朝ごはんを済ませチェックアウトまでの時間に洗濯をやっておきました。
チェックアウトするときにお世話になりましたと宿のオーナーに一言挨拶しようとしましたが留守、前払いしているとはいえおおらかなもんです。
レンタカーの返却を済ませて予約していたMokulele航空のターミナルまでシャトルバスで送ってもらいましたがメインターミナルからちょっと外れた場所にあるコミューターターミナルでここだよって降ろされました。
ま、小さくてのどかなターミナルで待合室はオープン、エアコンなんてありません。
早めについてチェックインしようとしたら早い便に空きがあるけど変更するかとの有難い提案、お願いと言ったら先ずはパスポートで本人確認、荷物を1個1個計量して次は「What is your weight?」との質問、私は60kと返答しましたが嫁さんはもじもじして〇〇㎏だって、サバ読んでなきゃ初めて嫁さんの体重を知りました。
「嫁さんの体重を知らなかったんでいい機会になった」と係に言ったら3人で大笑いになりました。
ここではボーディングパスもなければセキュリティチェックもなし、時間になったらゲート入り口で名前を呼ばれて座るシートの番号を告げられて飛行機へは歩いて向かいます。
飛行機は可愛い単発の機体で体重を聞かれるのも納得、乗り込んだら2X4列のシートで最後尾に2人掛けのベンチシートが有ったので多分定員10名、機長も副操縦士も女性でした。こんな飛行機ハイジャックするテロリストもいないでしょうからセキュリティチェックが無いのも納得できます。
プロペラ機なので飛ぶ高度も3,000m台、窓から下の風景もよく見えてハレアカラ山のすそ野が海に落ちる部分が崖になっていてこの台地から海に落ちる滝が何本もあるのがよく見えました。
高度が上がった時には雲の上に頭を出したハレアカラ山頂の天体観測所も見ることが出来ます。
しばらく飛んだら今度はハワイ島のマウナケアが見えてきたところで高度を下げ始めて溶岩台地の上に作られたコナの飛行場に到着しました。
1時間弱の飛行時間でしたが「もっと飛んでよ」と言いたくなるくらい楽しい飛行でした。
同じ路線を大きなジェット機も運行していますが絶対にこちらを勧めます。
飛行機が着陸した後に副操縦士が「レンタカーを利用する人は立札の電話番号に電話してね。」と言っていましたが コナ空港でも小さなローカル線の駅舎のようなコミューターターミナルは少し外れた所にあってゲートを出たところに電話番号を書いた立札が立っていました。預けていたスーツケースはこのゲートまで係が手押し車で運んできて「ほらよ」ってな感じで渡してくれます。
荷物を受け取った後で指定された電話番号に掛けてみますが応答がなく留守電になってしまいました。
メッセージを残した後2,3度掛けなおしましたがやはり留守電、さてどうしようかと思っているところに予約していたレンタカー会社のシャトルがやって来て一安心。
どうやら電話をしなくてもシャトルは回っているようです。
いざ乗ってみると歩いたとしてもそう遠くない所にレンタカー会社は在りました。
レンタカー会社の窓口では「予約されてるのはコンパクトカーだけど大きいのに変えないか、山に行くならSUVがいいよ」と勧められましたがマウイでの経験もあるので答えはNo、で、渡されたキーは日産Noteのものでした。
続く
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