船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/01/29

堂崎観音菩薩お参りセイリング 2024-02-01 追記あり

event_note1月 29, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments

ここんとこ船を出すお天気に恵まれずマイコンで遊んでいましたが今日は予報を見る限り船を出すには最適の日より。
ただ病院でのリハビリの予定が入ってて午前中の出航は無理。
(ひじの手術のとばっちりで指がまだちゃんとした状態では無くリハビリが続いています。)
またマイコンの勉強でもするかと半分は諦めていたんですが病院から家に戻ると今まで曇り空だったのがお天道様が顔を出して日差しが入って来くるし、今日の昼飯は嫁さんが自分の弁当として作ったサンドイッチのかたわれだし、これは船の上で食べるしかないねと言うことでちょっと遅いけど船を出すことに決定。 急いで船まで走ります。

いつものようにジブをセットして離岸したのは既に12時半を過ぎた頃、いつもより1時間半は遅いです。
で、メインセイルを上げて帆走開始したのは午後1時15分くらい、急いでセットしてもやはり45分くらいかかりますね。
北からの風なのでとりあえず鷹島方向に走り始めます。

船尾方向に我が家の裏山「岩屋山」を眺めながらちょっと休憩、いつも見る景色ですがやはり開放感があって気持ちいいですね。

帆走も落ち着いたところでやっとお弁当タイム、既に午後1時半を過ぎた頃です。
今日のお昼は卵焼きサンドとブラックペッパーまみれの鴨のハム。
ま、私の場合ほとんどの船出しはランチクルーズが目的ですから何食べたか記録しない訳にはいけませんので悪しからず。



この鴨のハム、ピリ辛で泡の出る飲み物と相性抜群でした。

もぐもぐやりながら舳先を堂崎に向けるためタック、今年最初のセイリングでたどり着けなかった堂崎観音に海の上からお参りしようとの目的です。


順調に4ノット近辺で走って堂崎観音が目の前になった時になにやらトローリングをやってるような漁船が前を横切りラインが有るから避けろとのサイン、避けろったってこちらは帆走中ブレーキも効かないし方向転換もままなりません。 急いでエンジンをかけ転舵しましたがこのどさくさで観音様おまいりはこの右往左往となってしまいました。

ま、それでも海の上からお賽銭なしで手を合わせて今年一年の無事を祈願して帰路につきました。

向きを変えて崎野の鼻方向を目指しますが生憎風が弱まって1ノット近辺の走りに落ちてしまいました。
暫く我慢してたんですがこのままでは日没に間に合わなくなるとエンジン起動を考えていた矢先に風がやって来て今度は打って変ったように快走、5ノットオーバーを記録しました。


この後は速度も少し落ちましたが順調に走って赤灯台の中へ、ここでセイルを片付けますが
船を風に立てるためこんなふうに行ったり来たり、
ジブは袋に仕舞い、メインセイルはブームの上にくしゃくしゃと片付けて無事接岸、ちょっとだけと思って船出しましたが満足のセイリングとなりました。
今日の全行程はこちら、いつも近場でうろうろしていますがそれなりに楽しいです。


後片付けが終わったところでエンジンルームのチェック、水漏れ無、燃料漏れ無し、排気管の緩み無し、エンジンは今のところご機嫌は良さそうです。
このご機嫌が長続きしてくれれば嬉しいんですがーー、これ観音様にはお願いしていませんでした。
ちょっと遠いですが我が家から祈念しながら1杯。

<追記>2024-02-01
出港時と帰港した後のエンジン音を録音していたのでアイドリング回転数を出してみました。
 出港時 870rpm
 帰港時 760rpm
その差110rpm、やはり温まった時の回転数低下が大きいですね。困ったもんだ!



2024/01/26

マイコンプログラミング たかがスイッチ処理、でも難しい 2024-02/02 アップしていた動画が間違っていたので変更しました

event_note1月 26, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ここんとこ荒れた天気が続いて船への足が遠のいています。
いままでお天気が悪いときにはあまりやることも無くぼ~っとしていることが多かったんですが新しいおもちゃのおかげで退屈することは無くなりました。

前回のLEDのピコピコの次にやってみたのはスイッチ入力でLEDの点灯モードを切り替えるというもの。

2024/01/19

Arduinoマイコンプログラミング勉強 イロハのイの字の段階です

event_note1月 19, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
現在机の上にArduinoのお勉強キットを並べてプログラミングの勉強中。

プログラムを書くにはどんなコマンドがあるのかまた使い方はどうするのか憶えなきゃいけません。

2024/01/15

YCエンジン回転数 オルタネータの出力から検出できないか調べてみました

event_note1月 15, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

YCエンジンのガバナーのマイコン制御を目論んでいますがそのためにはエンジンの回転数を知ることが必須となります。

ガソリンエンジンだったらスパークプラグの放電ノイズを拾えば簡単なんですけどYCはディーゼルエンジンなので電気的に回転数が取れるところがありません。
思い付くのはオルタネーターの出力くらい。ここが交流だったら話は簡単ですが残念ながら直流、しかも定電圧のバッテリーにつながっています。
ここから回転数を拾うのはかなり期待薄なんですが唯一の望みは直流と言いながらも3相交流を整流しただけのものなので若干の電圧変動(リップル)が含まれていること。
もしこの変動が拾えてカウント出来れば回転数を知ることが出来ます。
他のサイトからの借用ですがリップル分についての説明。

上の図の一番上側の小さい凸凹の波形がリップル分ですがこの凸凹の数を数えてみようとの魂胆です。

と、いつものように前置きが長くなってしまいましたがこのリップルを拾えないか試してみることにしました。
使う道具はかなり以前にディンギー用の船外機の回転数を測るために作ったパルス成形器と周波数計測が出来るテスターです。 パルス成形器の記事はこちらをクリックしてください。
船外機の回転数計測の時にはスパークプラグの放電を拾うためにAMのアンテナを使いましたが今回は直接オルタネーターの出力につないでみることにしました。

発電機の出力に接続してエンジンの電源を入れると電磁式の燃料ポンプがカタカタと音を立てて動き出しますがこの電磁コイルのON/OFFで出る電圧変化はちゃんと拾っているようで12.15Hzの表示が出て来ました。


お、これだったら行けるかも、期待を込めてエンジンスタート、
LEDのピコピコが早くなりテスターの表示も変わりましたが数値が目まぐるしく変わって安定しません。

この時の周波数表示は30Hz近辺ですがこの数値について考察してみると。
この時のエンジン回転数を720RPMと仮定するとプーリーで増速されていますから発電機回転数は増速が1.5倍として1080RPM、1秒では18回転つまり18Hz、これを3相全波整流した脈流の周波数は18x6倍で108Hz。
プーリーの増速比とかこの時の回転数がはっきりしませんがちゃんと脈流のパルスが検出できていれば108Hz前後の数字が出なきゃいけないんですけどね。
動画には写ってませんが物は試しと回転数を大きく上げてみたらLEDのちかちかも止まり表示も0になってしまいました。

どうやらリップルでは無く何かのノイズ成分を拾っているようですね。 脈流検出部分にフィルターを入れるなど工夫すればちゃんと検出できるような気もしますが少し気になることが一つ。
船に100V電源用として1.5kwのインバーターを搭載していますがこのスイッチを入れるとかなり大きなスイッチングノイズを発生します。 このノイズを拾ってくれるとガバナー誤動作の原因になりかねません。

やはり光電式のセンサーなどを使って回転数を検出するようにした方が結果的には早道で正確な数字が得られるようです。
脈流からの回転数検出は諦めることにしました。

2024/01/14

2024年2度目のセイリング 橋口さんに同乗いただき楽しかったです

event_note1月 14, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
朝食を終わってのんびりしながらパソコンをいじっていたら「お掃除するからどこか行っててよ」 と嫁さん。 「へ!」、外は晴れで急いで風のチェック、2mの予報が出ています。
「じゃ、船に行く」、「なら、残り物で良ければサンドイッチ作ってあげる」と言うやり取りで船を出すことに。 お天気もいいので橋口さんも誘ってみることにしてLINEでお誘いのメッセージを送っておきました。 サンドイッチが出来上がった頃には行きますとの返事をいただきました。

港に着いたらそこそこいい風が吹いています。 橋口さんが来たところで早速ジブをセットして出港です。 出港前にC-Mapを起動しましたが今回はログイン要求が出て来てメールアドレスとパスワードを入れろとのこと。多分これだよねと言うパスワードを入力しましたがどれも違っていて今日は諦め。なので今日の航跡は有りません。
桟橋を離れたら赤灯台の出口に向かいながらメインセイルのセット。 セットが終わった頃には赤灯台の外に出てしまっていました。
ここで帆走に入りますが先ほどまで吹いていた風が無くなってしまい漂流モードに時折来るそよ風も風向が定まらず船はコマのようにあっち向いたりこっち向いたり。
こうなったらじたばたしても仕方がないので12時も回ったことだしお弁当タイムとしてもぐもぐやりながら風待ちです。
今日の残り物サンドイッチはこれ、中身は良く判りませんが2種類あるのは確かです。

泡の出る飲み物といっしょにもぐもぐやってると1個目のサンドイッチも終わらぬ頃み急に西から風が吹き始め船もやっと走り始めました。
取敢えず詩島の方に船首を向けましたがクローズホールドとアビームの中間くらいで走ります。 C-Mapが使えないので速度が判らないなと思っていたら橋口さんのスマホで速度計のアプリを起動してくれました。それで見ると5ノットあたりで走っています。 時折6の数字も見えますがこれは無さそう。

詩島の東側に来た辺りで転舵、今度は黒島に向かいます。ここでは右後ろから風を受けてのクローズリーチ、ここでも5ノットは出てるようでたまに6の数字も。

快走して黒島南側を通過、ここで帰ろうかどうしようか一瞬悩みましたが日も長くなってきているしということでそのまま二島を回ることにしました。
二島を回る直前に舵を橋口さんにお願いして私はレストタイム。
二島を半時計方向に回り北側へ、自分の船で二島の北側を見るのは久々です。

ここからは南西からの向かい風、クローズホールドで黒島の北側を通過してパサージュ琴海方向に走ります。舵輪は橋口さんにお任せ


私はと言うとこんな写真を撮ってみたり、


ちょっと動画も

撮り方が下手だったので全くスピード感が無いですね。

パサージュ琴海に近づいたあたりでタックして赤灯台方向に向かいます。
風はこの時期には珍しい南西の風で上りクローズホールド、風が強まったのか30度オーバーのヒールでオットットと言う場面もありました。
鷹島を過ぎたあたりで少し風が弱まり4ノットくらい、これくらいであればウェザーヘルムも弱まりあまりコース修正しなくてよくなりました。

そのまま赤灯台手前まで走って機走に切り替えてセイルを下してしまいます。
ジブは畳んで袋に仕舞い、メインセイルはブームの上に纏めて港に戻りました。
港に入港する前にアイドリング状態のチェックを行い無事着岸出来ました。
舫を取った後には橋口さんの手も借りてメインセイルを公園広場まで運び一旦広げて綺麗に折り畳んで袋に仕舞い今日のセイリング終了となりました。やはりシングルハンドより複数ハンドの方が楽しいですね。

これが今日の航跡の手書き、こんなコースを撮りましたと言うだけで位置精度は全くあてになりません。


後片付けが終わった後にはエンジンルームの点検と昨日電球交換した停泊灯他両色灯、船尾灯の点灯を確認して船を後にしました。



停泊灯電球交換でマストに上りました。2024-01-17 追記あり

event_note1月 14, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
今年最初のセイリング後にマスト天辺に付いている停泊灯が点かないトラブル発見、スイッチパネルなどを調べましたが結論は球切れ。交換はマストに上るしかありません。
お天気が良くて風が穏やかなときに上ろうと思っていたところ今日は晴れ、朝食を終えて外を眺めてると丘の上の竹が揺れていません。
今がチャンスと嫁さんに手伝いを頼み、6mの長梯子を軽トラに積んで船へ。
前回マスト上のブロック交換も梯子を掛けて上りましたがこの時はスプレッダーの上に立てば手が届きました。 その時の記事はこちら
今回はもっと上に在る停泊灯なのでスプレッダーの上に立ったとしても停泊灯は頭より高い場所になるので手は届いても電球交換までは無理と思われます。
このことは事前検討で分っていたのでスプレッダーの上にセットする足継ぎを作るように計画してたんですが「ま、梯子だけでも何とかなるか」と見切り発車してしまいました。

船の上に梯子を運び上げて梯子をセット、梯子の頭にインナージブハリヤードを結び付けて梯子の頭が逃げないようにしています。
この状態で梯子最上段がスプレッダーを越えるところまで引き上げます。(写真が無い)
さて上る時には腰に椅子結びでロープを巻いて安全帯代わりにし、これにアウタージブハリヤードを結んで梯子無しでもぶら下がれるように準備。
(こちらも写真が無いので以前上った時の写真ですがこんなふうにロープを腰に巻いて上ります。)

嫁さんはこのロープを私が上るのに応じてクリートに巻き付けて安全確保です。
一度上ってみましたが梯子の頭が丸いマストに寄りかかっているので前回スプレッダーに立てかけた時のように安定してくれずくるくる回ってしまいます。
で、一旦降りて足元をロープで固め直し、梯子の頭の位置も少しずらして回りにくくして再度挑戦、今回は上手く上から停泊灯を覗ける位置まで上ることが出来ました。
ただ両足踏ん張れないので片手はマストを掴んでおくしかありません。
すこし不自由ですが停泊灯の蓋を開けて電球交換、念のためここで嫁さんに停泊灯のスイッチを入れてもらって点灯確認、OKになりました。
蓋をねじ止めして一段落、上から嫁さんの写真を撮ってみました。

こんどは下りかかったところを嫁さんが下からスマホでパシャリ。

下りる時には嫁さんがロープを緩めてくれないと下りれません、クリートに巻いたまま少しづつ滑らせてくれて無事下まで下り電球交換完了です。

次回上る時にはスプレッダーの上に固定できる足継ぎを準備して足元を固めて両手が使えるようにしたいですね。

<追記>
ちなみにこれが今回壊れて点かなくなったLED電球。

2016年5月初めて上架した際にマストを倒したんですがその時にいいチャンスとばかりに電球から置き換えたものです。
色温度は4,000°Kと通常の白色LEDよりは低かったものの船検の時に「あれはLEDですね、もとの電球に戻してください」と言われてしまい、「はい、交換します」と言うことでその場は済んでいたんですがいつかは電球に戻さなきゃとず~っと気になっていました。
その意味では今回はいい機会になったわけです。

ただこのLED電球、点灯する機会はいままでほとんどなく使ったのは長与の花火大会で錨泊した時くらい。
点灯時間はたかだか10時間程度で壊れたことになりますが灯具内での温差変化、潮風での塩分などで壊れたんだと思います。
電球、過去のものと馬鹿にしていましたが、半導体、電子部品など環境の影響を受けやすいものに比較してローテクの電球の方が悪環境にも強く信頼性が高いということになるんでしょうね。





2024/01/13

エンジン制御シングルレバー化検討 なかなか難しそうです

event_note1月 13, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments

温まると極端にアイドリング回転数が低くなりエンストするという悪い癖を持ってるYCエンジン、何とかしたいと電子制御の勉強を始めましたが水夫の足さんからはシングルレバーのリモコンに替えたらエンスト回避がやり易くなるのではとのアドバイスをいただきました。
確かにギア切り替えした後にそのままスロットルを開けれるのでエンストの回避はやり易いでしょうね。
同時に中古艇.comにボルボ用シングルレバーリモコンの出品があることも教えていただいたのでYCに使えるかどうか問い合わせてみました。

返ってきた返事は「YCのケーブル類(クラッチ、スロットル)は大きいので使えない可能性が有ります、念のためケーブルのサイズと出来れば写真を送ってください」とのこと。
確かにスロットルケーブルはさておきクラッチのケーブルはデカいんですよね。

と言うことで船へ、ノギスを持って船に行くつもりが忘れてしまったので巻き尺で代用です。
撮った写真がこれ、

既設のダブルレバー クラッチとスロットルです

クラッチとの接続部

かなり太いです

メモリが見えないけど直径15mmほど

リモコンレバー裏側

クラッチワイヤー接続、インチねじかも

クラッチ・ロッカーアーム長さ3インチほど

スロットルワイヤーエンジン側

スロットルワイヤーエンジン側 プッシュロッド

スロットルワイヤー接続

スロットルワイヤー太さ約8mm

台板幅13㎝弱

台板高さ33㎝ほど

この写真を中古艇.comに送ったんですが「やはりケーブルが大きすぎて使えません」との返事が返ってきました。 残念

水夫の足さんに紹介頂いたマリンJcomで扱っているサイドマウントのレバーも調べてみましたがこちらもこの大きなケーブルは繋げないようです。
使えるとしてもお値段が10万円以上とおいそれと手が出ません。
シングルレバー化をするとしたらケーブル類も同時交換となりそうですがエンジン側が対応できるかどうかも疑問。
と言うことで当面は様子見と言うことで暇なときにネットをほじくって使えそうなものを探してみることになりました。

マイコンでのガバナー制御でエンスト防止も目論んでいますがこれが成功すれば操作レバーは今のままでも心配は無くなるはずなんですけどね。
ま、こちらもうまくいくかどうかはまだ未知数ですけど。


2024/01/08

2024年初セイリング JuneBrideも付き合ってくれました

event_note1月 08, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
朝からお天気、風の予報は1m、きっと走らないよねと思いながら「ま、日向ぼっこでもいいや」と言うことで船を出すことにしました。
嫁さん誘ったら「寒いからやだ」と手短な返事、まそうでしょうね。
「でもサンドイッチの材料は有るから作ってあげる」とのこと、いつもながら有難いことです。

と言うことでサンドイッチと飲み物を持って船へ、風は無いものと諦めていたんですがそこそこにいい感じで吹いています。
「お、いいぞ」と言うことで早速ジブをセットして出港、はいエンジンもすんなり起動してくれました。
赤灯台の内側でメインセイルをセットしかかったんですが空港連絡船が来たのでやり過ごして赤灯台の外でセット。 連絡船の引き波で揺れて大変ですからね。
ひじの手術の影響で動きが悪くなった指は血行が悪いのも影響して寒さでかじかんで思うようにセットできずもたもたしてしまいました。 結局セイルが準備できたのは崎野の鼻に近づいたあたり。
ただ港で吹いていた風は少し弱まってそろりそろりとしか走ってくれません。
最初は黒島の方に向かっていましたが気が変わり海の上から堂崎に在る「南無観世音菩薩」神社にお参りすることにしました。 神仏混交の名残がある観世音菩薩を祀る神社です。
ただ舳先を堂崎に向けたものの風はいよいよ弱まりなかなか先に進んでくれずほぼ漂流状態、え~い勝手にしろと言うことでここでお弁当タイムとなりました。

本日はハム・チーズとローストチキンのサンドイッチと韓国製の泡の出る飲み物です。



今日はお天気も良く靄も出ていないので黒島と二島も綺麗に見えます。
広々したところでの食事は気持ちいいですね。

お弁当も終わりかけた頃に電話、JuneBrideの橋口さんからでした。
自分の船に行こうと散歩されていてSB2が見えたとのことで橋口さんも船出しますとのこと。
そろりそろりと堂崎方向に向かいながら待っていると1時間後くらいに合流、やはりヤマハのマイレディ25は弱い風でもちゃんと走ってくれるようです。

今日は風が弱いからと言うことで大きめのジェノア装着でした。

JuneBrideの写真を何枚か撮りましたが向こうからもSB2の写真を撮っていただきました。
せっかくの新セイルでの写真でしたが生憎風が弱くセイルの張りがいまいち、それでも自艇を撮るなんてめったに出来ないことなので貴重な写真となりました。
せっかく撮っていただいた写真ですので一挙公開。




JuneBrideと暫く並走してみたかったんですが今日の風と足の遅いSB2では帰りが遅くなりそうだったのでここで分かれて帰路に着きました。
結局堂崎まではたどり着かず神社へのお参りは次回に持ち越しです。


この頃は少し風が出て2.5ノット近辺。赤灯台まで何とか風だけで帰り着きました。
ここでセイルを下して港まで機走して着岸。今年初のセイリング終了となりました。

今年最初のセイリングは思いがけずもJuneBrideにお付き合いいただきとっても楽しいセイリングとなりました。

<追記>
着岸して後片付けを済ませた後にエンジンルームの点検も兼ねて水夫の足さんからアドバイスいただいたシングルレバー化検討のためクラッチワイヤーとかリモコンレバーの裏側の写真を撮影。
そうこうするうちに日が落ちて暗くなったので急に思い付いて灯火類のチェックをしてみたらなんとマスト天辺の停泊灯が点きません。
ダッシュボードのスイッチパネル配線を調べてみましたが異常なし、どうやら球切れのようです。 やれやれ、またやることが増えてしまいました。
電球交換のためにはマストに上るしかありませんがスプレッダーの上に立って手が届くでしょうか? お天気で風が無く嫁さんの予定が空いてる時にでも上ってみることにします。