この資料によると二つある電磁バルブは閉鎖を確実にするために2段に設置されていてメインとバックアップになっていました。
つまりバルブを通してガスが漏れるためには二つのバルブが悪くなる必要があるわけです。
そこで浮かぶのは二つとも悪くなる確率はかなり低いのではないのかとの疑問。
もしバルブからの漏れの確率が低いとすれば断面図を見るとバルブの前にガス圧レギュレータがあるのでこの部分からが疑わしいことになります。
ということでもう一度丁寧にこのコントロールユニットを調べてみることにして今回はユニット全体に石鹸水を万遍なく吹きかけて様子を見ました。
レギュレータ部のシールあたりから泡が出るかもと思いましたが唯一泡が出たのはレギュレーターのベントキャップの圧力逃がし穴からのみ。
最初は「あ、ここだ!」と思ったんですが小さな風船が出来ただけで止まってしまいました。
ガスの元栓を閉めた後に配管内に残っているガスの量はガスコンロを全開で5秒程度動かす量が有りますのでこの小さな泡では説明が付きません。
この穴はダイヤフラムの動きに伴う内部の気圧変化をこの穴を通して大気圧に固定するためのものなので多少の空気の動きはしょっちゅう有るものと思われます。
結局コントロールユニットのボディにはガス漏れの箇所は無く、やはり電磁バルブが2個とも劣化してると考えるしかなさそうです。
ボディのどこかのシールが悪いのであれば自分でも直せるかもと淡い期待を持ったんですがーー、残念。
さてどう対処しましょうか?
・同じ型のコントロールユニットを調べて購入交換
---修理が出来たとしてもON/OFFでかなりうるさく夜寝れないかも、このヒーターの運転音はうるさいんですよ
・FFヒーターそのものを最新のものに交換
---性能はこれが一番かも、でも設置がかなり面倒そうだしベバストなんて高価だし二の足
・修理は諦めてカセットガス式のストーブで我慢
---静かで安いのは魅力、でも室内での燃焼と能力に若干抵抗が
現実的にはカセットガスストーブが一番正解に近いように思いますが根が壊れたものをそのままにしておけない性分なのでもう少しコントロールユニットを調べてみますかね。
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