ここんとこずーっと雨続きでしたがやっと晴れて船に出かけました。
やったのは燃料噴射ノズルと燃料配管を交換したエンジンの試運転とマストに上ってガフのハリヤードを交換。エンジンはまず漏らして空っぽになった燃料タンクに軽油を補充して配管のエア抜き。
軽油が周りにこぼれないようにウェスを巻いて行いましたが結構こぼしてしまいました。
アイドリングの状態が判らないので1/4スロットルでエンジン始動、割合すんなり掛かってくれました。
スロットルを戻してアイドリングの位置、かなり低い回転でしばらく回って止まってしまいました。
アイドリング調整ネジは一杯に上がっている位置で余裕が無く ガバナーリンクを触って上げようとしましたが触ったら全く起動しなくなってしまいました。 少し焦りましたが深呼吸、もう一度マニュアルどおりに1からやり直し。
今度はうまく起動、アイドリングも落ち着いています。
クラッチを繋いで1/4スロットルで負荷を掛けて係留運転、しばらく運転しましたが煙は出て来ません、やったー。
やはり燃料配管から漏れた軽油が煙の元凶だったようです。
エンジンが温まったところでスロットルを戻してアイドリング状態でクラッチのON/OFF、結構低い回転ですが回転数があまり変わることもなく落ち着いています。
以前はクラッチをON/OFFするとOFFしたところで回転数が下がって止まってしまっていました。 (おかげでブレーキが掛けれず岸壁に突っ込んだこともありました。)
このためアイドリングを結構高めにしていましたが 今度はその必要は無さそうです。これ、燃料噴射ノズル交換の効果なんでしょうね。
アイドリングの差を言葉で言い表すのは難しそうですが
回転数の差は以前はタッタッタッタッ、今度はタンタンタンくらいの感じです。
え、分からない! 回転数が測れれば良かったんですけどね。
フルスロットルの時の黒煙も確認したかったのですが係留運転ではあちこちに余計な負担を掛けそうなのと走ってる時と条件が違うので次回の出航まで我慢することにしました。
その後はガフを上下するためのハリヤード交換。
まだ使えると思い ケチって古いロープを使っていましたが他のロープが新しくなってこれだけみすぼらしくなってしまったので交換することに。
ただ、端っこがマスト上部のブロックに結ばれているのでマストに上らないと交換できません。
(去年マストを倒した時に交換しておくべきだったと後悔してたんです。)
かなり以前からどうやって登ろうかと思案していましたが伸縮式の長梯子が使えそうなので試してみました。
伸ばして立てかけてみたら何とか手が届きそうなので梯子の頭にジブハリヤードを結び梯子が逃げないようにして上りました。
上ではマスト上部の十字になったところに腰を掛けてロープ交換完了。
(ついでに上からの写真を撮ってみました。)
これでずーっと気になっていたガフのハリヤード交換がやっと出来ました。
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