船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2013/02/28

船を作ろう 銅線取り外し

event_note2月 28, 2013 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
補強部材の接着が終わったので、本格的に銅線で縛っているベニヤ板間の接着です。 この接着いろいろなやり方があって、



1、銅線ごと上から接着剤のパテ付け(フィレッティング)してしまい船体外側に出ている部分だけニッパーで切り取ってしまう方法。
2、パテが固まった後でガスライタなどで銅線''に熱を加えてペンチで引っこ抜く方法
3、銅線と銅線の間をあらかじめ仮接着してこれが固まってから抜いてしまいその後本接着する
などの方法があるようです。
私の場合は補強剤を取り付ける前に仮接着していたのでまずは銅 線と針金を取り外してしまい本接着に移ることとします。
ここで心配なのは、最初ワイヤーを締めあげるときに相当苦労して強く締めた部分があるので仮接着の強度だけで持ってくれるかどうかです。 なんたって銅線2本使いでも切れてしまって鉄線を追加している部分もあるくらいですから。
まずは銅線の密集している船首部分から、そーっと始めて様子を見ることにします。 ニッパーでいきなりぱちんと切るのではなく、1本おきに間引くような形で銅線を緩めて見ます。 これで一番初めに失敗したようなピキピキといった接着剤が割れるような音がしなければ抜いてしまうつもり。 音が出始めればもう一度締めて抜くのをあきらめ銅線を残したまま接着してしまう方法に変更しなければいけません。 このときでも鉄線だけは先に抜いておかないと後でさびて問題になりそうです。
まず一番の密集地帯の1本目、恐る恐るゆるめて、これは問題なく抜けそうです。 1本飛ばして次のやつ、こんな風に徐々に密度を減らして---、心配したような音も出ず船首部分のワイヤーが全部抜けました。 ここが問題なければ他の部分は問題ないはず。 ニッパーでパチパチ切ってしまいスピードアップ。 無事、全部のワイヤーが取れました(乾杯)
でも沢山のワイヤーを使っていたので船首部分は穴だらけです。


  何度も船作りを経験している人は私のやってる方法を見たら、なんて悠長なことやってるんだと思うでしょうね。 でもアメリカで木工を趣味にしている友人がこう言ってました。
In woodworking it is about enjoying the journey not the destination. 
     木工作業は目的地ではなく旅の途中そのものを楽しんでいるようなもの。

 まさにその通りですね、楽しみながら慌てずにやりましょう。


コメント

完成したら嬉しさ半分さみしさ半分だからね!
手がかかるほど愛着がわくんですよ、
と、手のかかる娘が言ってみます。
  • Posted by 祥
  •  
  • at 2013/03/01 12:21:39
まだまだ手がかかりますよ、ますます愛着がわくよね。手がかかることを楽しんでます。
  • Posted by Tomi
  •  
  • at 2013/03/01 22:28:53
そのうちお父さんがボケて手がかかることになるのでしょうか。心温まる親子の会話に水を差して申し訳ないです。
  • Posted by JT
  •  
  • at 2013/03/05 21:54:49

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