寒さもだ んだん厳しくなってきて本格的な冬になってきました。 船本体の作業もまだ残っているのですが、なんとなく作業もぼちぼちです。
まずはエポキシコートまでで中断していた帆柱類のニス仕上げを行い、積み込み用の架台にキャスターを取り付けていつでも吊り上げに使えるように準備を済ませました。
まずは天井のはりからロープブロックを吊るしてロープは滑車を使って柱の部分まで持ってきます。 ロープブロックは「ホイストロープ」なるものをAmazonで購入、実用持ち上げ能力は100kgとなっています。
これを2機使って引き上げる計画です。
さてロープ類、滑車の準備も整い、まずは架台のみを引き上げてみます。
天井部分の引き上げしろに余裕が無いので架台からロープブロックまでのロープが短いので左右のバランスがいまいちですが何とかなりそうです。
今度は嫁さんの手を借りて架台の上に船と種々のパーツ類を全部乗せてしまい引き上げにチャレンジ。
総重量が60kgとすれば前後各々の引き上げに要するちからはその半分のまた1/6で済むはずですから(ロープブロックは滑車が3個でロープは6本です)都合5kgの力で引けばいいことになります。
なんて思いながらロープを引っ張ると!!重い!! なんでー??
二人で前後2本のロープを一緒に引けば簡単かなと思ってたんですが、嫁さん「私には無理ー」。
あまりに重いので重量を測ってみることにしました。 結果は前47kg後43kgで合計で90kg、架台自体の重量とかラダー、パドルなどもろもろの重量が加算されてこの値のようです。
それにしても8kg程度で引けば良いはずなんですが、実際には手にロープを巻きつけて体重を掛けて渾身の力で引かないとあがってくれません。
嫁さんがギブアップしてしまったので一人で前後交互に引き上げてはクリートに結びを繰り返して上げましたが冬と言うのに汗をかいてしまいました。 休み休み上げたので時間も結構掛かってしまいました。
でも何でこんなに重いんでしょうね? 思いつくことは滑車のすべりが悪くて抵抗になってて、掛けた力の大半がこの抵抗で食われてしまっているのかもしれません。
苦労しましたが何とか上まで上がったので今度は落下防止のために左右4箇所に別のはりからロープを掛けました。
床からの高さを測ってみると背の高いML270でリアハッチを開けてもあたらないだけの高さになっています。
でもこんなに苦労しなきゃ上がらないんだったら この仕掛け、あまり使う気になれませんね。
何かもっと楽な方法を考えなくっちゃ。
電動ホイストにしてしまうかなー。
コメント
おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
まさに団鬼六の世界ですね。許容重量値のギリギリでのご使用はエンジニアとして如何なものでしょうか。
まさに団鬼六の世界ですね。許容重量値のギリギリでのご使用はエンジニアとして如何なものでしょうか。
- Posted by JT
- at 2014/01/02 21:58:13
おめでとうございます、こちらこそ今年もよろしくお願いします。
このホイストロープ、破断加重は450kgの定格になっています。総重量90kgの半分45kgを吊るしていますので安全率は約10倍となります。 実用吊り上げ加重100kgとは人一人で引き上げられる重量を言ってるようです。
エンジニアからの回答でした。
このホイストロープ、破断加重は450kgの定格になっています。総重量90kgの半分45kgを吊るしていますので安全率は約10倍となります。 実用吊り上げ加重100kgとは人一人で引き上げられる重量を言ってるようです。
エンジニアからの回答でした。
- Posted by Tomi
- at 2014/01/04 00:07:58
これは大変失礼しました。華奢なロープに見えるのですが。
- Posted by JT
- at 2014/01/14 23:40:50
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