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2017/01/28

トレーラー 電源ユニット

event_note1月 28, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
頭の中を整理するため考えていた回路を紙の上に落としてみました。
自分が分ればいいという回路図なので回路記号などいい加減です。

陸電(商用AC100V)をつないだ時には12VはDC12V20Aのスイッチング電源から供給します。
この切り替えはリレー(R1)が担当、このリレーは既存の電源ユニットにくっついていたものを使います。


バッテリーの充電も陸電が接続された時にはソーラーパネルからではなく15V10Aのスイッチング電源から充電、陸電が無い時にソーラーパネルからの充電となります。
この切り替えはR2が担当、手持ちにあったオムロンのLY2なるリレーを使うことにします。 実はこのリレーの接点定格は10A、ソーラーパネルがフルに稼働したときには12A近くの電流を流せますので若干容量不足。
「ま、いいか」でとりあえずこれを使って電流の様子を見ることにします。

この15V電源とソーラーパネルの切り替えはプラス側でやるのが普通ですがマイナス側で行っています。


と言うのも私が買ったチャージコントローラは1000円でおつりが来る安いものですが、回路テスターで端子間の導通をチェックしていて判ったのが+12V側が共通になっていてマイナス側が独立していました。
どうやらこの図のようにマイナス側に充電制御回路と短絡保護回路が入ってるようです。
15V電源のマイナス側を普通にアースに落としてプラス側を切り替えていたら充電制御が出来なくなるところでした。 危ない危ない!


AC100Vはインバーター出力と陸電を切り替えています。
当然陸電が供給されているときは陸電側、この切り替えはR3が担当。
このリレーは三菱のパワーリレーSR-T5JHを使いました。
このリレーNO(Normal Open)側もNC(Normal Close)側も20Aの接点容量があります。
一般的にリレーはNO側の電流容量よりNC側の容量のほうが小さくなっていますので切り替え回路を組む時には注意が必要です。 これは電磁石で引っ張ったときとバネで押さえた時の接点接触圧の差からくるのではないかと勝手に理解しています。
何かと安全安心ということでLine側とNutral側両方を切り替えていますが充電制御のR2が問題を起こしそうなときには片切にして余った接点を15V電源とソーラーパネルの切り替えに使った方が良いのかもしれません。

電源ユニット回路3 あと、ちょっと悩んだのがトラクター(牽引車)からの走行充電とソーラーパネルからの充電切り替え。
ソーラーパネルを扱っている業者さんは走行充電とソーラーの並列接続は出来ないと言っています。 トラクター側の電圧制御(AVR)とソーラー側の電圧制御が干渉するから制御がうまく出来ないというのがその理由。
確かに切り替えを付けておけば問題は発生しないのでしょうがトラクターを接続したときの信号を何処から取るかが問題、電源ユニットのそばには何の信号も来ていません。
で、警告を無視して並列につないでしまうことにしました。

実際にはトレーラーとトラクターの間には配線が持つ抵抗があるので双方の電圧制御を分離してくれそうです。
そうでないとしても チャージコントローラーは単純なPWMコントローラーでバッテリーの端子電圧が設定以上になった場合に過充電にならないように電流を絞るだけですからトラクター側からの電圧が高ければソーラーパネルからの電流を絞ってしまい走行充電が優先になってソーラー無しの時と同じになるだけ。
逆にトレーラー側の設定電圧が高い場合はソーラー側からトラクターのバッテリーにも電流を供給してその分発電機が楽することになりそう。

あまり悪いシナリオは思いつかないので問題は無さそうです。
ま、実際につないでみたらどうなるか判るでしょう。
早く作ってしまわなきゃ。

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