船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/03/12

発電機L端子 やはり使えないようです

event_note3月 12, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
ここならうまくいくかなと思ってL端子からの回転数検出をテストしてみましたが3相交流全波整流波形の脈流ではなく別の部分を拾っているようで「いったい何処検出してるのよ?」と??で終わっていました。
たまたま週末に電子回路をいじって遊んでいる昔からの友人に会う予定が有ったのでオシロスコープを持ってないか尋ねると「簡易オシロならあるよ」とのこと、会った時に借りて来ました。

早速船に持ちこんんで波形観測です。
オルタネーターのL端子にプローブを接続、プローブはエンジンの回転部に巻き込まないようにテープで固定しています。

エンジンを回して表示された波形を見てびっくり、頭の中に描いていた3相交流整流波形とは全く異なる大きく変化する波形がでてきました。

1舜心配していた整流ダイオードの故障かもと思いましたがよく見るとそうではないようです。 整流ダイオードの故障であればもっと規則的に低くなる部分が並ぶはずです。

ここで低くなる部分は何だろうと回路図をじ~っと睨んで、赤丸で囲んだトランジスタがONした時にそうなることが判ってきました。(動作詳細割愛)


このトランジスタ、発電電圧が下がった時にONするので負荷の状況でONするタイミングはころころ変わります。

ま、細かいことはさておきこれでは整流後の脈流を検出しようと言う目論見は破綻してしまいました。 残念!

ちなみにこちらばバッテリー端子Bの波形、大きな変動はありません。

この小さな変動を電圧レンジを小さくして拡大して見てみると、
ここに表れている鋭いノイズは燃料用電磁ポンプからのものと思われます。

これらのオシロスコープの写真に見られる小さな放物線が整流後の脈流とすればそれ以上の電圧変動が有るので端子、端子ともにここからの脈流検出は無理と言うことが判りました。

さてさてそれではどうやって回転数を検出しましょうかね。
手元に在る反射型の光電センサーそれともAmazon.comに発注しかけたオルタネーターの漏洩磁束検出器? 後者は$80とお値段が高いしそれに$20程度の送料も加わるのでちょっと考えてしまいます。
光電センサーの取り付けブラケットを作るのが一番早道なんでしょうかね。
固定場所も含めてゆっくり考えてみることにします。

2 comments:

  1. ヤンマー純正タコメーターセンサーは製造中止ですが、フライホイールに取り付けるタコセンサーが、アマゾンに有ります。
    ネジ径もピッチも会います。私はそれ付けてます。

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    1. 残念ながら私のYCは初期型のようでフライホイール部分に取り付け穴がありません。
      有れば何かと便利だったんでしょうけど、頑張って外付けの検出器を付けるしかありませんね。

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