船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/03/25

アルミマスト 接続部ベアリング

event_note3月 25, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
パーツが全部そろったので今度はエポキシでの作業です。
エポキシは混ぜるたびに無駄が出るので作戦をうまく立てて混ぜる作業を少なくしたいところ。
コーティングとか接着を一度にやれれば良いのですが
欲張りすぎると物を持つところが無くなってしまい大変なことになってしまいます。
考えてもいい作戦が浮かばないので今日のところは地道に接続部分のベアリングだけに専念することにします。
ベアリングと言ってもすぐ頭に浮かぶボールとグリースが入った機械の部品のようなものではなく単にガラステープをパイプに巻きつけてエポキシで固めただけのものです。

55φパイプの内径は51mm、ここに2段目の50φのパイプを差し込みますので1mmのがたつき、2段目と3段目のつなぎ目も内径46mmに45φに作った丸棒を差し込みますので1mmのがたつきがあります。
1段目と2段目の1mmがたつきは仮に差し込んだ長さが200mmとすると±1/200の傾きとなり3m上の頭の部分では±15mm都合30mmカタカタと動くことになります。
え、説明がくどいって、すみません。

この程度であれば「ま、いいか」で済ませてもいいのでしょうがそれができる性分ではないのでこのベアリングのお出ましです。
パイプにガラステープを巻いてエポキシで固めて1mmのがたつきを無くすことにしました。

以前竹のマストにガラステープを2重に巻いたものをノギスで測ってみると1.2~1.3mm程度太くなっているようなのでとりあえず1重まきにしてみました。これで足りなければ次はエポキシだけを塗り重ねて調整することにします。

まずはガラステープを巻くところを荒目のサンドペーパーで荒らしてエポキシの食い着きを良くしておきます。塗装などのプロはこれを「足つけ」と呼ぶそうです。

ここにガラステープを巻いてエポキシを浸透させます。
ガラステープは白く見えますがエポキシが浸み込むと透明に変わります。

ガラステープ ベアリング エポキシ浸透後 写真がガラステープを巻いてエポキシを浸み込ませたところですが、夜中の作業で気温が低く、エポキシの粘度が高くなってなかなかガラス繊維が吸ってくれず苦労しました。

次の作業はエポキシの硬化をまって明日以降、
エポキシを使った作業は硬化待ちのため24時間単位でしか進まずあっという間に日数が重なってしまいます。

0 comments:

コメントを投稿