船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/07/11

SB2 ドジャー製作 塗装前の準備

event_note7月 11, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments

窓を切り抜いたところで今度は細かいところの仕上げ、塗装前の準備に掛かります。
まず最初にやらなきゃいけないのがガラスクロステープの整形、


ガラスクロステープを切った部分にはこんな風に刺状になった部分もあるし、テープの両端は糸の織り返しで他の部分より厚くなっていて盛り上がっています。

これらを塗装の前に出来るだけ平らにしておくわけなんですが固いので使う道具は平やすり、ジャリジャリと削り落としていきます。

当然削りカスが出ますがこれってエポキシとガラス繊維の混じったやつ皮膚に付くとチクチクと悪さをしますのでなるべく触らないように。
削ったところは白くなってしまいますがそこはドンマイ、もう一度エポキシを塗った時にまた透明に変わります。

外側が済んだら今度はひっくり返して内側、

この天井部分に陣取ってやるんですが狭い上にいろんな部材が有るので外側に比べるととってもやり辛いです。
「あ~、面倒」ということで外側に比べると凸凹は目立ちにくいので削るのは止めて「ま、いいか」にしようかとも思ったんですがーー、ちょっと考えなおして「あの時にやってればーー」なんて後になって思いたくないので頑張って作業をすることにしました。
結局全部のガラスクロステープのエッジを均すのに半日費やしてしまいました。

ガラスクロスが平らになったら今度は屋根のリブとか側板のリブとか窓の切り抜いた部分の角をサンドペーパーなどを使って丸めておきます。
ここまでくると側板が動かないように左右の取付板をつないでいた板は邪魔になるので取り外しです。
(これはまだくっついた状態、取り外した状態は最後の写真を見てください)

これがくっついたままでは取付板の塗装が出来ませんからね。
側板がベロンと開かないか気にしながら取り外しましたがそんなこともなく一安心。
取付板のエッジもやすりとサンドペーパーで丸めておきました。

さて翌日、お天気が良さそうということで車庫から引っ張り出して全体にサンドペーパーを掛けに掛かります。 車庫の中でやると車庫の中が埃で真っ白になるんですよね。
馬をセットしてドジャー本体を乗っけて電動サンダーをコンセントに差し込んで、いよいよこれからというときにぽつりぽつりと大粒の雨が落ちてきました。
「あ、ヤバい」ということで大慌てで車庫の中に戻したとたんにザー、間一髪で雨でびしょびしょに濡れるのを免れました。
外での作業は諦めて車庫の中でサンドペーパーを掛けてやっと塗装の準備完了です。

ここで「あ、塗装の前に取り付け穴開けとかなきゃ」ということで穴開け、塗装が終わった後に穴開けすると穴部分から木材に水が浸み込みますから塗装の前に穴開けして防水処理をしておきます。

ドジャー本体が塗装の準備が出来たのでスライドハッチカバーも合わせて塗装の準備を行います。
これはあまり手を掛けずにペイントだけ塗るつもりでしたが本体と同じ仕上げにすることに方針変更、ねじ部分、天板の木口などエポキシパテを塗っておきました。
(早く固まってほしかったのでシステムスリーの冬用を使いました。)

パテが余ったので裏側に塗って補強。 ま、この辺はお遊びです。

ここまでやったところで晩酌タイム、1杯やってるうちにパテも硬化してくれるでしょう。

ゆっくり晩酌タイムを取った後は寝る前に一仕事、思惑通りにスライドハッチカバーに塗ったパテはちゃんと硬化していました。
塗装の第一段階でエポキシコートを始めることにしてボンドE206Sを混合、ドジャー本体の内側とスライドハッチカバーの裏側に塗布しておきました。
これで寝ている内に硬化してくれます。

たっぷり塗ったつもりですがバーチ材がしっかり吸い込んで艶が出ていないので写真では塗ってるんだか塗ってないんだかよく判りません。
ま、防水のためですからあまり艶は関係ないですけどね。

それにしても今日は長い一日でした、もう一度寝酒を1杯でおやすみなさい。


2 comments:

  1. いよいよ塗装ですね。色はやっぱり白ですか。外側は天面の色を変え2トーンで、内側は別色とか。JT

    返信削除
    返信
    1. やはりここは無難にオール白、内側は木目を残してクリアー塗装でも面白いかもと思いましたが透明ニスは劣化が早いので敬遠することにしました。

      削除