船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/07/18

スペイン旅行記 5日目 AVEでコルドバへ

event_note7月 18, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
5日目 (ちょっと長いよ、あらかじめ御免なさい。)

 朝から地下鉄でアトーチャ駅へ、荷物が有るのでタクシーにしようかとも思いましたが若いカップルも大きな荷物を持って頑張っていたので勇気づけられて地下鉄利用。
地下鉄の切符を買おうと自動販売機に、??よく文字が見えません、あ、眼鏡を部屋に忘れてきてしまいました。大急ぎでホテルに戻り眼鏡を無事回収、ホテルが近くで良かった。

アトーチャ駅について昨日と同じ改札に行ったらAVE(高速鉄道)は別の場所だって言われました。
近郊、在来遠距離、AVEの3種類の改札口があるようです。
古い駅舎を利用したと思われる植物園のようなコンコースを通って改札へ、ここでは手荷物検査が有りそのあと出発ロビーへ、
ロビーのコーヒーショップで朝食を取り、時間が来たのでプラットホームへ下りました。

列車はここが始発なのですでに扉を開いて待っていました。
 乗る箱の番号を確認して車内へ、デッキ近くにある手荷物棚にスーツケースを押し込みます。そういえば日本の新幹線、荷物置き場がありませんが大きなスーツケースを持った海外からの旅行者はきっと困っていることでしょう。 
2020年のオリンピック前には改善してほしいですね。

列車はマドリードを後にしてコルドバへ向かいます。途中の最高速度は300km/h近く、車内の表示器には速度を表示していました。新幹線も昔は表示していたようですが今は見ませんね。
南に下るにつれてオリーブ畑が多くなってきて見渡す限りのオリーブの木が延々と続きます。
2時間と少しでコルドバ到着、途中検札にも来ないし、出口でのチェックも無いのでキセルは簡単に出来そうです。
コルドバでのホテルは駅のすぐ近くで歩いてそのままチェックイン。
一休みしてお昼ご飯と観光に出かけることにしました。

この町はあまり大きな町ではなく観光スポットはホテルから15分程度の徒歩圏に固まっていると聞いて地図を片手に歩いて出発, お昼だったので途中のカフェテリアが並んだ通りで店を物色、食べてる人が多い店を選んで席に着きました。
愛想のいいお姉さんが出てきて何やら「今日のお勧めあってとっても美味しいよ」らしきことを言っています。どうやら2枚貝のようなので頼んでみました。


で、出てきたのがこれ、アサリと桜貝をミックスしたような形で、食感は小さなハマグリかな? 

現地ではcoquinasと呼ばれて日本では馴染みのない貝です。(後で調べたら日本名コチョウナミノコガイだと分かりました。)
二人で食べたら結構おなか一杯になりました。

 重たくなったお腹を抱えて最初に向かったところがPalacio Museo de Vianaなる中庭がたくさんあるところ、確か入場料は€10だったかな。ちょうど花が咲いてオレンジも色づいた時期で7つほどある中庭はどれも綺麗でした、オレンジは食べるための果物と思っていましたがこの地方では庭の彩につかうんですね。特に壁に沿わせたオレンジは新鮮に感じられました。 我が家にもこんな庭が欲しい。





 次に向かったのがメスキータ、イスラムのモスクからキリスト教会に改修された大きな建物です。内部にはたくさんの柱とこの間の2重のアーチが美しい空間を作っています。絵画、祭壇を彩る彫刻などもありますが私にはこれだけでも十分。




こういった有名スポットもいいのですが 私にはここに来るまでの町並みも十分魅力的に見えました。こんなとこに住んでる人たちが羨ましい。




今度は近くにあるアルカサルへ。
ここはキリスト教によって統治が始まった時代の王の居城として造られたとか、庭がきれいでした。

そんな中で私の目を引いたのがこのアザミ、とにかくデカい、高さは2.5mほどあります。 日本でいう鬼アザミの比ではなく何ていうんでしょうね?


2日で見て回るように計画していたところを1日で回ってしまったので予定を1日繰り上げて明日はグラナダに移動することにしました。
ホテルの変更は電話で済ませ、レンタカーの変更をインターネットでしようとしたら「過去の時間では予約できません」なんてエラーになってしまいます。
明日の予約なのに何で?なんて考えたら私のパソコンが日本時間、確かに日本の時間だと7時間の時差があるので過去になってしまいます。
この予約プログラムは現地時間ではなくパソコンの中の時間を見てアラームをだしているようでパソコンの初期設定を現地時間に合わせたらうまくいきました。

これで明日朝出発可能です。

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