船へのLFPバッテリー導入時に30A走行充電器を使ってみましたがアイドリング時など発電量が少ないときにはエンジン起動用のメインバッテリーがわが身を削って30Aを供給する事態になってしまうことが発覚、結局30A走行充電器の使用は諦めた経緯があります。
一方、キャンピングトレーラーでは20A走行充電器を使っていてエンジン起動時には20Aを供給してくれるところまでは確認していましたがメインバッテリーの充放電状態までは確認していませんでした。
一方、キャンピングトレーラーでは20A走行充電器を使っていてエンジン起動時には20Aを供給してくれるところまでは確認していましたがメインバッテリーの充放電状態までは確認していませんでした。
アイドリングでLFPバッテリーを充電していてメインバッテリーが空っぽになっても困りますので 船で使えなかった30A走行充電器が使えるかどうかも含めて走行充電時のメインバッテリーの充放電電流を計測してみました。
テストを始める前にバッテリーでトレーラのエアコンを動かしてトレーラー内の除湿も兼ねてLFPバッテリーを減らしておきました。
テストを始める前にバッテリーでトレーラのエアコンを動かしてトレーラー内の除湿も兼ねてLFPバッテリーを減らしておきました。
さてテスト開始、
先ずはトレーラーを繋がずにX3単体でのテストから。
ドアを開けリアゲートを開けた状態でバッテリーの電流を計測すると、あらびっくり、13Aもの電流が流れています。いろんな電気仕掛けが有るから仕方がないんでしょうけど何処に流れているんでしょうね。あっという間にバッテリーが上がってしまいそうでちょっと心配になってしまいます。
先ずはトレーラーを繋がずにX3単体でのテストから。
ドアを開けリアゲートを開けた状態でバッテリーの電流を計測すると、あらびっくり、13Aもの電流が流れています。いろんな電気仕掛けが有るから仕方がないんでしょうけど何処に流れているんでしょうね。あっという間にバッテリーが上がってしまいそうでちょっと心配になってしまいます。
エンジンを起動すると今度は逆にアイドリングでも10A程度での充電が始まりますがこちらの写真は有りません。
一旦エンジンを停止してトレーラーを接続しますがこの時点では分離リレーの働きでトレーラー電気回路は分離されていますのでトレーラー側へは電流は流れずX3単体と同じ13Aの電流をX3車内設備に供給しています。
エンジンを起動すると分離リレーが働いて走行充電が始まります。トレーラー内の電流計で確認するとちゃんと20Aで充電、この時のバッテリーへの充電電流は約5Aで食い扶持は減っていますがわが身を削るという最悪の事態にはなっていないようです。 よしよしここまでは順調。
ここで走行充電器ってホントに必要?、発電機から直接繋いだらどうなるの?と言うことで走行充電器無しで直接繋いでみました。結果は残念ながらトレーラーに流れてくれるのは10Aちょい、その代わりメインバッテリーの方には10A以上の充電が行われています。
やはり走行充電器で14.6Vまで昇圧しておかないと20Aの走行充電は無理なようです。
最後は30A走行充電器のテスト20A走行充電器を取り外して30A走行充電器を仮接続。
エンジンを起動して充電電流を見ますが下の写真では18Aですが最大でも21A程度しか流れてくれません。このため30A流した時のメインバッテリーの充電電流は測定できず。
この走行充電器は船では30A流してくれていましたから走行充電器の能力不足で無いことは明らか。
やはりX3からトレーラーのLFPバッテリーまでの電線による電圧降下が響いているようです。
ま、本来であれば走行充電器はLFPバッテリーのすぐそばに置いて電線での電圧降下分を昇圧して充電するというのが正しい使い方で、私のように牽引車側に置くのは邪道ですからね。
ただ走行充電器をトレーラー側に置く場合は入力側電流は出力より大きくなるので(約25%)注意が必要です。
結局今日の結果から出た結論は
- 現在の20A走行充電器はアイドリングでもメインバッテリーを消耗させることは無いので安心
- 現在の牽引車からLFPバッテリーまでの電線では20Aが限界、30A走行充電器を使っても殆んど効果なし。
- 30A走行充電器を使うには電線の強化が必要。
ということで今日のところは20A走行充電器に戻して終了。
30A走行充電器を使うには電線の追加が必要ですがカプラーまでの電線ルートは満杯なのでどう追加するかが課題、酒飲んでる時にでぼちぼち考えてみることにします。
30A走行充電器を使うには電線の追加が必要ですがカプラーまでの電線ルートは満杯なのでどう追加するかが課題、酒飲んでる時にでぼちぼち考えてみることにします。
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