エンジンヘッドにオイルセパレーターの仕掛けがありますがこれだけでは完全ではなくタービンまで回ってきてしまいます。
最終的にはタービンから吸い込まれてインタークーラー経由、インテークマニフォールド、シリンダーと旅をして燃料と一緒に燃えてしまうことに。
2年ほど前、吸気ダクトのタービン接続部フレアが割れてここからオイルが垂れていたので自己融着シリコンテープを巻いて処理していたんですが、このテープがへたってしまってまたオイルが滲むようになったようです。
写真がぼろぼろになってしまったシリコンテープです。
今年は車検もあることだし、シリコンテープの耐久性があまりないことも分かったのでエアダクトを新しいものに交換することにします。
さすがにこのパーツ、社外品はなくヤナセさんにお願いするしか手がありません。
たかがダクトと思いますが何を見てるんだか分かりませんが、ブローバイガスリターンパイプ接続部にセンサーが付いていてこれも同時交換する羽目に、当然の帰結として部品代が高い。
トホホですが自分を納得させて発注。
で、届いた新しいダクトと古いダクトの比較がこれ、古いダクトのフレア部が異様に短いのが判りますか。
実はこの短くなった部分は割れた部分を切り取ってしまって短くなったフレア部分だけで接続していたからなんです。
もう一つ、オリジナルで付いていたものと違うのがフレアのサイズで新しいダクトは
径が大きくなっていてタービン側にガスケットを装着した上から締め込むようになっています。
(ガスケットの写真を撮り忘れました。)
オリジナルはダクトを直接タービンに締め込むだけでガスケットはありませんでした。
きっと、ここからオイル漏れが多発して設計を変えたんでしょうね。
エアダクトの交換をやりやすいようにエアフィルターをケース部分から取り外してしまいます。
ここが取れるんだったらエアダクトだけが買えるようにしてくれればパーツ代も安く済むのに!!
以前書いたボールジョイントカバーの設定といい、パーツ代で儲けようとしてるとしか考えられませんね。
外れたセンサーの中を覗いてみると銅パイプになってるだけで他には何の仕掛けも見えません。
察するに温度センサーのようです。でもブローバイガスの温度見て何をコントロールしてるんでしょうね??
嫁さんが出かけようと言うので、シャカシャカト部品を取り付けていってハイ終了。
これでオイル滲みが無くなってくれますように。
オイルの滲みは気持ちいいもんではありませんからね。
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