それからかなり経って結婚したときに新婚旅行先でカタマランの小さなヨットを借りてちょいと出たところ凪で漂流、レスキューが引っ張りに来てくれました。
その後は子育てやら仕事で忙しく海に行くこともなくなってしまいましたが子そだても一段落した頃、友人が持っているセーリングクルーザーに誘われてまた何度か船釣りに行きました。ただこのときは帆走なしの機走のみで、結局帆走の経験は嫁さんと漂流したときの一回のみ。
ま、帆走といえばウィンドサーフィンも10回程度やって見ましたが風を受けて走っている時間よりも海の中にいる時間のほうがはるかに長く、板の上に座って(立ってない)漂いながら、このままだとパスポートが入るけどなーなんて考えたくらい。
ただ、本来物を作るのが好きな性分なので漠然と船を作ってみたいとの気持ちは消えずどこかに残っていました。
ほんじゃー作るぞーと決めたらまずは船の形の選定、フィリピンで見た船の形を参考にV字型からスタート、これは作るのは簡単そうだけど
安定は悪そう、現地の船はぜーんぶアウトリガー付き、嫁さん乗せるには狭そうだし、---。 新婚旅行で漂流した思い出も手伝ってカタマランにすれば安定はよさそうだし、釣りをするにもスペース十分、細い船体なので2馬力の小さなエンジンでもそこそこ走ってくれるのでは、との考えでカタマランに決定、適当に図面を引いて、1/10の模型を作って、細かいとこは作りながら考えることにしてしまい、材料購入。
材料といってもマリン合板なんぞの高価なものではなくJIS1類の単なる耐水合板。 エポキシも買い込んで、製作開始。
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