何んと寝坊助の私が朝6時に目が覚めました。
まずやったのは昨日やってなかった燃料の補充、私の船の燃料タンクの容量は24ℓしかないのでこまめな補充が必要です。燃料ゲージがちょうど半分を示していたので12ℓほど使ったんでしょうね。 この後嫁さんが持たせてくれたコールスロー、ゆで卵それとパンの朝食、コールスローもゆで卵も苦手な末續さんはカップ麺での朝食となりました。
7時半になったところで離岸出港、ところが奥の方の岸壁組が動く気配が有りません。
とりあえず沖に出て待つことにして港を出ました。
滝川さんが無線で連絡を取って岸壁組も動き始まましたが私たちは少し先行しますということになりました。
薩摩硫黄島に行くために登録母港を三島村に変えているので野母崎から牛深までは沿岸5マイルを守ると直線コースで行けず一旦野母崎を回って樺島沖から橘湾を東に進んで途中で南に進路を変えることになります。
野母崎を回った海域は何時も有れるということなのでメインセイルを2ポイントリーフで上げてローリング防止としました。
案の定前回の口之津行きと同じように東からの向かい風でどったんばったん、ただメインセイルを上げているのでローリングは少ないです。
どったんばったんの中を進んでかなりスプラッシュを浴びてしまいました。
ナビ役のタブレットとスマホも海水まみれです。
東に進むこと約2時間、
意地でも航行区域違反はしないぞと言うことで進路変更地点まで到達、青い線がいい加減に引いた予定コース、赤い線が実際に走ったコースです。
ここで進路を南に取ると左からのアビーム、ジブも上げての機帆走となり潮流も手伝ってくれるのか瞬間風速ですが対地速度7ノット越えの走りとなりました。
ただオートパイロットがなかなか風の影響を補正出来ないので任せることが出来ません。
仕方が無いので私と末續さん交代でステアリングを握ります。
この後も順調に走り牛深港の入り口近くでセイルダウン、風が強くなっていて風に立てるのも一苦労、苦労はしましたが無事セイルをまとめて西側の港口から入り通天橋の下をくぐりハイヤ大橋の下を走って午後3時半頃に海の駅牛深に到着です。
私がどん尻だったので浮桟橋のお尻に泊めていた植松さんのお隣に横抱きで着岸しました。
着岸したら早速桟橋正面にある事務所で停泊の手続き、手続きが終わったら停泊料金の支払いですが何と25円とのこと。書き損じじゃないですよ、本当に25円/1艇です。
安いのは有難いですが逆に申し訳なくなってしまいますね。
暫く皆さん思い思いに過ごした後に上川さんが探して予約してくれた居酒屋「味松」で皆で1杯、ここ、どの料理もおいしかったです。
大満足で船に戻った後に窓の外を見たらハイヤ大橋に灯りが入っていました。
この後船の中で〆の1杯をやってお休みなさいとなりました。
本日の全行程がこちら。