船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2016/02/04

ギター 超久しぶりに弾こうとしたらペグが壊れてました 

event_note2月 04, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
嫁さんが何を思ったのか童謡と古い歌謡曲の本を買ってきました。
当然 楽譜と歌詞が載っていますが楽譜には和音コードが入れてあります。
昔のフォークソング時代の曲もあるので超久しぶりにギターで歌ってみようと天井裏に放り込んでいた古いギターを引っ張り出してみました。
当然、弦も昔々のものなので切れたり錆びたりで交換が必要。
早速Amazonで一式購入、配達されてきたのでさて張替えとおもったら なんと 糸巻きの一つがぐらぐらしています。
ところでこの部品、ペグと呼ぶそうです、今日始めて知りました。
取り外してみたらプラスティックの部分が破断していました。
やはりプラスティックの部品は古くなると弾力を失いもろくなって壊れることが多いですね。
このギター、ヤマハのFG-200Jといって初任給5万円の時代に2万円を出して買ったもので安物とは言えないはずなのでこういうキーパーツには金属を使って欲しいものです。

このままでは弦を張れないので早速修理。
  
まずは半田ごてを使って破断した部分をつついて溶かし、一周して仮止めをしてしまいます。
このあと接着剤の為の足付けも兼ねて細い丸やすりでこの部分を少し均します。
最後に2液性エポキシ接着剤を混ぜ合わせて上から盛って終了です。
私は強度が必要なときにはこの写真のJB WELDをよく使います。
MLさんのパーツもこれで延命したものが幾つかあります。

 
あとは硬化を待つだけと夜のお供をなめながらギターを眺めていると、あらら、6弦ペグの止めネジ部分のプラスティックが欠けているのを発見。
このネジは止めネジというよりも回り止めの役割が主なのでこのままだと弦にテンションをかけるとペグ本体が回ってしまいます。
急遽これも一緒に修理することにしました。

こちらは成形が必要なのでJ-B STIKなるエポキシパテを使いました。
これ金属パーツの補修にも使えるように鉄粉で補強がされています。
これを指でこねて欠損部分に盛り付け、4~5分で硬化を始め60分で完全硬化とのことですが念のため1日待ちます。

  
出来上がりがこれ、ちょいと不恰好ですがこれも愛嬌でしょう。
ネジ穴がふさがってしまったのでドリルで穴あけをしてマジックインクで黒く塗って完了です。

 
さて翌日、修理した二つのペグを取り付けてみました。右上の3弦がシャフト割れ、左下の6弦が止めネジ部分が割れていたやつです。
こうやってみるとそう違和感はありません。 よしよし。

さっそく新しい弦を張ってチューニング開始。
ここで何事も無く無事完了といいたかったのですがそううまく行かないのが世の常なんでしょうかね。
基準になる5弦のチューニングから始めてラの音に合うように弦の張りをじわじわ強めていたら、あら?、急に弦の張りが無くなってしまいました。
 
なんと、今度は5弦の止めネジ部分が割れてペグ全体が回ってしまいました。
あ~あ、またこれも修理しなければいけなくなってしまいました。
きっと他のペグも弦にテンションをかけたら同じように割れてしまいそうな気がします。うーん、どうするのが一番いいんでしょうね? 

そんな訳で今日の音出しは諦めです、悔しいけど酒を飲んで寝ます。


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