この梁、格好悪いだけではなく船の上の移動にも何かと邪魔になるしメインセイルをセットするときには引っ掛かるしで無いに越したことはありません。
ということで日除けの幅は欲張らず必要最小限にして左右に渡した梁を無くす方向で考え直してみました。
先ずは日除け、幅は折り畳み機能なしでブームに手が届く最大サイズ、となるとドジャーの屋根の幅程度。
次に支柱、前の方(ドジャー側)には支柱を立てたくないのでドジャーを利用。
このドジャー結構丈夫に出来上がっていますから利用しない手は無いですよね。
このドジャー結構丈夫に出来上がっていますから利用しない手は無いですよね。
後ろ側はステアリングペデスタルを上手く利用する方向で考えてみることにーー。
追加の考慮すべき課題は台風などの時に簡単に天幕を取外しできる構造にすること。
ついでにもう一つおまけでプロの手を借りずにDIYで完結出来れば最高。
ということで出来たのがこのスケッチ、材料はホームセンターにおいてあるイレクターパイプです。 前の方のハの字に開いた部分がドジャーと結合、後ろ側はステアリングペデスタルの傍に立てるつもり。
本当は錆びの心配が無いステンレスパイプと思っていましたが自分で曲げとか溶接は機材も技術もなくプロにお願いするしかありません。
イレクターパイプは基本的には鉄パイプに塩ビコーティングしただけのものなので使うのをためらっていましたが上手く処理すればそれなりの耐久性はありそうだし朽ちてしまうようだったら作り直せばいいかとのことで使ってみることにしました。 ま、自分自身が先に朽ちてしまうかも(-_-;)
先ずはどんな部材が有るかメーカーのホームページを開いてお勉強、ふむふむこんなパーツが有るのねと思いながらぼーっとしているうちにパーツとパーツが繋がってこんな形になりました。
この形で一番の課題はどうやってドジャーと結合するかなんですが 何かの役に立つだろうと開けていた穴を使えればということで検討。
紐で結わえる、インシュロックで縛る、なども考えてみましたがいまいちです。
今一度イレクターパイプのサイトをほじくってみたらまだ見ていなかった波板取り付け用のパーツを発見、あ、これ使えそうです。
現物を見てみないと本当に使えるかどうか判らないので早速発注しておきました。届いた現物がこれパイプに接着する部分と波板を押さえるためのプラスティックリベットで構成されています。
この出っ張りを穴の中に突っ込んで止める作戦ですが出っ張り部分は残念ながらドジャーの穴より少し大きく入りません、プラスティックリベットが入る穴も大きすぎてねじ止めには不向き。
ということで途中経過は割愛して出っ張り部分を削って細くしプラスティックリベットの軸を抜いたものを差し込んで接着したものを作ってみました。
これを後ろからタッピングスクリューで止めます。(ワッシャーが何枚も入ってるのはちょっとスクリューが長すぎて先が飛び出すからです)
一番下の穴用はドライバーが入るスペースが無かったのでねじを仕込んでみました。
これを差し込んで後ろからナットで締めて取り付けこんなペースでは出来上がるころには日除けは要らなくなってしまいそうです。
ま、来年の夏に間に合えばいいかということにしましょう。
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