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2016/02/10

DC12V-AC100V 1500Wインバーター

event_note2月 10, 2016 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
  今度は1500Wのインバーターを買ってしまいました。

 嫁さんリクエストの電子レンジを動かす為にはインバーターが必要です。
インバーター無しで12Vで使える電子レンジもありますが容量が小さくお弁当のパックがそのまま入らないとのこと。
で、このことを嫁さんに話したら即却下、やはりインバーター+AC100V電子レンジとなりました。

600Wクラスの電子レンジだと1200W近辺の消費電力ですからインバーターは1500Wクラスが必要になります。
定格1000W最大2000Wと書かれた機種でも使えないことはないかも知れませんが2000W出せるのは3分間とのことなので1500Wあったほうが安心できます。
最初は正弦波出力1500Wを検討しましたがこれだと3万円近くします。
そうこうするうちにこの機種が目に留まりました。
修正波となってますが1500Wで11,597円、安っ、と思って飛びついてしまいました。

ちょいと前置きが長くなってしまいましたが届いたその日に早速開梱、付属品としてリング端子つきの太い電線も付属していました。
1500W出力ともなれば12V入力は125A以上になりますからかなり太い電線が必要、ところがこんな大きな電線は入手が難しいのでこれは大助かりです。

英文の説明書も付属していましたが何故か裏も表もまったく同じ内容、なぜ両面に同じ内容を印刷したのか意味不明。
ほんでもって中身は
*表題:Modified Sine Wave Inverter (修正正弦波)
*本文の出力仕様の中に 波形:Pure sine wave (純正弦波)
*でもそのすぐそばに書かれている波形の図形は(矩形波)
「いったいどれが本当なんだ?」って言いたくなりますが残念ながら波形を見る道具を持ってないので確認できません。

 
ま、波形はどうであれ負荷が動けばいいやということでバッテリーにつないでテスト開始。

まずは無負荷での消費電力をチェック、電源スイッチをいれると瞬間ピッと短くブザーの音がして緑の電源ランプが点灯します。
このときの電流計の読みで0.5A消費。(写真は0.6Aですが0.1Aのオフセットがありました。)
ま、1500Wの大きなインバーターなのでこれくらいは仕方が無いんでしょうね。 この時点で出力電圧を測ってみると80V?
本体内部に2個の冷却ファンが付いていますがこの時点ではまだ回りません。
スイッチを入れたとたんにうるさくなるのではないかと心配していましたが低負荷ではファンは回らないように設計されているようです、Good!
 
次は小さな負荷として目の前にあったCDラジオの100V-6VのACアダプターを接続、CDのスイッチを入れたら何の問題も無く動きました。
まだファンは止まったまま。電圧は85Vくらい。

 
次に部屋にあったサーキューレーター、これも変な電磁音も無く普通に動作。

 
もう少し大きな負荷と言うことで400W+400Wの電気ストーブを接続、まずは400WをON、ここで初めてファンが回り始めました。 うーん、なかなかいい設計です。
出力電圧はこの時点で105V。

 次にもう一つ400WをONして800W負荷。
この時点でバッテリーが悲鳴を上げて電圧が10Vまで低下、このときインバーター出力は96Vでしたが低電圧の警報ブザーがなって数秒後にシャットダウンしてしまいました。
図らずも低電圧保護もちゃんと確認できました。
電子レンジをつないで見るまで判りませんが、雰囲気的にこの安いやつでも目的は達成できそうです。
ただ欲を言えば電源がリモートでON/OFFできれば言うこと無いんですがーー。 これはスイッチを改造して引っ張り出しますかね。

 
このバッテリー、ヨットから持ち帰ったもので前の前のオーナーから使っていたものらしく、とっくに寿命なんでしょうね。
製造年月日を刻印から調べてみたら2008-12-26のようです。とすると8年前。
電子レンジなどこれ以上大きな負荷試験をする為にはまともなバッテリーを持って来なきゃいけないので今日はここまで。

さて、今度はトレーラーに載せる電子レンジを選ばなきゃいけないけどどんなのがいいんでしょうね?
安い単機能の600Wあたりか、ピーク電流が少なさそうなインバーター式のやつか---。

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