船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2015/05/01

次の船 ポケットクルーザー図面

event_note5月 01, 2015 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments


紙の模型を作ってからも次の船について勉強は続けていましたがあまり書くことも無くブログへの登場は久しぶりです。
第1候補のBelhaven19が少し大きすぎるかなと思い第2候補にポケットクルーザーを考えていましたが一つ気になっていた部分の確認をしたくって図面を取り寄せてしまいました。
気になっていたのは浮沈構造にする為の浮力室の有無ですが、この船の設計をやった会社のウェッブページには何も書いてないし、ペーパーモデル(紙の模型)には当然そんなものないしでちょっともったいないなとも思いながら図面を発注、送料と合せて$52でした。
早速気になっていた浮力室のチェック、老眼鏡を2,3個掛けないと読めないような小さな字でびっしりと作り方の説明が書いてありますが図面にも説明にも浮力室は出てこず、やはり浮力室は無いようです。
おまけにコクピットの床は直接船底になっていて水面下、デッキが無いため水が入ったら溜まるだけで汲み出すしか手はありません。
雨の日にほったらかしにしたら翌日は水舟になっていることになります。
要するにこの船、ディンギーにキャビンを付けただけのようです。
日本で沿岸限定小型帆船の船検にパスするには

1、船体重量の20%以上のバラスト
2、80度以上の復元性
3、浮沈構造

のどれかに該当しなければいけませんがオリジナルの設計のままだとどれにも当てはまらず不合格確実。
自分なりに設計変更して浮力室を作ってコクピットにデッキを張る手もありそうですが ただ船底もまったくの平底のため航行性能は期待薄、この船は見送ったほうが良さそうです。
ポケットクルーザー見た目は可愛いんですが、やっぱりBelhaven19ですかねー。

ま、船の選定はともかく、作る場所を確保しないと先に進めません。

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