臭いの原因はエンジン回りに漏れた軽油なんですがなんといってもエンジンはキャビンから隔離されてなく丸見え、キャビンと言うよりエンジンルームに居るようなものですから臭うのが当たり前ですよね。
臭い対策は「臭い物に蓋をする」の言葉のようにエンジンをキャビンから仕切ってしまうのが一番なんでしょうがここで1つ問題が。
このYCエンジン、止める時にはエンジンに手を突っ込んでガバナーレバーを直接引っ張るしかありません。
起動時もデコンプレバーを使う時は奥の方まで手を突っ込まないと触れません。
(セルモーターで起動するときにもバッテリーの消費を抑えるためにしょっちゅう使います。)
エンジンルームの外からエンジンをストップしたりデコンプが出来るようにしておかないとこのままではエンジンの隔離は無理。
それどころか何か緊急事態に嫁さんにエンジンを止めてもらうのもままなりません。
またしても前置きが長くなってしまいましたがここでやっと本題。
エンジン隔離対策の手始めとしてエンジンに直接触らずにストップとデコンプが出来るようにすることにしました。
最初は軽トラのリモコンキーに使った電気式のプランジャーが残っているのでこれを使おうかとも思いましたが考え直して電気が無くても操作出来るようにデコンプケーブルとストップケーブルをヤンマーさんから買ってきました。写真撮り忘れましたがこんなやつです。
さて、どう取り付けますかということでエンジンルームに頭を突っ込んで取り付けることが出来そうな場所を調べてみました。
幸いデコンプケーブルの方はケーブルを取り付けるためと思われる穴を発見、ストップケーブルの方は燃料フィルターの取り付けねじを利用すれば何とかなりそうです。
しっかり作戦を考えて取り付け作業開始。
ストップケーブルの取り付けは3mm厚のアルミ板を切り出して燃料フィルターと共締めしました。
ガバナーに負担を掛けずに元の位置に戻るようにワイヤーに押しバネを通して復元力を確保。 これはうまく働いてくれました。
ガバナーに負担を掛けずに元の位置に戻るようにワイヤーに押しバネを通して復元力を確保。 これはうまく働いてくれました。
実は最初は紐ではなくこんな金具で繋いだんですが、アイドリング時にガバナーを引っ張るのには問題なかったものの、フルスロットル時のガバナーを引っ張ったらガバナーの力に負けて変形して抜けてしまいました。 代わりの強い材料を探しましたが船の中にあったのはこの細紐、とりあえずという感じで使いました。 これ結構強くてフルスロットル時のガバナーにも負けずエンジンを止めてくれます。
ただ、この時は操作ノブを引っ張るにはかなりの力が必要です。
ただ、この時は操作ノブを引っ張るにはかなりの力が必要です。
ワイヤーの先っぽは長さに余裕が有ったので直接デコンプレバーの穴に通して輪っかにしてかしめてしまいました。
ノブを引っ張ってみましたがこちらもデコンプ状態にするには結構強く引っ張らないといけません。
これでダッシュボードに取り付けたノブを引っ張るだけでストップとデコンプが出来るようになりました。
試運転してみましたが引っ張る力が少し必要ですが快調に動作してくれます。
なんといっても回転しているエンジンに手を突っ込まなくてよくなりましたので安全性がぐんとアップしました。
これでエンジン隔離作業に移れそうです。
気持ちよく乾杯。
ノブを引っ張ってみましたがこちらもデコンプ状態にするには結構強く引っ張らないといけません。
これでダッシュボードに取り付けたノブを引っ張るだけでストップとデコンプが出来るようになりました。
試運転してみましたが引っ張る力が少し必要ですが快調に動作してくれます。
なんといっても回転しているエンジンに手を突っ込まなくてよくなりましたので安全性がぐんとアップしました。
これでエンジン隔離作業に移れそうです。
気持ちよく乾杯。
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