発砲ウレタンは残念な結果に終わり、補強の役に立たないことが分かったので次の手を考えることにしました。
そもそも竹を使うのが良くないんじゃないかと初心に戻って材料から再検討。(ただで手に入るので使ったんですけどね。)
まずはアルミニューム、オリジナルの図面では「6061-T6 1.6t」なる高張力アルミパイプを使うように記載されています。
鋼鉄に匹敵する強さで薄いものを使って軽くできるとか、このアルミパイプを大55mm、中50mm、小45mmと1/3づつの組み合わせで4kg程度。足とか頭とか接続部分の細工とかを合わせると4.2kg程度になりそうです。
でも、残念ながら日本では見つけることが出来ませんでした。
日本で手に入る強度の有るアルミパイプ「A6063TE-T5」だと上記のアルミの半分くらいの強度です。2mmの厚みが入手出来ますがこれをまた大、中、小と組み合わせて作ると4.9kg程度になりそう。
その次は木製の帆柱、木製であれば下がφ62mm、そこから頭がφ38のテーパー状に作ると長さ5100mmで木材の比重を0.6g/cm2で計算しても6.2kgほどになり、重たい。
これに対して現在の青竹マストは実測で2.8kgです。発泡ウレタンの実験に使ったやつはさらに軽くて2.4kg、これでは弱くて当たり前なんですかね。
アルミ並みの重さで良しとすれば あと1.4kgほど補強に使っていいことになりますが ちゃんとしたマストに触ったことが無いのでどの程度剛性が有ればいいのか見当が付きません。
正攻法でアルミで作るか、木材を使うか、はたまた青竹の補強を頑張るのかーーー。
悩みながら夜も更けて続きは布団の中で考えることにします。
おやすみなさい。
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