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2019/03/27

ホームネットワークにちゃんとしたNAS(ネットワークHDD)を導入しました。

event_note3月 27, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
かなり以前にBelkinの無線LANルーターにUSB接続のHDD(HP製、写真中央です)を使って簡易NASを構築したことをレポート(クリックしてください)したことがありますが問題は構築した時から気になっていたアクセス速度。
ファイル単位で読み書きする分にはそれほどストレスは感じないのですが少し容量の大きなフォルダーを丸ごとアクセスするととんでもない時間がかかります。
仕方がないのでこんな場合にはルーターから取り外してPCに直接つないでいました。



写真、音楽、書類など消えては困るものが沢山あって万全の備えをしたいところ。我が家の2台のPCとNASに同じデータを置いとくのが一番安全なんですがこれらのファイルとフォルダーの同期を取ろうとするとどうしてもこの転送速度の遅さがネックになってしまいます。
で、今回思い切ってLANに直接接続するネットワークHDD(以下LAN Disc、写真右側)を買ってしまいました。
買ったのはI・O DataのHDL-AA2なる容量2TBのサーバーです。
ギガビットイーサネット接続で「デュアルコアCPU搭載により読み書き共に最大116MB/sと超高速なデータ転送を実現」なんて謳い文句が付いていました。

商品が届いたら早速セットアップ、BelkinルーターのイーサネットにLANケーブルで接続します。
今度はS/Wの設定が必要ですがLAN Diskコネクトなるソフトをインストールしなければいけません。これは説明書に従ってセットアップしていく途中でI・O Dataのサイトからダウンロードしてくれました。
これで無事LAN Discにアクセス出来るようになりました。
ここでファイルをLAN Discに書き込んでみるとかなり速度が上がったのが判ります。

でも、もう一つやりたいことがーー、無線LAN自体の速度アップ。
Belkinさんは5GHz帯のIEEE802.11ac最大6.9Gbpsも持っているんですが残念ながら私のHP製PCは少し古くてIEEE802.11n 300Mbpsまでしか対応していません。
調べてみると無線LANのカードを交換すると802.11acに対応できることが判り 
即、Amazon で購入しました。
交換自体は簡単で裏蓋を開けて小さなカードを差し替えるだけ。
カードを差し替えたらデバイスマネージャーからアクセスして最新のドライバーに書き換えます。
これで使用可能なWiFi一覧に無事Belkinさんの5GHzが表示され接続が出来ました。

これでPCから新しいLAN DiscにデーターをコピーしながらタスクマネージャーでWiFiの速度を見てみると最大で200Mbps近辺まで上がります。
HPの簡易NASの場合はKbps単位でしたから格段の速度みたいです。よしよし😊

こうなると実際のアクセススピードを計測したくなってしまいます。
ネットで調べてみるとCrystalDiskMark 6なるフリーソフトが見つかり早速ダウンロードしてインストール。
早速いろんな条件で走らせてみました。

で結果は
1、802.11n経由でHP簡易NASへのデーター読み書き(最初の状態です)
2、802.11n経由でLAN Discへのデーター読み書き(無線ランカード交換前の状態です)
3、802.11ac経由でLAN Discへのデーター読み書き(最後の状態)
以前の状態では読み出しはまだしも書き込みが遅くって1GBのデーターを書き込むだけでも30分近くかかる勘定。

無線ランを802.11nから802.11acに切り替えた貢献度は読み出しで約5倍、書き込みで約3倍ほど早くなっています。

最終の状態では初期の速度と比べると読み出しは約7倍、書き込みは27倍近く早くなっていることが判ります。
今まで使っていたHP・HDDをUSB2経由でPCに直接繋いだ時の転送速度が32MB/s程度でしたから無線ラン経由でもこの半分程度の速度は達成されたことになります。

これでいちいちHDDを繋ぎ変えなくてもそれほどストレスを感じない速度でLAN Discにアクセスできるようになりました。
目出度し目出度しで一人で乾杯です。






























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