船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/05/05

X3 タイヤパンク え~、ランフラットタイヤは修理できない?

event_note5月 05, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
久々にX3でテニスに行った帰り道、突然空気圧低下のアラームが表示されました。


あらら、ということで路肩に車を止めて左フロントタイヤを見てみると確かに空気が抜けています。
X3はランフラットタイヤが採用されていてスペアタイヤはありません。 ランフラットタイヤは空気が抜けた状態でも走れるということなのでこのまま低速で家まで帰ることにしました。 ここではどうしようもないですからね。

我が家に戻ってタイヤを外して空気漏れ箇所のチェック、釘かなにか刺さっているものと予想しましたが予想に反して何かを踏んずけて開いたと思われる結構大きい穴が見つかりました。 大写ししたので穴の位置が判り辛いですが場所はタイヤの中心付近。 

穴の周囲に丸くへこんだ跡が有るので木ねじのようなものを踏んだのかもしれません。

嫁さんに穴あきの話をしたら「キャンプ場でペグを踏んずけたと言ってたけどそれじゃない?」との返事。 そう言われて左フロントタイヤでペグの頭を踏んずけたことを思い出しました、でもペグの頭でこんな形の穴が開くんでしょうか? 
これが踏んずけたものと同じペグの頭、確かに形状といい、サイズといい、タイヤに残っている跡と同じですが、貫通している穴径は頭の半分以下の大きさなんですけどね。

もしペグで穴が開いたんだとするとキャンプ場を出た日から空気圧低下のアラームが出るまで6日間知らずに走っていたことになるんですけどーー、空気がゆっくり抜けたのか、検出までに時間が掛かるのかどちらなんでしょうか?
こんなでっかい頭が貫通したら即空気圧ゼロになりそうなんですが。

ま、この疑問は後で調べることにして先ずは修理しないと身動きが取れません。
何処に修理を依頼しようか考えましたがランフラットタイヤはサイドウォールが特殊なので修理できるかどうか電話で尋ねてから持ち込むことにして先ずはイエローハットに電話、返って来た答えは「ランフラットタイヤは基本的に修理不可になっているし、修理するにしてもサイドウォールが特殊なのでビードを外す機械が使えるかどうか判らないので受けていない」とのこと。 あら?
今度は地元のタイヤ専門店に問い合わせ「ランフラットタイヤは新品交換になっているようだしうちではまだ修理の経験がありません」と似たような返事。
え~、ランフラットタイヤってそんな不便なもんだったんでしょうか。
1本だけ新しいものに交換するにしても4万円近くしますし、バランスを考えて4本替えたら16万円。 これだった普通のタイヤを履いていてパンクで身動きできなくなったらJAFを呼んでタイヤ修理する方がうんと経済的ですよね。
結局この日はここで時間切れ、修理は翌日に持ち越しです。

さて翌日、電話で問い合わせてもいい返事をもらえそうにないので作戦変更、直接タイヤを持ち込んで修理を頼むことにしました。
軽トラの荷台に積み込んで向かう先は「タイヤ館」、店に着いたら係りの人が出てきたのでタイヤと開いた穴を見せて「修理できますか?」って聞くと「何か大きなねじくぎみたいなやつ踏んだみたいですね、大丈夫ですよ」って返事。
「良かった」って思ってると「これランフラットタイヤですかね、修理はあまり推奨されていないということをご理解されているのであれば修理します」とのこと、当然私の返事は「はい、お願いします」。

軽トラからタイヤを下ろしてショップに持って行ってくれてすぐに修理を始めてくれましたが修理方法はごく普通にホイールにタイヤを付けたまま空いた穴にやすりを通して均し、接着剤を塗ったプラグを押し込むだけ。 ビードを外す機械の出番もありません。
修理が終わったタイヤをなでながら「時々サイドウォールを見てこぶが出来てないかチェックしてください、こぶが出来たら交換です」とのこと。
はい、ガッテン。

修理が終わったタイヤを家に持ち帰ってX3に取り付けますが念のため修理したタイヤは後輪に回すことにしました。
前輪にトラブルが起きるより後輪の方がハンドリングに対する影響は少なくって安全ですからね。

前後のタイヤを入れ替えるには馬か仮付けのタイヤが必要になるんですがX3にはスペアタイヤが無いので前の車ベンツML270から取っておいたテンパータイヤを利用。ハブ径もPCDも同じなのですんなり使えます。
MLさんの時には一度も出番がありませんでしたがやっと出番が来ました。

パンク修理が終わったタイヤを後ろに着けたところでパンク騒動も終了。

色々調べてみるとランフラットタイヤは修理が出来ないというのは空気が抜けた状態で走るとサイドウォールがダメージを受けて本来の性能をキープできないからということのようで全く修理は不可ということでは無いようです。
電話で問い合わせた時には真正面から訊いたので安全サイドの返事となったんでしょうね。

少しドタバタしましたが無事修理も終わりちゃんと走れるようになりました。
あ、アラームのリセットもちゃんとやりましたよ。
それにしても次のタイヤ交換の時はランフラットタイヤにするか普通のタイヤにするかちょいと悩みますね。
皆さんのご意見は?


2 comments:

  1. 16万もするんですか!
    普通のタイヤに一票。
    これって軍用車両からの転用みたいですね。

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    1. やっぱりそうなるよね、普通のタイヤで走れなくなったら自動車保険のいロードサービスを利用するのが一番いいような気がします。 普通タイヤの方が乗り心地も良さそうだし。

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