船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/06/29

今日は車でチェコの小京都チェスキー・クルムロフへ

event_note6月 29, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
今日は朝から荷物をまとめてAndrewのアパートをチェックアウト、荷物を引いて駅に向かいます。 駅に向かうと言っても今日からは列車ではなくレンタカーで車の旅です。
駅構内に入りぐるぐる回って予約しているSxitレンタカーの窓口を探しますが見つけることが出来ません、同業のBudgetレンタカーの窓口はあったのでここで訊ねてみると「外の駐車場わきにあるよ」と言って行き方を教えてくれました。 この駐車場、前の公園側からは全く見えないんです。 やっと事務所を発見して手続きを済ませ車をゲットしました。
車はSKODA(シュコダ)のSCALA(スカーラ)、車の詳細スペックは分かりませんが小さなコンパクトカーではなくカローラクラスといったところでしょうか。



変速は6速マニュアル、

この車を借りてシート、ミラーなどの調整をしているときにやはりレンタカーを借りた年配の夫婦が車を動かそうとしていましたがマニュアル車には不慣れなようで何度もエンスト、しまいには諦めたのか事務所の中に入っていきました。
以前にも同じような光景をフランクフルトで見たことがありますがこの時はアメリカ人がいったんキーを受け取って車まで行ったもののマニュアルと分かって「俺には運転できない、安全第一だ」と言いながらキーを返却していました。
ヨーロッパのレンタカーは安い車はマニュアル車が多いいです。
私の場合は左手でシフトするか右手でシフトするかの差はありますが毎日軽トラ(MT)に乗ってますから何とかなります。

さて次の目的地チェスキー・クルムロフへ向けて出発です。
正直わたしはこの場所がどんな場所なのかこの時点では全く知識なし、嫁さんが計画を立ててくれて私は嫁さんとナビの言うことをきいてハンドルを動かすだけです。
チェコの交通ルールは指定が無ければ市街地50km/h、郊外一般道90km/h、高速道路130km/hとなっていることを頭に入れて運転。

高速道路を走り

一般道を走り

小さな町を抜け

お目当ての小さな町クロムロフに到着です。
まだ時間はお昼ご飯前でしたがホテルに行くとチェックインして部屋まで通してくれました。 オーナーなのか雇われ支配人なのかは分かりませんが対応してくれたのは英語のしゃべれない中国人、ちょっぴり会話に苦労しましたがエレベーターもない小さなホテルの3階の部屋なので荷物を上げるのを手伝ってくれました。

チェックインが終わったところでお昼、歩いて行けそうなレストランをネットで探してみますがこれといったものが見当たらずスーパーマーケットを探してサンドイッチとワインを買い込んでお昼にしました。

さてお昼も済んで観光とお散歩、私はここで初めてこの街についてお勉強しましたが中世には繫栄したものの統治の代が変わるごとに衰退して時代の流れから取り残された街とのことで取り残されたおかげで昔の街並みが残り今は街ごと世界遺産に登録されているんだとか。
宿からクロムロフ城へ向かうためにGooglemapでルート検索しますが街を突っ切った向こう側にあるのに歩いてもさほど時間はかかりません。
町の見取り図がありましたので参考まで、こんな絵地図で掛けるくらいですから小さな町です。


私たちの宿はこの地図右下コーナーからもう少し外れたところ辺りです。 
宿を出て旧市街入り口当たりまで来ましたが高台にある小さな公園に入ったところで目にしたのがこれ。
きれいな街並みだなと思ったところで空中を歩いている女性の姿、え、なにこれ!

街並みの向こうに見える塔の上からこちら側の建物に張られている綱の上を歩いているではありませんか。
よく見ると他にもロープが張られていてこちらは男性が歩いています。

しばらく眺めていましたがきりが無いので先に行くことにしました。
急な下りの狭い石畳の路地を抜け、

川にかかる橋を渡ると城の入口につながる通りに出ます。観光地の例にもれず通りには土産物やが並んでいますがあまり興味なし。

この通りを抜けたあたりにクルムロフ城の入口がありますが写真を撮ったつもりが在りません。 
城の中を見ようと見学コースⅡのチケットを買ったんですがあまり英語が得意じゃない窓口の係が4時15分までとかなんか言いながらチケットを渡してくれました。
「4時15分までで閉めちゃうからそれでもいいか」言ってるんだと思ったんですが実はこれ私の勘違いだったことは後で判明しました。

あまり時間が無いからねと思いながらせっせと歩きますが建物の入り口は見つからず庭園まで来てしまいました。



広大な庭園というほどでは無いですが当時の地方豪族の力を感じさせるには十分な広さです。

でも建物内の見物コースってここでは無いのは確か、何処に入口があるのよと探しやっと小さな看板が下がった入口を見つけましたが鍵がかかっていて入ることが出来ません。
時間も4時近くになっていてこれでは見て回るのは無理だと思いチケット販売の窓口に戻って「これ今日は無理そうだから明日使ってもいい?」って聞くと判り辛い英語ですが「4時15分になると扉が開くから」とのこと。
やっと分かりました、最初に言ってたのは「4時15分のツアーだけどそれでもいいか?」と訊ねてくれてただけでした。 やれやれ焦って損しちゃいました。

入り口近くのベンチで待つこと暫し、時間になったらガイドが来て扉の鍵を開けてなかにいれてくれツアー開始です。 このガイドさん、一つ先の部屋に進むごとに後ろの鍵をしっかり掛けながら進みます。 こうやって文化財をしっかり守ってるんですね。
あまり内部の写真は撮っていませんが王宮などと違いこじんまりしていて「へ~、こんな暮らししてたんだ」と想像しやすい物でした。
狩の記念の熊の敷物、沢山ありました

寝室、王様のものより質素ですが我が家のものよりはるかに豪華

仮面舞踏会の間となずけられた大広間、だまし絵が面白いです。

この城から見る町並みも素敵でなかなかいい絵になります。

お城見物が終わったら下に下りて川に面したホテルのカフェで一休み、今回の旅行の写真、何枚くらい飲んでる写真をアップするんでしょうね。

ここで飲みながら川遊びしている人たちのゴムボートの写真をパチリ。




カフェの従業員にボートに積まれている樽(白いボディに赤い蓋)は何だと聞いてみましたが要領を得ませんでした。
ただ20㎞ほど上流から下ってくるとのことでクーラーボックスか何かじゃないでしょうか?

ここでゆっくりした後ホテルに戻りますが途中の街の広場で何やら人が集まっています。

何だろうと周りを見渡すと、スラックショーとの垂れ幕も掲げられていました。
これで綱渡りが行われていた理由が判明、ショーの一環だったんですね。

ここで行われていたパフォーマンスの動画を撮っていますのでアップしておきますので興味ある方は見てみてください。


暫く見物してホテルに帰りかけましたがGooglemapで物色していたホテル近くのストランは営業してないことが判りしょうがないなということでまた引き返してイタリア料理のカフェに腰を下ろしました。 チェコ料理あまり美味しいとは言えませんからね。
で頼んだのはサラダとラザニア、あ、ワインもちゃんと付けてます。嫁さんは泡の出る飲み物でした。


ここで夕食を済ませたら宿に戻って本日はお仕舞い、駄目押しの寝酒を頂いて意識不明となりました。

2 comments:

  1. 普通のハッチバック車で6速マニュアルはすごい。高速道路でのODでしょうか。ロープがオマタに当たり男子には痛そうでした。JT

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  2. 一般道でも制限速度は90㎞/hなので6速は良く使います。手足の長い人に合わせて設計されているのかシフトストロークが大きく、手首に返しだけとはいきませんでした。
    スラックは幅が広いのかあまり痛そうにはしてませんでしたがたまには痛い目に遭いそうな気もしますね。

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