船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/08/09

スペイン旅行記 12日目 セビリア市内観光

event_note8月 09, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
昨日はでんでんむしのおかげで塩かけられたナメクジ状態だった嫁さんも元気を取り戻して今日は市内観光です。
この町は大航海時代に貿易の中心として栄えた町とのことでいたるところにその跡が見受けられます。

  ホテルを出て観光スポットが集中している方向に向かいますがレトロで面白い形をした建物と近代的な形の市内電車に出会いました。
名所旧跡も良いですが何気ない町の風景を見るのも旅の楽しみですね。



まず訪ねたのが図書館(インディアス古文書館)、ここはもともと交易所として作られたものを図書館として改築された建物とのこと。
嫁さんが地図に○つけてたところに珍しく迷わずに一発で到着、でもなんか趣が違います、入り口の警備員に聞いたら歩いてきた方向を指さしてあっちだって。 よくよく地図をみたら嫁さんの丸の位置が間違いでした。
幸い近くなので引き返して図書館無事発見。
内部には大航海時代の文献が展示されていてコロンブスの直筆の手紙も展示されているとのこと。


船の図面なんかも展示されてて こんな図面でよく大きな船が出来たもんだと感心しながら見て回りましたがコロンブスの手紙を見つけることができません。
警備をしている係りにきいたら「オー、コロンボ!」と言って展示品まで案内してくれました。 (残念ながらこの写真は有りません。)
スペインではコロンボって呼ばれているんですね。
あの刑事コロンボはスペイン人?イタリア人かなと思ってたんですけどね? 
今は記録は電子的にできますが昔は紙のみ、文書の重要性が判る建物でした。

  次はそのすぐ隣にあるカテドラル(だったかな?あちこちにカテドラルは有りますからね)
もう教会は飽きるほど見たけどと思いながらもコロンブスの墓があり、また塔にも上れるとのことで入場料を払って内部に入りました。
さすがにスペイン黄金期に作られただけのことがあり金色の祭壇の豪華さは目を見張るものがあります。 


 

 コロンボの墓と廟を見て塔に上ります。当然昔の建物ですから頼りは自分の足、前の人のお尻を見ながらひたすら上へ。 
上に到着すると眼下にセビリアの街並み、頭の上には大きな鐘がぶら下がっています。



どうやって鳴らすのかなと思い見回してみるとここは近代化されていて電動で鳴らされていました。
ここも南スペインの他の場所と同様にイスラムのモスクの上に塔が建てられ多とのことで3階部分まではイスラム、その上がキリスト教時代となっています。
  塔の上から町の4方を見渡した後は外に出てお昼、たくさん並んでいるカフェの一つに入ってビールとサングリア、「オリーブを頂戴」って言ったら「無いよ」だって、珍しい店もあるもんですね。
メインは牛の尻尾の煮込みを頼みました。 いやこれ美味しかったんだけど撮影を思い立ったのはちょっと食べてしまった後、それがこの写真です。

おなかが落ち着いた後はこれも協会のすぐ近くにあるアルカサルへ、例にもれずイスラムの宮殿を分捕ってスペインの王宮にしちゃった建物です。
細かな装飾と広い庭、城壁兼回廊のような部分が庭ほかの見晴らしもよく印象的でした。






お次はちょっと歩きますがスペイン広場、大きな回廊と広場があって中央に噴水、広場を取り巻く堀のような池があって貸しボートが有りました。

中学高学年か高校生くらいの男女が3艘のボートに乗ってはしゃいでいましたが初めての経験のようでボートの尻のほうに進んでみたりオールを押してこいで見たりと、つい教えてあげたくなりましたがどうせ言葉は通じないし止めときました。
この広場から町の中を流れる川まで公園が広がり、大きな木が枝を広げていて歩くのが気持ち良かったです。わが町にもこんな公園が欲しい。


公園の中を抜けてまた川べりまで来ました。
 
川でボートを漕いでいる(オリンピックなんかの競艇用、小さくですが対岸付近に写ってます)連中を眺めながらホテルに戻りました。

今日の晩御飯は冷蔵庫の整理で済ませます。

明日はバルセロナへ移動です。

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