船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/07/17

スペイン旅行記 4日目 トレド

event_note7月 17, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
4日目

 朝から地下鉄で再びRenfeのアトーチャ駅へ、ホテルは地下鉄のすぐそばなのでとっても便利でした、トレドへ向かって出発です。トレドまでは30分強、すぐに着きました、昨日切符を買うのに費やした時間よりはるかに短い時間です。
駅を降りてバス停へ、駅前にはタクシーとか周遊観光バスが並んでいますが無視。



ここのバスシステムは進んでいて次に来るバスの情報(路線番号、行き先など)を電光掲示板で教えてくれます。
この掲示板、古くなっていたのかちょっぴり見づらかったけど十分役立にたちました。

トレドの町に着いて早速観光開始、バス停から一番近い中世の軍事博物館に行ったのですがそれらしき場所のセキュリティーを通って入ったところが町の図書館、でも親切にここからだったら窓からトレドが見渡せるよと教えてくれたので入館、確かに見晴らしは良かったんですが見れるのは一方向だけでそれが残念。 結局、軍事博物館は本日休館日ということが分り諦め。いくつかの見所をぶらぶら歩いて回ることにしました。


  狭い石畳の町を歩いていたら今日は何かの祭りらしく大きな人形の飾りと小学生くらいのパレードにぶつかりました。 うん、なかなかローカル色があってよろしい。


 少し大きな通りには天幕と飾りが掛けられています。いつもなのか祭りだからなのかは不明ですが飾りの花は生花なので今日だけなのかも知れません。
この辺は込んでいるのでグレコ(画家)の家を訪ねてみることに、なんせ道は曲がりくねってるし交差する路地も多いのですぐに迷子になってしまいます。 道を尋ねても返事はスペイン語なので次の曲がり角をどちらに曲がるかくらいしか理解できず(良くても2番目の曲がり角くらいまで)、何度も尋ねながらたどり着きました。

彼の絵にはあまり興味が無かったのですがどんな家で暮らしていたのか興味があっていってみました。
やはり当時の宮廷お抱えの人気画家らしくいい暮らしをしていたようです。

 ここの見学を終わってちょっと遅い昼ご飯、グレコの家のすぐそばのカフェによってイカ墨パエリヤを注文、「パエリヤ デ カラマリ」と言ったら「パエリヤ デ ネグロ(黒)」と言うんだと教えてくれました。 アメリカで黒人を呼ぶニグロはここから来ているんですね。

このあと何とか美術館?に寄って、この入り口が分りづらくて苦労しましたが、中世の絵画、祭壇の装飾品、などこんな繊細な細工を工具類がお粗末だった昔にどうやってやったんだろうなんて思いながら見て回りました。(サンタ・クルス美術館でした。)

この後はバスで駅に戻り窓口で予約した列車より一つ早い列車に変更してもらいました。
それでも時間があるのでビアタイム。 
いい気持ちになって本日の予定終了、RENFE, 地下鉄と乗り継いでホテルに帰りました。

明日はコルドバへの移動です。

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