船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/04/29

SB2 トイレ部分床張り 似たような床材が手に入りました

event_note4月 29, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
朝から懇意にしている工務店に電話して床材の件を尋ねてみました。
ラッキーなことに同じものではないけど似たような材料が残っているということで4枚を分けてもらうことが出来ました。

直ぐに届けてくれたので材料を持って船へ。
トイレ下の作業でま先ず片付けなきゃいけないのがポータブルトイレの設置枠跡、ここが約4mmほど高くなってそのままでは床材を張ることが出来ません。
削るのも大変だしここは両側に6.5mmのバーチ合板を置いて橋渡しをすることにしました。 ここ、少し高くなったとしてもすぐに座ってしまうので高さは問題にはならないでしょう。
トイレ設置部分は少し高くしたいので両側に支えを準備してこの上に構造用合板を渡し、その上に床材を張ることにします。
床材の切り出しに入りますが今度はコーナーのRも床の凸凹も邪魔しないので長さを合わせて切るだけ、簡単です。
材料の切り出しが終わったところで並べてみてついでに便器も置いてみました。
試しにに座って見ましたが高さも位置も良い感じです。
ただ便器の取り付け位置が高くなったのでホースを通す穴の半分近くが塞がってしまったので拡張が必要になってしまいました。
床材の準備も終わったので次は取り付け作業ですがねじ止めはせずにすべて接着でやってみることにします。






2020/04/28

SB2 トイレ前通路床板張り、大変でした

event_note4月 28, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
取り外してしまったトイレ、早くもとに戻さないと船内での作業中に催した時に困ってしまいます。
位置と高さを変えるためにはトイレ下の床を張りなおす必要が有りますが通路床とのつながりがあるので先ずはここから。
トイレ前通路にしてもトイレの下にしてもFRPの面がそのまま出ているし、トイレの下なんぞはポータブルトイレの設置枠の残骸が残っていて趣という言葉とは無縁の世界で「格好悪いー」と言うしかありません。

少しでも落ち着いた雰囲気にしたいということで床板を張ってみることにしました。
使うのは事前に手配していた我が家に使ったのと同じフローリング材。
床の幅に切って並べていくだけなんですが 問題は床の凸凹とコーナーのR、これも一様ではなく凸凹、
下地に合板の捨て板を敷いてこの上に床材を並べれば簡単なんでしょうが そうするとその分床が高くなってしまいます。
床が高くなるのは天井が低くなるということなので出来れば避けたいところ、
床材だけでも15mm高くなってしまいますからね。
結局取れる手は凸凹とRに合わせてせっせと削ること、
鉋、鑿、やすりを動員してやっと1枚目が収まりました。
その後もせっせと頑張って半日掛かってやっとこれだけ。(斜めになった所を合わせるのに手間取ったことも有りますけどね。)
並べて置いただけですが床の凸凹を吸収できてない分も有って多少波打ってるし乗ってみるとカタカタするし最後の小さな三角形の1枚はきちんと収まらずにコーナーが浮き上がっています。
最後の1枚はもう少し削るとしてもカタカタは接着剤を厚めに塗って押さえつければなんとかなりますかね?

さて悩むのはここから。
え、お前はいつも悩んでばかりじゃないかだって。
そうなんですよ、行き当たりばったりでその場に直面してからさてどうしようとなってしまいますからね。 これ、死ぬまで治らないでしょうね。
実は使える床材、この通路部分だけでおしまい。
手持ちは有るには有るんですがそこに手をつけるとメインキャビンの床張り分が足りなくなってしまいます。
で、悩んでいるのがトイレ下の部分をどうしようかっていうこと。
一番すっきりする仕上がりは同じ床材をつかって仕上げることなんですがそのためには4枚ほどの床材が追加で必要になります。
ただ困ったことにこの床材は10枚単位でしか売ってくれないので買ったとしても大量に余りが出てしまいます。 安けりゃそれでもいいんですがそう安いもんでもないしーー。
安い桧の板で張ってオーク色で仕上げますかね。

ま、いずれにしても材料を手配しないと先に進めないので今日の所はここまで。
明日、懇意にしている工務店に床材をバラで買えないか相談してみることにします。

それにしても今日の作業は思った以上に大変でした。で、お疲れ様の1杯。







2020/04/26

SB2 物入完成ーーかな?

event_note4月 26, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
コロナウイルス対策でテニスコートも使用禁止、キャンプにも行きづらいし、こんな時にはSB2のレストアに専念ということで塗装が終わった部材を持って船へ、船は3密とは無縁なので行っちゃだめとはならないでしょう。

先ずは物入の組み立てから、ねじ止めをしていくだけなのであまり悩むことも少なく先に進んでいきます。
ただ下側の前面板は左右の固定だけでは心もとないので床下からもねじを打ってしっかり固定、おかげで少しぶよぶよして下にたわんでいた床もしっかり補強出来ました。
ねじ止めするだけとは言いながらねじの数は多いし、下穴を開けたりしながらなので それなりの時間は掛かりました。

ねじ止めが終わったところで棚の上に寝っ転がって強度を確認してみましたがL字形の補強を行った前面は全くたわみませんが40x30mmの杉材で受けた後ろ側は若干たわみが感じられます。
ま、あまり重たいものを入れることは無いでしょうからこれでも十分なような気がします。

さて次はトイレ後ろの棚、
ここで面倒くさいのは棚を受ける桟の取り付け。
取り付け場所の寸法を測ってドンピシャの位置に取り付けるのは至難の業なので所望の高さになるように板を切ってきてこの上に桟と棚を乗っけて位置決め。

この棚は物入の壁を支える役割を持たせるように考えていますのでしっかり取り付けたいんですが物入の壁もキャビン側の壁も12mmのベニヤ板、ここに裏側に出ないような長さのねじを立てても強度的には期待できそうにありません。
出来れば反対側からも長いねじでしっかり止めたいということでちょっと面倒な手を使ってみました。

先ずは桟の側から壁を貫通する長いねじでねじ止め、壁の向こうからは位置が判りませんからね。
今度は反対側に出てきたねじを目安に壁側から桟に向かって長いねじを打っておきます。
最後に最初に打ったねじを抜いて壁を貫通しない長さの少し太めのねじに取り替えます。
これで両面から桟を固定することになりしっかり取り付けが出来ました。
二人作業であればもう少し効率の良い作業が出来るのですが一人作業で手が届かない壁の両側からの作業なのでやむを得ずの作業です。
キャビン側のねじ頭とねじを抜いた後の穴はパテで処理をすることにします。

桟がしっかり取り付いたところで棚板の取り付け、これも強度部材ということで大きめのねじを多めに打ってしっかり取り付けておきました。
本当は下の桟の方からねじ止めしたほうが見かけは良いんですが出来るだけネジ山が掛かる長さを取りたかったので上から締めました。

棚も取り付き物入壁板もしっかり固定されて押しても引いても動かなくなってくれました。 これでやっと物入と棚の完成です。
頑張って目に入る部分は全て塗装した甲斐もあって結構いい感じに仕上がりました。
そうそう、前板の木口が見えそうだった右端と床との境には化粧板を当てたのですっきり見えます。

物入に荷物の落下防止の手立てと目隠しを付けなきゃいけませんがこれは嫁さんの手を借りながらぼちぼちやることにします。
その意味ではまだやることが残っているので完成とは言えないかもしれませんが一段落です。

右舷側が賑やかになったので反対側(左舷)に目をやるとこちらには何も無く寂しく感じます。
この際だから天井近くに電車とかバスの網棚のような手荷物置きでも作りますかね。
寝袋とか着替えを置くのに都合良さそうだしーーー。
なんてことを考えながら1段落祝いの1杯。





2020/04/22

SB2 結局物入の残り部材も塗装しました。

event_note4月 22, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
昨日1杯やって神のお告げを待っていた船に残した部材の処理、
「悩む暇があったら手を動かせ、手を動かせば悩みは消える」とのお告げがあって船に出かけました。
ま、「そんなもんほっとけ」とのお告げでも物入部材の取り付けの前にやっておかなきゃいけないことが有ったんで船には行かなきゃいけなかったんですけどね。

やっておかなきゃいけないこととは通路から床への立ち上がり部分(上がり框と言えばいいんですかね)とトイレ後ろの床の塗装。
ここは壁を塗った時には処理を決めてから塗ろうと先延ばしにしていたんですが取り敢えずオリジナルのままとしたので白いペイントを塗らなきゃいけなくなりました。

塗装に先立って先ずは邪魔者の便器の取り外しから、便器が有っても塗れないことはないんですが便器の取り付け位置を変えたいことも有って取り外すことにしました。
実はこの便器ほぼ通路と同じ高さに取り付けてあって足の短い私にも便座の高さが低すぎるし、前後方向も通路側に寄り過ぎていて目隠しカーテンも付けづらい位置にあるので後退させて少し高い台の上に取り付けたいと思っています。

便器の取り外しでスルハルからホースを抜かなきゃいけませんがこれが一苦労、大きい方はなんとしても抜けてくれず結局ニッパーでパチパチとやってやっと取り外すことが出来ました。

再取り付けの時ホースがこの分短くなってしまいますが大丈夫でしょうかね?

便器の取り外しが終わったので以前壁の塗装に使った水性塗料の残りで塗装に掛かります。
この際ということで床なども含めて全部塗ってしまうことにしました。
当然ながら神のお告げに従って物入の桟、ハンガーベースなど見えそうなところは全て塗ってしまいました。確かに手を動かせば悩みは消えます。
白木とちょっとでも塗装したものとの見栄えは雲泥の差ですからね。
2度目の塗装が待っていますが今日の所はこんな感じです。
斜めに寄りかかっているのはハンガーベース。
棚板は家で塗ることにして持ち帰りました。
まず表側に他と同じオイルステインを塗ってしまい、次にひっくり返して裏側には塗料のストックに余っていた着色ニスを物色してゴールデンオークなる色を選んで塗っておきました。何色でも塗らないよりましでしょうの乗りです。
この塗料は賞味期限をとっくに過ぎていて固まり掛かっていましたがペイントうすめ液で戻して塗ってしまいました。
ここは床に寝っ転がった時しか見えない場所ですがこれで白木が見える部分は無くなりました。

今日は手をしっかり動かしたおかげで悩みもなくしっかり寝れそうです。
寝酒もうまいぞで1杯。




2020/04/21

SB2 物入部材塗装、着色と1度目のクリアー塗装まで終わりました。

event_note4月 21, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
家に持ち帰った物入の部材、塗装の前段階でサンドペーパー掛けをしなきゃと心は既に次の段階に行ってしまってたんですが おっと、その前にトイレ後ろに取り付ける棚板の落下防止縁板兼補強を作らなきゃと思いなおしました。
物入の棚の補強と同じようにL字形の補強を作ります。
ただ今度は棚が小さいので11mm厚みのヒノキ材から切り出して棚板にくっ付けました。

これで部材がすべて揃ったのでペーパー掛けです、まずは#120で擦った後、今度は#240で仕上げました。
この時に通路とベッドの間に付いていたオリジナルの縁板もペーパー掛けをしっかりやっておきました。下の矢印で示した板です。
実はここの通路とベッド間の処理をどうしようかなとちょっぴり悩んでいたんですが取り敢えずオリジナルの状態に戻してみて気に入らなかったら次の手を考えることにした次第。
というか、新しく作るのが面倒になったので先送りにしてしまったというのが本音ですかね。

電動サンダーを使うと盛大に埃が舞うので依然買っておいた今のご時世では貴重品のマスクを着用しての作業になりました。
ただこのマスク一般粉塵用なのでコロナウイルス対応には無力でしょうね。

ペーパー掛けが終わったらやっと塗装に移れます。
広い場所が必要なのでX3さんには車庫を明け渡してもらいました。

先ずはオイルステインを塗って、乾いたところで1度目のクリアーニスの塗布、
広い部材は馬の上などに平らに置いていますが長いものはぶら下げて塗装しています。
(奥の方のごちゃごちゃは見なかったことにしてくださいね。これSB2から取り外して持ち帰ったキャビンの調度の残骸です。)
ぶら下げるときには後で見えなくなる部分にねじを立ててぶら下げるんですが上側だけではなく下側にもねじを立てています。


これは下の方を塗装するときにこのねじを掴んで動かないようにして塗装するためです。
このねじが無いと刷毛を当てると部材が逃げちゃってとんでもなく塗り辛いですからね。

こちらはトイレ後ろの棚板、裏側なので塗らなくてもいいかなとも思いましたが後で塗っておけばよかったと後悔したくないので一手間掛けました。
ここは1度塗りだけで十分でしょう。
ついでですが前と後ろの補強の様子が良く判ると思います。

で、余勢をかって物入壁板の内側も塗装、こちらも塗る予定にはしていませんでしたがチーク色の着色ニスが余っていたので物はついでと塗ってしまいました。

1度塗りで着色塗料を使い果たしたのでここもこれで終了。
1度塗りだけとは言え白木のままと塗装したものでは全く趣が違います。

物入の中は塗装しないつもりだったんですがここまでやってしまうとやはり塗っておいた方がいいかなと悩んでしまいます。
棚板、ハンガーベース、桟、船に残っている部材どうしましょうかね?
1杯やれば神のお告げが聞こえるかもーー、で1杯。





2020/04/18

SB2 物入にハンガーベース追加とトイレ後ろの棚

event_note4月 18, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum3 comments
先ずは前回記事コメントへの回答から、
棚板はこんな感じで後ろ側の桟と前側のL字形の桟の上に乗っけてねじ止めとなります。
L字の前の部分は船が傾いた時に荷物が滑り落ちるのを防止するためのストッパーになります。

ちょっと後ろ側の桟が弱そうな気もしますがこの棚の上に金塊を大量に積むわけでもないし ま、大丈夫でしょう。 重いものを積んでたわんだ時には下側に足を追加することにします。

船首側の奥行が狭い部分などにはフックにぶら下げたほうが良いものを入れることになるかもしれませんから上側の棚の天井近くにハンガーフックを取り付けるためのベースを設置しました。このへんも「ひじゅんⅢ」を参考にさせてもらいました。
使った材料は2x4材、こんなに大げさな材料は必要ないかもしれませんがあまり邪魔になるような場所でもないし大は小を兼ねるで「ま、いいか」となりました。
このベースは固定せずに引っ掛けているだけなので邪魔となったら何時でも取り外しが可能です。

今度はトイレ後ろの棚、床と天井までの間が95cmほどあるので45、30、25cmといった感じで棚板を切って仮置きしてみました。
ま、こんな感じですかね。
棚板の奥行は物の出し入れがやり易いように 床、1段目、2段目と、約10cmづつ短くしてあります。
この棚板の前端にも船が傾いた時の落下防止の枠を付けることになりますがこれは我が家で工作することにします。

これでやっと塗装の行程に移ることが出来るようになったので棚の支えと棚板を除くすべてのパーツを取り外して我が家に持ち帰りました。
支えも棚板も塗装しておけば見栄えは良いんでしょうが「ま、いいか」にしておきます。

さて、次は塗装だ頑張るぞ、で1杯。



2020/04/16

SB2 物入のパーツが揃いました

event_note4月 16, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum6 comments
のんびりのんびり進んでいる物入製作、やっとパーツが揃いました。

壁材の切り出しまでは終わっていましたがやはり構造用合板だけだと床への固定が難しいので骨組みをこさえることにしました。
2段の棚にするためにも支えが必要ですしね。

切り出した壁材に合わせて骨組みを作っていきます。

材料は初代SBを作った時に櫓の材料として買っていた桧の角材(45x30mm)、
強度的にはこんなに大きな材料は必要ないかもしれませんが櫓は作る必要が無くなったので使うことにしました。

前後の骨組みが出来たところで仮止めして採寸、船って現物合わせで結構いい加減に出来てますから1個づつ寸法を測る必要が有ります。

ここで棚板の材料をいつもとは違うホームセンターに買いに行ったんですがここで売ってたのは多分米松の構造用合板。こっちの方が強そうということで棚板分と合わせて壁用も購入してしまいました。

で、最初に作った壁板をコピーしてもう1枚壁板をこしらえてしまいました。

こんな余分なことするからなかなか先に進まないんですよね。
天井側の前板は買っていた1x4のヒノキ材では幅が足りないので2枚を接着。
ここでは親父譲りの締め旗のお世話になりました。


同時に棚板全部の補強材も製作、あまりねじ頭を見せたくないのでL字形に作りました。

 この後天井側の前板も切り出して部材が揃ったところで仮組、
ちょっと時間は掛かりましたがそれなりの形にはなりました。

次は仮組をばらして塗装の段階ですがこの際ということでトイレの後ろ側にも棚を作って同時に塗装をすることにします。
物入の壁を補強するためにもトイレ両側の壁を連結しておいた方がいいですからね。

あと少し!
頑張るぞ~ということで今日も1杯。








2020/04/07

SB2 物入製作 ほんの少し前進

event_note4月 07, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
時間が無くて数日ぶりに船に出かけました。
物入製作のためなんですがおぼろげなアイディアは有りますが具体的にこう作るぞという確固たるプランはまだ有りません。
車庫なんかに作る物入の棚は4角に作るだけなんであまり悩むことは無いんですが船の中はそうもいきません、前後左右上下どれも真っ直ぐなところは有りませんからね。
エンジンルームも出来上がってしまえば簡単に見えますが初めのうちはかなり悩みまくりましたからね。

さてどう作りましょう。
始めのうちは極普通に支柱を立てて棚を作りこれに壁を張るつもりでしたがじーっと眺めているうちに壁で支えればそれで充分なのではないかという気になってきました。
ということでまた方針が変わるかもしれませんが取り敢えずトイレと物入の間の壁の形を取るところから始めてみることにしました。
アイディアが固まらない時にはこうやってパーツを作っていく内にだんだんと固まって来ることはよくあります。

スペーサーに付けた鉛筆で壁をなぞりながら形を取ってはジグソーで切り出しを繰り返してつぎはぎですが原型が出来ました。
この形を取る方法は以前紹介していますのでこちらをクリックしてください。
船から引っ張り出したのがこれ、足元は直立させるために古いバルクヘッド扉をねじ止めしています。
足を外して構造用合板の上に寝かせて線を引き、
後はジグソーで切り出し。
再び船の中に持ち込んで鉋とジグソーであちこち細かい修正して壁が出来上がりました。
壁が立つと最終イメージも膨らんで少し進んだ気になります。

ま、まだ先は長いんで作戦を考えながら1杯。 幸せを感じるひと時ですね。











2020/04/04

SB2 今度は物入を作ることにします

event_note4月 04, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
実際に作業したのは4月1日でしたがアップしていませんでした。今日は4月1日のつもりで読んでください。

少しずつ減っては行くものの残課題はいまだ山積み。
気が向くままに順不同に手を出していましたがひじゅんⅢの船長さんから「前の方から順番に攻めたほうが良いんじゃない」とのアドバイス。
確かにあちこち手を出すとどこも中途半端、アドバイスに従ってバルクヘッドの補強を手始めに船首キャビンから仕上げることにします。
ということで扉も出来たので今度は物入をこさえることにしました。
畳んだセイルとかロープ、救命胴衣など今までは仕舞う場所が無くって散らかったままだったんで出来れば少しは片付くでしょう。
でもどう作ればいいんでしょうね?
ひじゅんⅢを参考にしてトイレ側の前面に作り付けるつもりですがほとんど足場というかてがかりというか支えになるものが全くありません。天井にねじは打ちづらいし。

取り敢えずは現場の計測ということで親父譲りの大矩とか急ごしらえのベニヤ板の切れっ端に棒をねじ止めした急ごしらえの直角定規を持ち込みこんな感じで何処に作り付けるか探ってみました。
直角を守らなければ思うような位置に作れるのですがそうなると部材を切ったり削ったりするときに斜めになってしまうので出来れば避けたいところです。
後でクッションを作り直すときにも微妙な角度が付いていると作り辛いでしょうしね。

ここでキーになるのが天窓というか全部ハッチと船首側バルクヘッド扉の位置。
どうせ作るなら出来るだけ大きくということでなるだけ扉に近くかつ天窓の開閉に支障が無さそうなところを探りました。

こんなとこかなと決めたところでラフな採寸を済ませて本日終了。
今日は寒の戻りで寒いし強い風で船は揺れるし早々に切り上げました。
こんな夜は焼酎のお湯割りですよね!



2020/04/03

スズキ2馬力船外機 メインテナンス運転

event_note4月 03, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ぼちぼち暖かくなってきて船を出せそうな季節になってきました。
今年はあまり相手してあげていない小さい方の船「Spring Beauty」も出してあげようと思いスズキ2馬力船外機のメインテナンス運転をやっておきました。
最後に運転した後はキャブのフロート室のガソリンも抜いていたので問題は無いはずですがやはり機械類は定期的に動かしておかないとご機嫌を損ないますからね。

庭に持ち出してこんな風にセット、この大きなゴミ箱には冷却水を入れてあります。
あ、ここで一つご忠告、水冷船外機は短時間だからと言って水なしで運転すると冷却水ポンプのインペラーが摩擦熱でダメになってしまいますからね。絶対に水なし運転はダメですよ。

先ずはガソリンコックを閉じたままリコイルを10回ほど引っ張ってオイルを各部になじませます。(気休めかもしれませんが)
さて運転、ガソリンはタンクに残っていたものをそのまま使い、コックを開けて、チョークを引いて、リコイルを2,3度引いたらボロボロと掛かってくれました。
チョークを引いているので最初は結構濃い排気ガスが出ます。
チョークを戻して少し運転すると普通の状態に戻りました。
暫く少しスロットルを開けた状態で運転。

最後に燃料コックを閉じて止まるまで待ちます。
この状態でもフロート室にはガソリンが残っていて悪さをするのでドレンコック(スズキ2馬力はスクリューです)を開けてガソリンを全部抜いておきます。
ついでに燃料タンクの中の少し古くなったガソリンも灯油ポンプを使って可能な限り抜いておきました。

これで今度船を出すときにあたふたしなくて済みます。



2020/04/02

SB2 我が家での作業その2 バウ・バルクヘッド扉作り直しました

event_note4月 02, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
バウ・バルクヘッド補強の際にここに取り付けられていた扉を外して持ち帰りました。
写真を取ってなかったのでどの扉か判りやすい写真がないか探してみて見つけたのがこの写真。

ごちゃぎちゃと放り込まれた物の一番奥に見えるのがバウ・バルクヘッドと扉です。
我が家に来た直後の写真ですが可哀そうな状態ですね。
この扉、長年ほったらかしにされた間にバウスプリットの止めねじ部分からの雨漏れによる湿気でやられたのか裏側はご覧のようにベニヤ板の積層が剥がれています。
一番上側はペロンと剥がれてしまいその下もこの状態、さらにそのまた下も剥がれそうです。
扉を閉めれば目立たない部分なんですが「ま、いいか」のレベルを超えているので手直しをしておくことにします。
それにしてもこの剥がれてしまった部分をどう処理するのが良いんでしょうね。
何かいい方法がないか思案しましたが 結局、丸ごと作り直しが一番簡単なのかもという結論に達しました。

で、手持ちの材料の中から引っ張り出したのが25mm厚みの集成材と古いエンジンルームからの廃材。
木口をあまり見せたくないのでこのエンジンルームからの廃材を木口に張っておくことにします。
先ずは1本を木口にねじ止め、
この上に古い扉をパタンと合わせて周囲の線を引きます。

反対側はこの罫書いた線の内側に木口に張る板の厚み分内側に線を引きなおします。
これで切り出し準備完了。

先ずは反対側の切り出しからなんですが手持ちで真っ直ぐに切る自信が無いのでガイドの板を当てて切り出します。
ここを切り出したらこちら側にも板をねじ止め
後は左右を同じようにガイドの板を使って切り出してしまいます。
重ねてみるとぴったり。はいうまく行きました。
この木口に当てる木は仮止めだったので一旦取り外し接着剤とねじでしっかり固定しました。
接着剤が固まったところで鉋で寸法の微調整など整形を済ませます。

ここでちょっと悩んだのが丁番(ヒンジ)、何を使おうかなと思いましたが今まで使われていたピアノヒンジを使うことにしました。
余談ですがオリジナルの扉は上側にヒンジが取り付けられていて開けても勝手に扉が落ちて来て使い辛いったら有りませんでした。
なので今回は横にヒンジを取り付けることにします。
普通の短い丁番であればヒンジ厚みの逃げを鑿で削るところですが今回は長いのでトリマーで削ります。
(ヒンジが扉と同じ長さであればその厚み分扉自体を狭く作ればよかったんですがーー)

ヒンジの厚みが4mmでしたのガイドの板を当てて3mmほど削りました、これで枠との間に1mmの隙間ができることになります。
ヒンジを当ててみるとなかなかいい感じです。

後は電動サンドペーパーを使って表面をきれいに均して塗装の段階になりました。
(いつもここまではうまく行っても塗装で失敗してしまうんですよね。)
手持ちの塗料を見てみるとエンジンルームに使ったチークのオイルステインとチークの着色ニスが有りました。
ラベルに表示されている色は印刷の差は有るのかもしれませんがほとんど同じ。

集成材にオイルステインを塗ると使われている材料のばらつきで着色の程度が変わるのは分かっていますのでどちらを使うか悩むところです。
集成材の残材に両方を塗って比較してみるとオイルステインの方が色違いは出ますが平均的な色合いは他の調度に近いのでこちらを使うことに決定。
先ずは表側にオイルステインを塗布、材料の吸い込みが多いところは濃く吸い込みが少ないところは薄く着色されています。
このまま表に透明ニスを塗って裏側はそのままにしておこうかとも思いましたが防水と実験の意味合いも兼ねて裏側には着色ニスを塗ってみることにしました。
せっかく綺麗に塗った表側を汚すのは嫌なので裏側からニスを塗ります。
2度塗りが終わったのがこちら、写真では良く判らないかもしれませんが刷毛目で色の濃淡が出ています。
着色ニスの難しいところは均一な色に塗るのが難しいところです。

今度は表面に透明ニスを2度塗り、最初の着色時の材料のばらつきによる色むらは残りますが刷毛目はこちらの方が目立ちません。
こちらの方が寄せ木細工的な趣も有って自然に見えますよね。

刷毛さばきがへたな私にはステイン+透明ニスの方が無難な結果が得られるようです。

これで扉の準備は出来ましたが取り付けは前部キャビンに物入を作ってからにします。
バルクヘッドに支えを付けなきゃいけないので邪魔になりそうですからね。
取り付けは先送りしましたがこれで一つ要手直し部分が減りました。

それにしても塗装を含んだ作業は時間が掛かります、この扉だけでも1週間かかってしまいましたからメインキャビンの調度の作り直しはどれだけの時間が掛かるんでしょうね。
ま、予測も付かないのでとりあえず扉のラッチに何を使うか考えながら1杯。