まずはどうやったら外せるのか様子を見るためにフロントのラジエターコアサポートを外してみました。
これを外すにはヘッドランプアッセイも外す必要があります。
やはり上側に抜くにはいろんなホースを外す必要がありそうで簡単ではなさそうです。
交換方法のマニュアルがないかネットで調べてみました。
マニュアルは見つかりませんでしたが下側に抜けば冷却水のホースは触らずに抜けるとの情報を発見。
ただ物が大きいのでジャッキアップだけで抜けるだけの高さが確保できるかどうかちょっと心配。
もう一つ気がかりなのがパワステオイルの配管、MLのラジエーターは前から見て左側2/3ほどが冷却水用、右側1/3ほどがパワステオイルの冷却用になっていてこの配管が接続さてています。
これが結構ぎりぎりの位置にあるので邪魔をしそうです。
心配してても先に進まないのでまずは車載のジャッキで上げれるだけ上げて馬をかませてみました、高さのほうはこれで何とかなりそうです。
これは後で撮った写真ですがこれがパワステのオイル配管です。
上側は溝に引っ掛けてあるだけですから一旦上に押し上げれば外れるはず---、でしたがうまく外れてくれません。
やはり気になっていたパワステオイルの配管が邪魔をするようです。
仕方がないので取り外すことにしますがオイルがこぼれてくるのが嫌なんですよね。
こぼれるオイルの量を減らすためリザーブタンクのオイルをスポイトを使い抜いてしまいます。
ここでトラブル発生、ホースが撥ねてオイルパイプを留めているユニオンボルトが飛んでしまい下に落ちてこず行方不明に なってしまいました。
エンジン真下のアンダーカバーも外してみましたがここにもありません。
探すこと30分以上、やっとフロントデフとフレームの間に挟まったボルトを発見、とんだ道草でした。
これがやっと見つけたユニオンボルトです、向こう側はパイプ。
パワステオイルの配管を外したので今度はすんなりと外れてくれました。 下側に抜くときには冷却水のホースが少し邪魔をしますが力でねじ伏せれば大丈夫です。
取り外しが終わったら2/3は終わったようなもんです。
後は新しいファンを逆の手順で取り付け、上側の爪がちゃんと引っかかっているのを確認して下側の止めネジを締めてクリップを取り付けます。
電気配線を元に戻します。 新しい電線も付属していましたが交換作業が面倒なので古い電線をそのまま使いました。
パワステオイルの配管も元に戻してリザーブタンクに新しいパワステ用オイルを補充、これは手持ちがありました。
ここまで終わったところでバッテリーを接続してテストです。
エンジンをかけてファンを覗くと、ちゃんと回っています、よかった。
ファンが壊れていると確認はしていたものの一抹の不安があったのでこれで一安心。
取り外したパーツ類を全部取り付けて修理作業完了です。
試運転を行いましたが冷却系統以上のランプも消え、水温も正常になりました。
これで目出度し目出度しと言いたいところだったのですが、ここまで書いたところでフロントサイドメンバーの下に有った小さな信号コネクターをつなぎ忘れたことに気が付きました、ドジ!
外気温センサーだと思うのですが明日朝からまたラジエターコアサポート外さなきゃ、やれやれです。
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