船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/05/24

SB2 強制起動と燃料噴射ポンプ交換 でも駄目でした

event_note5月 24, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forum5 comments
 燃料はちゃんと噴射しているのに掛かってくれない、噴射量が少ないんでしょうか?
ヤンマーさんに尋ねてみましたが「少ないにしても数回クランクが回れば濃くなるでしょうし圧縮漏れが一番怪しそう、エンジンスタートスプレーは使って見ましたか?」との返事。
「え、それ何」と言うことでヤンマーさんに行って購入してきました。 
こんな感じで吸気管に2~3秒スプレーしてすぐにセルモーターを回すとパンパンといつもと違う爆発音がしてエンジンが掛かってくれました。
あら凄い、こんなものがあるなんて今まで知りませんでした。

一度回ってしまえば止まることも無く回っています、暫く回して一旦止めて再起動をやってみましたがやはり掛かってくれません、残念。

こうなると燃料噴射ポンプを交換した後に掛かりが悪くなったのがどうしても気になります。古い燃料噴射ポンプは捨てずに保管しておいたので古いものに戻してみることにしました。
新しいものを外して古いものをくっ付け、燃料ホースのエア抜き、ちゃんと噴射ノズルの傍まで燃料が来てることを確認。
「これでどうだ」とセルモーターを回します。 1発で掛かることを期待してたんですが全く反応なし、2,3回繰り返してもダメなので再度スターティングフルードを試しますと何とか回ってくれました。
ただ回ってくれたのもつかの間30秒ほど回ったらプスプススットンと止まってしまいました。 その後はスターティングフルードを使っても掛かってくれません。
と言うことは新しい燃料噴射ポンプには何の問題も無くたまたま掛が悪くなった時期が交換時期と重なっただけと考えたほうが良さそうです。 はい、疑ってすみませんでした。

そうなると原因として残るのは圧縮のみ。
圧縮圧力を計測する手立ては持ち合わせていないので頼れるのは五感のみ、手回しハンドルでクランクを回します。
エンジンが重たくなっているのか私の力が弱くなってるのか(腕痛めてるし)とにかく回すのが大変、そう言いながらも回さなきゃわからないので頑張って回しました。
ゆっくり回していることもあるのか圧縮上死点がはっきりしません、もっと手ごたえがあって良さそうなんですけどね。
ここが上死点かなと思ったあたりまで来るとシューともジューとも分からない音が聞こえて来ます。ゆっくり圧を掛けた時にはバルブが閉まっていてもじんわりと空気が抜けるのでその音かなと思いながら数回繰り返していたら吸気管の方からコップの水にストローで息を吹き込んだようなブクブクブクという音が聞こえて来ました。
「え、これ何?」ということで即吸気管の取外し、吸気ポートを覗いて見ると何やら真っ黒な液体が見えます。
写真を撮ってみましたが写りがいまいち、黒く光ってる液体が見えますかね。

最初は未燃焼の軽油とカーボンが混じったものかと思ったんですがキッチンペーパーを突っ込んで吸わせたものを見ると軽油のような感じがしません。 ライターで火をつけてみても燃えないし、舐めてみたらしょっぱいので海水みたいです。 でもどこから来たんでしょうね? 
これでシリンダーヘッドになんらかの問題が発生していることがはっきりしました。
排気管もと思ったんですがここで時間切れ持ち越しとなりました。
明日にでもシリンダーヘッドを取外した時に必要となるパッキン類を手配することにします。


5 comments:

  1. エンジン掛からないまま、セルモータ回し続けるとウォーターロックが満杯になりミキシングエルボから逆流して排気弁から海水侵入します。私の場合は、吸気管から黒煙と海水吹き出しました。

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  2. シーコックを締めてセル回して
    シリンダーの海水分を出して
    エンジンかかってからコックを
    開けてみてはどうですか。

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    1. 確かにそうですよね、私の場合も排気管側からが怪しいと思い排気エルボーを外してみました。
      まだ記事に書いていませんがこちらはもっとひどい状態で海水にまみれて赤さび状態、こりゃ駄目だということでシリンダーヘッド取り外しました。

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  3. エンジンオイルも、白濁してないか点検したほうが良いと思いますが。

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    1. ご指導有難うございます。 エンジンオイルチェックしましたが白濁なし量の変化もありませんでした。クランクケース内には水漏れは無さそうです。

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