船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2016/05/30

SB2 バーチ合板製バウスプリット その6(グラッシング)

event_note5月 30, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
さてどうしようかと悩んだグラッシング(グラスファイバーを貼り付けてコートする処理のことです。)この際だからやっておくことにしました。


馬の上にはエポキシがくっ付かないビニールを敷いておきます。
バウスプリットに馬がぶら下がってしまったらみっともないですからね。

エポキシを2度塗ったバウスプリットを馬の上にのっけてガラスクロスを広げてみます。
悩むのは裏表同時には出来ないので何処で繋ぐかです、ちょっと考えて裏側コーナーがいいかなと思い作業開始。



まずは周囲を大きめに切り落としエポキシを混合してガラスクロスの上から刷毛で塗っていきます。
エポキシの粘度が低いことも手伝って吸い込みは良好です。
全体に塗ったところでコーナーに合わせて切り始めましたがこれが大失敗、コーナーから短くなった繊維は浮き上がってしまうし、切った部分はほつれて切ったあとのガラス繊維はくっ付くし、で散々な目に遭いました。
何とか綺麗にしようとばたばたしてたので写真を撮るどころのはなしではありませんでした。

これは翌日の写真、ひっくり返してみたら反対側に流れたエポキシが固まっていました。






こちら側をグラッシングするにはまずはデコボコを綺麗にしないといけないので鉋と電動サンダー、ヤスリを動員して形を整えました。
エポキシは鉋で簡単に削れるので助かります。

 
整形が終わったのでまたガラスクロスを乗っけてエポキシコートの準備。
 

こちらがエポキシ混合コーナーでキッチン用のデジタル秤、エポキシ容器とスポイト(100均です)、はけなどを洗う為の酢、を並べています。
よく見たらスポイトの頭が写ってませんでしたエポキシ容器の口に伸びてる管がスポイトです。失礼しました。

 
実は手持ちのE206は冬用で今日のように気温が高い日にはすぐに固まってしまって使い勝手が良くありません。
そこでエポキシを冷水の中に突っ込んで冷やしておいて使いました。
混合した後は自分の反応熱で温度が上がる為攪拌容器を2重にして外側に冷水を入れて温度が上がり過ぎないようにしておきます。
ただ作業中にうっかりすると水をこぼしてしまうことがあるので要注意。
塗ってしまえば早く固まるのでこの方法意外といいかも。

しゃかしゃかとエポキシを混合して100均の豚毛の刷毛で塗っていきます。スキージーを使う方法もあるようですが刷毛でも十分に浸透していくのでいつもこれでやっています。
スキージーのほうが余分なエポキシが残らなくていいのかもしれませんが厚くなるのは歓迎なので気にしません。
エポキシがしみこんだガラスクロスは透明になっていきますので結構面白い作業です。

昨日の反省で今回はガラスクロスは長めにぶら下げたまま、硬化した後コーナー部分で切ってヤスリで仕上げることにしました。
さてこの作戦、吉と出ますか凶と出ますか、結果は明日までお預けです。

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