりますからね。
燃料ポンプの両端からホースを外して2本を接続、
写真を撮っていれば良かったんですが無いのでこれで代用、判りますかね?


こんどはカプラーを燃料タンクに接続しなきゃいけないんですが簀子の間から船底に落ちてしまいました。やれやれ困ったもんです、仕方がないので燃料タンクと予備燃料ポリタンクを全て取り出してやっと拾い上げました。カプラーをつないで残るはエア抜き、さて上手く流れてくれるでしょうか?
フュエールフィルター上部のエア抜きバルブを開けますがすぐには燃料は出てこずやっぱりダメかと思い出した頃にゆっくり流れ出てきました。ここで泡が出なくなるまで燃料を抜いて、次は燃料噴射ポンプ入口のエア抜き。両方とも抜いた軽油は紙コップで受けてポリタンクに戻しました。
さてエンジン起動、はい1発で起動してくれてそのまま回り続けています。よかった~一安心です。

安心したところでお手洗い、やれやれと思いながらマリントイレに腰かけてたら外から聞こえる風の音が変わりました。何事かなと外を見て見ると工場長の姿が見えません、海に落ちたのかと大声で呼ぶとマスト付近から返事が返ってきました。良かったちゃんといました。
ただ船はヒーブツーから外れて収拾のつかない状態になっています、どうやら工場長がエンジンも直ったしということで自分でコースに乗せ直そうとしたみたいです。
流石にこればっかりは「勝手に動かさない、動かすなら一言言ってから」と激しく怒ってしまいました。危ないですからね。
もう一度ヒーブツーに戻す間に大きくヒールして部屋の中は工具、予備パーツ、その他が散乱してカオス状態、足の踏み場もありません。

ヒーブツーに戻したところで部屋の片づけ、結構時間が掛かりましたが片付けも終わりやっと走れます。
帆を上げたまま走ろうとしましたが後ろからの風が強く制御が難しいのでセイルを下ろして機走としました。今考えるとジブだけ上げて走る手も有ったんですけどね。

ここからは周防灘を一直線に突っ切って門司を目指します。周防灘の真ん中は沿岸5マイルでは走れない海域が在りますが今回は臨時航行区域変更の許可証が在るので違反せずに走れます。ただこのコースは本船用の航路と同じようなところを走るので大型の船の往来も多く見張りも気が抜けません。

16時を少し回った頃には関門海峡の潮の流れを示す潮流信号灯が見えてきました。
東(E)流れ

8ノット

逆潮(こっち向き)

次についに関門橋が見えて来て、

直ぐて前のコンテナ埠頭の先が田野浦港です。

え、本当にここ港なの?と思えるような入り口から大きな船の横を通って奥へ行くと使われていなさそうな船を見つけてそこに横抱きです。



この船はさほど古くなさそうでしたが船検の有効期間をしますラベルはすでに期限切れだったので動く可能性は無さそうです。

今日は船から出ずにここで夕食、ちょっとドタバタした1日が終わりました。
あ~疲れた。

ちなみに今日突っ切った周防灘のコースはこちら、緑が予定ラインで赤が実際の航跡です。


<追記>
今回はヒーブツー状態での修理でしたが賢明な船長だったらすぐにアンカー落としての修理とするんでしょうね、ちょっと反省。

2026/05/18

九州一周 23日目 別府から姫島へ

event_note5月 18, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月18日

朝起きて用を足しますがヨットハーバーのトイレはまだ使えず近くの公園の公衆トイレへ。
1泊7,700円も取るんだったらトイレだけでもなんとかしてくれと言いたいですよね。
朝食も済ませて7:30に出航です。

2026/05/17

九州一周 22日目 佐伯から別府へ 別府の夜はヒットパレードクラブ工場長はノリノリでした

event_note5月 17, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

5月17日

今日は佐伯から別府までの移動、佐賀関を通過しなきゃいけませんが猪平さんから「ここの潮は早いよ10時頃から逆潮に変わり12時頃は4ノット13時がピークで4.6ノット」とのアドバイスが在りました。佐賀関と対岸の佐田岬で潮が絞られて流れが速くなるんですね。

2026/05/16

九州一周 21日目 庵川から佐伯まで

event_note5月 16, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月16日

今日は庵川から佐伯まで、今回九州一周での最長レグで47マイルの距離です。
距離が長いのと何処に停泊するか決まっていないのでいつもより早めの6:00に庵川を出港しました。

2026/05/15

九州一周 20日目 宮崎から日向・庵川港へ

event_note5月 15, 2026 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5月15日

今日はしっかり楽しんだ宮崎を後にして日向市庵川港への移動です。
岸壁から離れて走り始めますが何やら外国からと思われるクルーズ船がタグボートを脇にして動いています。 宮崎の港湾事務所からはフェリーの入出港時は通行を避けるようにと言われていたので暫し様子見。
出航ではなく着岸作業中のようなので少し離れて通過、宮崎港を後にしました。

暫く走るとシーガイアの大きな建物が見えてきます。経営が行き詰ったと聞いていますが今はどうなってるんでしょうね。

この後は一直線に近い単調な走りなので飛行機仕掛けを出してみることに、道糸が短くなっているので船に載せていた2mm程度のポリエステルロープで延長して引っ張ります。
何でもいいから食いついてと思いながら走っていましたが後ろを振り返ってみると、あれ、飛行機が見えません。 一瞬何か食いついたのかと思ってロープを手繰りますがまったく手ごたえ無し。
最後まで巻き上げましたが道糸とヒコウキを結ぶ糸のところが切れて飛行機以降の仕掛けが無くなっていました。 残念この先の楽しみが無くなってしまいました。

長い海岸線の終わりには日向岬に細島灯台、ここを回り込んで湾の中へ、一番奥にある庵川漁港を目指します。
計画時点では細島港も検討しましたが近くに風呂が無く一番近いのはかどがわ温泉、ならいっそのこと一番近い港ということで庵川漁港を選択しました。
事前に漁協に停泊に着いて相談したら邪魔にならない所に置いてくれたらそれでいいよとの返事ももらっています。

庵川漁港に着くと漁協の対岸側から港内に突き出たと突堤が在りますがここに先に来たヨットが止まっていたので我々もそのお隣に着けることにしました。
着岸が終わって漁協に電話を入れると底だったら問題無いよとの返事が返ってきました。これで一安心。

一段落したところで軽油の買い出し、空になった10Lポリタンクが3個あるのでこれをもってガソリンスタンドに行くことに。
私は背負子にポリタンク2個をセットして背負い、工場長はバンジーコードでチャリのフレームに残り1個を括り付けて何やら得意げ。
出発前にスマホでガソリンスタンド(GS)の位置も確認、工場長も自分のスマホでGSの位置と今日行くかどがわ温泉の位置も確認していました。
チャリで港を出てGSへ、到着して後ろを見ますが工場長の姿が見えません。そのうちに来るだろうと思い先にポリタン2個に給油してもらいますが給油が終わってもまだ工場長の姿が見えません、何処行っちゃったんでしょうね? 気になるので工場長に電話を入れると「間違って温泉の方に来てしまった今からそっちに行く」との返事が返ってきました。
待つこと暫し、やっと工場長が現れましたが自転車でこけたと言って怪我をしています。おやおや痛そう。
やっと3個目のポリタンクに給油が終わり船に戻りますが2個約20kgのポリタンクを背負うとさすがに重たいです。 船に戻った時の写真がこちら。


ポリタンクを船尾ロッカー内に仕舞い夕食タイムが近づいた頃に今度はかどがわ温泉へ。
温泉は少し高い丘の上に在るので最後はチャリを押して上りました。
温泉が目と鼻の先ほどになったところで工場長「ここでこけた」だって。
ここまでくる間に間違いに気づかないなんでいったいどういう方向感覚してるんでしょうね。
ここから少しチャリを押すとかどがわ温泉「心の杜」に到着です。


ここでお風呂と夕食を済ませて船に戻り20日目が終わりました。あ~疲れた!

<追記>
このお風呂に併設されている食堂で宮崎名物もも肉のチキン南蛮を頂きましたがその大きいこと、私は当然としてたくさん食べる工場長も残すくらい、折をお願いして持ち帰りとなりました。