船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/04/09

SB2 ボートステーション琴海訪問(ワイルドジャイブでロッカーハッチ扉がすっ飛びました)

昨夜のこと、翌日のお天気も風具合も良さそうなので嫁さんに「明日船で弁当食べない?」と言うと「やだ、この間二島に付き合ったじゃん、サンドイッチは作ってあげる」との返事。
ということでサンドイッチと飲み物を持って船を出しました。今日は条件が良ければボートステーション琴海の松尾さんを訪ねてみようとの計画。
いつもの手順で帆をセットして赤灯台を出た所から帆走開始、この時点では北北東くらいからの風、右前から風を受けてクローズホールドで鷹島と黒島の中間あたりを目指して走ります。
速度は3.5ノット近辺、よしよしと思っていたら時津の湾を出るか出ないかくらいのところで風が無くなって止まってしまいました。
やれやれ、弁当タイムにでもするかと思っていたら今度は西からの風、いい感じで吹き始めたので今度は左舷側から風を受けてクローズリーチで形上湾の入り口を目指します。
鷹島を過ぎて前島の沖に差し掛かった時には長崎大学ヨット部が練習をやっていました。

ここら辺では風も一定して拭いているのでお弁当にすることに、長崎大学のヨットもお昼ご飯ということで艇庫の方に舳先を向け始めました。
今日のサンドイッチはキャベツ沢山、何が入ってるのか良くわかりません、一口食べてみたら鴨のサンドイッチでした。 はい、泡の出る飲み物と合せて美味しくいただきました。

良い風を受けてパサージュ琴海の沖を船は快走、

形上湾の入り口辺りに来た頃には風は南西に変わっていてそのまま形上湾に走りこみました。
ここを帆走するのは初めてだし湾の入り口はあまり広くは無いし瀬も有るので気を使います。 丘の影響などで急に風が強くなったりしておっとっとと言う場面も。

入口の狭い所を抜けて形上湾に入ったら地形の影響もあってかほぼ追い風、クオーターリーでボートステーションへ向かいます。
ボートステーションが見えてきたところでフェンダーとか係船用のロープを後部ロッカーのハッチを開けて引っ張り出します。
作業をしなきゃいけないので舵はオートパイロットに任せていたんですがバーンという音とともにワイルドジャイブ(風を受けて勝手に帆が反対側に反転すること)反対側に振られたときにメインシート(帆を引いているロープ)が開けていたロッカーのハッチに引っ掛かったようでヒンジがちぎれてすっ飛んでしまいました。 あららです。
帆を下した後に係船準備すればこんなトラブル起きなかったんでしょうけどね。
ま、私の頭が飛ばなかっただけでもいいことにしましょう。


トラブルはありましたが浮き桟橋代わりの漁船に無事係船。

遠くからボートステーションを見た時に「あ、ヨットが上がっている」と思ったんですが近くに来て見るとデカいカタマランが上架されていました。


松尾さんに訊いたら42フィートの船で福岡から回航されてきたとのこと。 ま~、傍で見たら本当に、これだったらどこにでも安心していけそうです。
回航もオーナーではなく委託を受けた人が乗ってきたとのことでお金が潤沢にある人の船なのは確実です。
破けたセイルをどうしようと悩んだ私とは全く別の世界、あ~やだやだ。

松尾さんと一頻話した後ボートステーションを後にしましたが形上湾の中は全くの向かい風、ここから出るにはタックを繰り返さなきゃいけません。
長話で時間も遅くなったので機走で形上湾を出ることにして走りながらフェンダーとか係船ロープを片付けてしまいました。

形上湾を出た所から帆走再開、南西の風を右前から受けての上りです。
風が強まっているので15~20度くらいの傾きで順調に走りますが時折のブローでは30度オーバーもあったりしておとっとと風上に切れ上がってしまうことも。 セイルの調整と操船が下手なこともあるんでしょうね。

赤灯台内側で帆をかたずけて港で着岸したのは18時頃、日が長くなっているので冬の間に比べればこれでも日没までには余裕がります。
ということで1日たっぷり楽しむことが出来ました。
行って帰っただけですけどこれが今日の全航跡。
こうやって航跡を見てみると往復ともほぼ同じところを通っているんですね。

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