船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/05/31

Sb2 ミキシングエルボーについての考察と実験

event_note5月 31, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
昨日は佐賀ボーリングさんにシリンダーヘッドを持ち込みバルブシートの修理をお願いしてきました。 その時にバルブガイドの交換も勧められたのでヤンマーさんから入手後送ることにしました。

2023/05/28

SB2 排気ポートの惨状にびっくり、シリンダーヘッドを外しました。

event_note5月 28, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
吸気ポート内の水を見た時にこれはシリンダーヘッドを取り外さなきゃいけないこと確信。
再組付けに必要なパッキン類を手配しておきました。

シリンダー内に海水が入るとしたらガスケットが切れてシリンダー内に入るか、排気弁に冷却水が逆流してるかしかありません。 怪しいのは後者なので排気管を外し排気ポートを覗いて見てびっくり、これは井戸ポンプの排出口かというくらいに水浸しの赤さびだらけ。

これを見たらもうヘッドを外すしかありません、途中経過は省略してーーー、外しました。

横道にそれますがシリンダーヘッドを外したエンジンブロックを見てみると冷却水通路も白い付着物でかなり狭くなっています。 塩というより防触亜鉛による炭酸亜鉛と考えたほうがいいんでしょうね。折を見て冷却水通路の酸洗いをやったほうが良さそうです。

話を元に戻して、取り外したシリンダーヘッドは船の中ではこれ以上の作業が出来ないので家に持ち帰りです。

バルブの状況はバルブスプリングを外さないと見ることが出来ません。
末續さんに以前シリンダーヘッドの手直しを頼んだという会社について問い合わせたんですがこの時に「取外し工具作っているから持ってくれば簡単に取れるよ」と有難いことば。早速持って行って取り外してもらいました。



口径の大きい方が吸気口、小さい方が排気口ですがバルブシート、バルブともに排気側の傷みが凄いです。

吸気側のバルブシートはまだまともですが

排気側はこんな状態でバルブシートがぼろぼろ一部は完全に欠けています。


バルブの方は
吸気バルブはまだまとも

一方で排気バルブはこのありさま、


このバルブシートとバルブの組み合わせでは圧縮を保つなんて出来っこないですよね。逆に言えばよくこれで今まで動いていたもんだと思います。
この錆の具合から考えると今回急に錆びたとは考えづらく、毎回エンジン停止した時点で排気ポートに冷却水(海水です)が残り腐食が進んだ結果今回の事態に至ったと考えるしかなさそうです。
そうなると根本的な原因はミキシングエルボーから冷却水の逆流と言うことになるんですがこちらの究明は後にして先ずはシリンダーヘッドの修復からやることにします。
ヤンマーさんに排気バルブを手配してもらい、入手した時点でバルブシートの再建を末續さんに紹介してもらった佐賀ボーリングさんにお願いする予定。
ミキシングエルボーの究明はシリンダーヘッドを預けている間にやることにしました。

これで先も見えたし1杯やって寝ることにしましょう。



2023/05/24

SB2 強制起動と燃料噴射ポンプ交換 でも駄目でした

event_note5月 24, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum5 comments
 燃料はちゃんと噴射しているのに掛かってくれない、噴射量が少ないんでしょうか?
ヤンマーさんに尋ねてみましたが「少ないにしても数回クランクが回れば濃くなるでしょうし圧縮漏れが一番怪しそう、エンジンスタートスプレーは使って見ましたか?」との返事。
「え、それ何」と言うことでヤンマーさんに行って購入してきました。 

2023/05/22

SB2 エンジンが掛からない

event_note5月 22, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
2本あるジブシート(船首側にある2枚の帆を引っ張っているロープ)の両方にウインチが使えないか検討するために船に行きました。
船に行った折にいつものようにエンジンのご機嫌伺い。
このYCエンジン去年12月末に燃料噴射ポンプを交換したあたりから1発始動とはいかなくなり最近は3度ほどセルモーターを回さないと掛かってくれません。交換した燃料噴射ポンプのせいかなと疑っているところです。
今日もそうかなと思いつつセルモーターを回します、1回目X,2回目X3回目X,4回目X,ーーー、その後も掛かってくれそうな予兆すら全く無し。 どうしたんでしょうね。
さあこうなるとジブシートの引っ張り方検討どころではなくなりました、原因究明開始です。
船に工具一式を準備していますのでこんな時には役に立ちます。
先ずは燃料系統のチェックから、
燃料噴射ポンプから噴射ノズルまで来てるかのチェック、噴射ノズルから高圧パイプを外してセルモーターを回すとちゃんと燃料が出て来ます、OK。

じゃ、燃料噴射ノズルは詰まってない? と言うことでノズルを外して高圧パイプも接続。
これでセルモーターを回すとしっかり霧状に燃料が噴射されます。

ちゃんと燃料が噴射されるところまで確認できたので外した燃料噴射ノズルを元に戻してセルモーターを回しますがやはり掛かりそうな気配すらありません。
ディーゼルエンジンは燃料が来て圧縮が在ればちゃんと回るはずなので圧縮に問題があるのでしょうか?
圧縮を計測する手段は無いし夕食の時間にもなったのでこの日はここで終了。
家での食事も頭の中は???でいっぱいの食事となりました。
それにしても船先輩とのお近づきクルージングの帰りに掛からなくなったら酷い目に合うところでした。



2023/05/21

SB2 新しい船先輩とお近づきセイリング

event_note5月 21, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

1ヶ月半ほど前に港に泊めた船でごそごそやってる時に同年配の方から声をかけていただきました。この方(橋口さん)もヨットをお持ちで現在長与に係船されているけど時津の方が家から近いので引っ越しを検討されているとのこと。 これがご縁で名刺交換、せっかく知り合いになったので船を出す時に同乗しませんかと言うことになりました。

で今日がその日、お互い弁当持参で船で待ち合せ、少し早めに行ってビミニを取り替えてる最中にお見えになり手伝っていただきました。



このビミニ、張り替えと書かずに取り替えと書いたのには意味が在って枠ごと取り替えたからなんです。 これが取り外したサンルーフ。
張り替える時の紐通しが面倒なので枠を新調して枠ごと取り替えることにしました。
次回からは楽ちん取り換えです。

おとっと、またもや本題から外れてしまいましたね。
話を戻して、
港でジブをセットして出港、西寄りの風なので赤灯台を出た所で船を風に立ててメインセイルをセットします。 この時に手伝ってくれようとされるんですが何せレアもののガフリグ、おまけにすべてマストの下での作業でお持ちのスループ艇とは勝手が違いすぎるだろうし、こちらも何処をお願いすればいいのか良く分からず結局ほとんどの作業は自分でやってしまいました。

船を出す時にはいつも8インチタブレットでC-Mapを表示しながら走るんですが橋口さんもリュックの中から10インチくらいのタブレットを出されてC-Mapを開いておられました。
やはり画面が大きいと見やすいですね。

さてどこを走りましょうということですが特に行先は決めてないしとりあえず黒島の方に向かいます。 今日の風は北寄りの風、風も強くなっているので良い速度で上ります。

黒島を過ぎたところでお弁当タイムになったのでゆっくり食べましょうということでヒーブツーで船を止めます。 いつもだったらこ1口かじったサンドイッチの写真が入るところですが話が弾んでいたので写真撮りませんでした。 え、そんなもん要らない、まそういわないでください。 ちなみに今回はハムサンドにパストラミサンドでした。

話をしながらゆっくり食べている間に結構流されてしまったのでもう一度上りから帆走再開。
お弁当タイムが長かったので今回は黒島だけを回って帰ることにしました。
帰りは苦手な追い風、真後ろは難しいので斜め後ろから風を受けてブロードリーチで走ります。 崎野公園を過ぎたあたりから風が弱まり追い風でノロノロ。
ここで写真を1枚撮らせてもらいました。
赤灯台に入ったところでセイルを仕舞い、港の戻って無事着岸です。
本日のコースはこれ、


この後もキャビン内でおしゃべり、橋口さんのヨット歴は長く経験豊富、これからいろいろ教えてくださいと言うことでお開きとなりました。
今後のお付き合いが楽しみです。


2023/05/20

SB2 フェンダー補修

event_note5月 20, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
暇なのでフェンダーの補修をやることにしました。 正確にいうとフェンダーそのものではなくカバーの補修です。
フェンダーと言うと皆さん車のタイヤハウス部分を連想されるかもしれませんがボートの場合は舷側にぶら下げる緩衝材で大きな船では古いタイヤなども良く使われます。
どんなやつか判り辛いと言われそうなので写真をアップしておきます、

実はこのフェンダーは補修後の状態なんですが途中経過の写真は撮っていません。
何やったかと言うと左から3個はカバーの口を締めている紐が紫外線で劣化して切れてしまっていたので新しい紐を通して締め直しただけ。
4個目は本体は左3個と同じなんですがカバーの口を締めている紐が切れてすっぽ抜けたのかいつのまにか裸になってしまっていました。 新しいカバーを作って被せました。 カバーの材料はビミニトップに使った布の残りです。
最後の1個は船を買った時から載せてあったやつですがもともとは裸、経年劣化で表面がべたつく感じになってきていたのでこちらも同じようにビミニトップの残り布でカバーを作ってあげました。
これで変質したフェンダー表面で船体を汚す心配も無くなり安心して使えます。
フェンダーカバーの目的はフェンダーを守るというより船体を汚さないためと言うことらしいです。 蠣などで破けないようにというのもあるでしょけどね。

最後に1個残ったのが球形のフェンダー、
これ大きすぎてロッカーにかろうじて押し込めるくらいなので捨てちゃおうかなと思うこともあるんですが何かの役に立つこともあるだろうと残しています。
ただこのカバーは岸壁のコンクリートなどに擦れてぼろぼろの状態、


このぼろぼろ状態を補修するのも大変だなと思い私の着古したポロシャツを着せてみました。 ま、お遊びですけどね。

うん、なかなか可愛い! 
想像したより良い感じなのでこれでお仕舞いにしようかとも思いましたが蠣とかコンクリートに擦れたらすぐに破けてしまいそう。
ミシンもせっかく引っ張り出していることだしとオリジナルのカバーも念の為補修しておくことにしました。
幸いなことに補修に使う布は球形にするため内側に折り込んであった部分を切り取って使うことが出来ました。 
ミシン掛けに苦労して何とか完成、と思いきや、「ちょっと見せて」と言って来た嫁さんのチェックで「ここも当て布してた方がいいんじゃない」なんてダメ出しをくらいました。
これくらいならいいかと思ってやっていなかった部分なので「やっぱりね」と当て布追加。これでやっと補修完了。 結構うまく補修できてるでしょう。

オリジナルカバーの補修は終わりましたがポロシャツ着せたやつが気に入ったでそのまま着せておいて破けたら着替えさせることにしました。
オリジナルカバーは船のロッカーに予備として保管しておきます。

これですべてのフェンダーがいい状態になりました、大したことでは無いかもしれませんが達成感十分、気持ちがいいですね。 と言うことでちょいと1杯。

2023/05/16

SB2 日向ぼっこから日陰へ

event_note5月 16, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
色々やってるんですが筆が遅くってブログ更新がままなりません。
日にちが経ち過ぎたので書くのをやめようかなとも思いましたが出港記録が抜けてしまうのでちょっと簡単に書いておきます。

前日、「船出すんだったらサンドイッチの材料あるよ」と嫁さん、腕痛めててテニスは出来ないし風も程よい風の予報なので船出すことにしました。
港に着いたらそこそこの南寄りの風が吹いています。 ジブをセットして出港、赤灯台を出てメインセイルセット、これは船を風に立てないとやり辛いので港側に戻る形になります。
セットしたら崎野の鼻方向へブロードリーチで向かうことにしましたが風が弱いのでゆっくりです。 のんびりしていたら崎野の鼻に張ってある定置網に引っ掛りそうだったので黒島方向に方向転換、追い風だったのでジャイブです。


走りが落ち着いたところでお弁当、今回も卵とスイートピクルスのサンドイッチですが卵とスイートピクルスと言うよりスイートピクルスに卵を添えたような感じです。
この辺は私の好みに合わせるのではなく嫁さんの好みですね、でも美味しいですよ。


もう一個はキャベツときゅうりに魚肉ソーセージが入ったサラダサンド、なんだ朝の残りかと思っていたらチーズが追加になっていました。

もぐもぐやってたら日差しが暑く感じられるので冬バージョンのサンルーフビミニの上に夏バージョンの日除けシートを乗っけました。風で飛んで行ってもらっても困るので四隅を結わえています。


そうこうやっているうちに風が強まり速度も5ノットオーバー、落ち着いてサンドイッチを頬張れなくなってしまいました。先ほど乗せた日除けも風でぱたぱたと音を立てます、結わえていて正解でした。このまま夏を過ごしてもいいかなと思っていましたがやはりきちんと張り直したほうが良さそうです。


黒島の西側を通り、二島の方に方向転換、アビームに変わりますがジブをセットし直してるうちに勝手に風に上ってしまい右往左往、それでも二島を回って帰り道は向かい風の上り。
長与の沖に来た辺りで風が無くなってしまいました。
プカプカ漂っていると近くを空港連絡船が走っていきます。こちらは「あ~引き波がうっとうしいな」と思いますが向こうは「またうろうろしてるよ邪魔なやつだ」と思って入るに違いありません。 海上安全法では機走船が帆船を避けなければいけませんから定期船と言えども進路を変更しなきゃいけませんからね。

この後風が出て来ましたが今度は南西からコース取りは一旦鷹島の方に向かって一気に赤灯台までとしました。
いつものように赤灯台に入ったところでセイルを下し無事着岸して本日のセイリング終了です。

今回も楽しく遊びましたが風向きがころころ変わるこのコースを日本丸のような帆が何枚もある船で回ったとしたら大変な作業になるんでしょうね。3枚でも持て余していますから。

2023/05/14

X3 AdBlue(アドブルー)補充

event_note5月 14, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
指宿からの帰り道いきなりボヨ~ンと言う音がして「AdBlue予備」というメッセージがメーターパネルに表示されました。

今までは延長メインテナンス契約のおかげで12か月点検時に補充してくれていたようでこのメッセージを見るのは初めて。
警告と言うほどでは無いのかメッセージは白色表示、暫くしたら消えましたがお知らせ有りの表示が点いています。 慌てて対処はしなくて良さそうなのでそのまま家まで帰りました。

それからというものドアを開けた時とエンジンを切った時に毎回ボヨ~ン「AdBlue予備」の表示が。 取扱説明書を見ると出来るだけ早いうちに最低でも5ℓのアドブルーを補充するように、必要補充量は車両ステイタスから見ることが出来ると記載されています。
説明書に従って見てみると残りでの走行可能距離は1,300㎞で16.0ℓ補充必要となっていました。 



嫁さんがテニスの帰りに燃料補給してくれたんですが同時にアドブルーも補充してもらおうとしたら「置いてません」の返事が帰って来たとのこと。
長距離トラックの利用が多いGSにしか置いていないようです。
あらら、と言うことでアマゾンでポチッとして待つこと数日、10ℓX2が配達されてきました。

早速補充と言うことですがその前にアドブルーの物性についてちょっとお勉強、尿素と純水の混ぜ物で人畜無害となっています。ま、尿素は化粧品に保湿剤として使われてるくらいですからこれと水を混ぜただけとなれば安心して扱えます。
金属に対して腐食性があるとも記載が有りましたが劇物じゃないのでさっさと濡れ雑巾で拭いてしまえば特に問題は無さそう。

早速車に補充を開始、注入ノズルも付属していたので注入は簡単です。

ただ10㎏を持ち上げての注入なので力が必要、嫁さんには無理かもしれませんね。
アドブルーのタンクを満たすには16.0ℓが必要と表示が出ていましたがこの量を注入すると中途半端な量が残るので今回は10ℓ1缶だけの補充にすることにしました。

補充を終えてエンジンを掛けてみると警告は出なくなり車両ステイタスのアドブルーの情報を見ると8,000㎞走行可能と変わっていました。

10ℓ補充して走行可能距離は約7,000㎞伸びましたから700㎞/ℓ必要と言うことですね。
X3さんの年間走行距離は1万㎞に満たないですから来年また補充すればいいと言うことになります。ちょっと不思議なのが必要補充量が16ℓと出てたのが10ℓ補充したら7ℓに変わったこと。 16-10=6なんですけどレベルセンサーがアバウトなんでしょうかね。
それにしてもこのアドブルーのおかげで排気ガスは格段に綺麗になっていますから技術の進歩はすごい。
私のお尻からの排気ガスの臭いを消してくれる人畜無害の薬品なんかも出してほしいものです。




2023/05/11

指宿でキャンプ 5日目 今日は最終日帰るだけです

event_note5月 11, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

お天気も良くキャンプ場も気に入ったしもう少しゆっくりしたいところですが 生憎明日は二人とも用事があり今日のうちに帰らなければいけません。

嫁さんが早めに家に着きたいというので朝食後にすぐ撤収作業です。
今回タープの設置には以前「ペグとロープの棚卸」で紹介した新しいペグと新しいロープ(こちらは紹介していませんでした)を使ったのですが30㎝のペグを砂利交じりの固い地面に大きなハンマーで思いっきり打っていたので簡単に抜けてくれるかちょいと気がかりでした。

ここで30年ぶりくらいに新しく更新したペグとロープ、おまけにロープ自在金具、
ロープは4㎜のナイロン製、自在金具はアルミの3角型です。

この自在金具、今まで使っていたプラスティック製の平たい3穴の自在金具、うん、金具じゃないよね自在プラスティック、何て呼べば良いんだ? に比べると張りの強さ調整がめちゃくちゃ楽です。 ちょっと嵩張るのが難点ですが買うならこれ絶対おすすめです。

あらら、話が横に入ってしまいました。
抜くのを心配していたペグですがこんなふうに穴に別のペグを通して左右に捻りながら引っ張ると簡単に抜けてくれました。

抜けたペグは塗装が剥げていましたがこれは想定済、多少錆びたとしても私の寿命よりペグの寿命の方が長いのは確実です。

ペグとロープの話が長くなってしまいましたが、後片付けをさっさと済ませて10時前には片付けも終わりチェックアウトです。

それにしてもこのキャンプ場よくできたキャンプ場で個別サイトには標準で水栓と電源付きさらにキャンピングカーのために汚水排出の設備まで備えています。
キャンプ中の汚水は汚水タンクにためておいて帰り際にはここで排出してくださいと言うことですね。

キャンプ場受付に電源ボックスの鍵と変換コンセント(これが無いと普通のコンセントは挿せないようになっています)を返却して保証金1,000円を受け取ってチェックアウトとなりました。

帰りのコースは指宿スカイライン南端(大迫)から九州道さらに長崎道と帰る予定ですがこの大迫入り口を間違えてしまい(道路工事中だったんですよね)Uターンしなきゃいけない羽目に。
何やら工場入口で広くなっているところでUターンしましたがこの工場道の駅で買った赤利右衛門を作っている工場でした。縁があるんですね。

この工場のすぐ近くの大迫入り口から指宿スカイラインに入りますがここには料金所はありません。
道は通る車も少なく登坂車線などもあってすごく快適です。
快適に走って頴娃ICで料金100円を払い先に進みます、快適だったのはここまで、これから先の道はスカイラインと言うだけに山の尾根のようなところを走っていて曲がりくねっていてあまり快適とは言えません。
久住のやまなみハイウェイと似たような時期に作られたので設計が古いんですね。
通る車も少なく観光促進として作られたんでしょけどどれほどの効果があったのかつい考えてしまいます。
途中錦江湾を見下ろす展望台が数か所ありましたがその1か所でパチリ、桜島もやっていて写りはいまいちでした。

今回の旅行での写真はここまで、後はひたすら我が家を目指して走り5時前には我が家に到着しました。
キャンピングトレーラーを引っ張っていると高速道路での制限速度は80㎞/hですから時間が掛かります。
トレーラーを嫁さんと二人で庭の定位置に押し込んで指宿旅行が終わりました。
初日の雨は別として翌日からは好天に恵まれいい旅になりました。

2023/05/10

指宿でキャンプ 4日目 開聞岳登山と温泉、ついでに香草園

event_note5月 10, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
さて今日は今回のキャンプでのメインイベント 開聞岳登山です。 嫁さんなんか今日に備えて朝の散歩にトレッキングシューズを履いて足慣らしをしていたくらいですから。
朝食の後リュックに汗かいた時の着替え、お弁当、飲み物、携帯トイレにトイレットペーパーを入れてしっかり準備。 この間の久住登山で苦労しましたからね。
登山口はこのキャンプ場傍に在りますから車での移動など不要、キャンプサイトから直接の出発です。 歩く先には開聞岳、高さは924mです。
山としてはさほど高くは無いんですがキャンプ場の標高が128m、約800mを上ることになります。
ちなみに久住中岳1,791mに牧ノ戸峠1,333mから上ったとすると標高差458mですからこの山侮れません。

キャンプ場から舗装された道を450mほど歩くと登山口です。

きれいな円錐形の山ですから登山道もきれいならせん状になっているんですね。

最初はこんな感じで歩き易いんですが、
岩ゴロゴロに変わり
こんな場所も
梯子が設置さてている分上りやすいんですが、このほかにも大きな段差でロープだけが準備されているところも数か所、嫁さん苦労していました。

嫁さんがへばってしまったら途中で引き返すことも考えていましたが頑張って上ってくれて無事山頂到達。

ここからは池田湖、遠くは佐多岬などが見通せます。霞が掛かっていなければ佐多岬の先の方に種子島が見えるはずなんですが残念ながら見ることは出来ませんでした。

実は私、この頃からお腹の調子が悪くなり人目に付かない場所を探して携帯トイレのお世話になりました。 
ガンで胃の切除手術を受けて以来おなかの調子が急変することがおおくなったんですよね。
用を足したところでがやがやとおばさん軍団が上ってきて間一髪と言うところでした。

落ち着いたところで梅干し入りのおにぎりと昨日作った蒸しパンでお弁当。
ちょっと疲れてところで甘いものは有難いですね。

お弁当も終わったところで下山、大きな段差の所は上るときよりも気を使います。
それと困ったのがこの丸っこい砂利、


上りではさほど気にならなかったんですが下りではズルズル滑って嫁さんともども3回ほど尻餅をついてしまいました。
「少し横向き加減で下りたら滑らないよ」なんて言いながら自分が滑ってしまうんで困ったもんです。

ゆっくりゆっくり下りてキャンプ場まで戻ってきましたが上り3時間、山頂1時間、下り3時間の登山でした。 結構疲れました。

登山の後は温泉、キャンプ場から一番近いのは健康ランドと言うところがあるんですが今日水曜日はお休み、次に近い開聞温泉に行ってみることにしました。
ナビに導かれて着いて見ると原っぱ状態の駐車場と古びた建物が、


「え、やってるの?」と前に回ってみると扉が開いていてちゃんとやっているようです。
ここ入浴料は1人300円ですが小銭が無く両替しようにも番台らしきところには誰もおらずちょっと困りました。
何とか男湯側の番台カウンター上に在ったざるに600円を発見、ここに千円札を入れてお釣り400円を頂きました。
嫁さんが風呂に入って分かったんですが番台のおばさんも入浴中だったとのこと。
男湯の脱衣場はこんな感じで営利目的の温泉ではなく地域の共同浴場として運営されているようで湯船脇では若いお兄さんが年配の方の背中を洗ってあげる光景も見られました。
最近こんな光景なかなか見られませんよね。
お湯は昨日の鰻温泉の経験から熱いんじゃないかと身構えましたがここのは適温ゆっくり浸かることが出来ました。
泉質は鉄分が多いようで茶色、おまけに塩分も強めで舐めるとしょっぱいです。持参したタオルはしっかり茶色にそまってしまいました。

汗を流した後キャンプ場に帰る途中に見かけた「花と香りの店」と書かれた所に寄ってみることにしました。 若いころに一度香水を作っている店に寄ったことがあってそれがここかなと確かめたかったんです。

中に車を進めるとお店が在って、前には楠、



なにせ前回来たというのが50年近く前のことですから当時の詳細は覚えていません。
もう少し店の周りは開けていたような覚えはあるんですけどーー、当時の若女将らしき人からこの匂い楠から香水をつくるんですよと説明を受けたのはしっかり覚えているのでここだったのは間違いないようです。
その時初めてレモングラスなる植物があることも教わって葉っぱをもらって帰りました。

売店の中に入って昔来たことがあるようだと話をすると店主らしき人が昔に比べて周りの木が大きくなりすぎて鬱蒼としてるんですよねとのこと。 これで納得。
嫁さんここでお香を買っていましたがさて家で焚いてくれるでしょうか。

本日のイベントはこれですべて終了、キャンプ場に戻り早めのビアタイムとなりました。
はい、夜も登山の疲れでいつもより早い就寝です。