オイル警告灯がちゃんと消えるようになったエンジンの確認も兼ねて嫁さんに手伝ってもらって今年2度目の出航。
出航後はハーフスロットル程度で港の外へ向かいます。 速度はGPSで4.5ノット、この時の回転数は音響解析では1656回転。
港の外に出たところでフルスロットル、速度は5ノットから上がりません、この時の回転数は1877回転。この時の排気は薄めの黒煙。
以前は黒煙を吐きながらも6ノットオーバーで走ってくれましたのでフルスロットル時のガバナー調整が低いようです。
ま、黒煙モクモクでは走る気がしないのでこれでも良さそうな気はしますが潮流が速い時には無理してでももうちょっと早い方がいいのかも。
ただアイドリングとの絡みが難しくどうやればいいんでしょうね?

ここでお弁当タイム。
ラットから手を放しても結構まっすぐに走ってくれるので楽ちんでした。
弁当を食べ終えたころには風が弱くなって今度は漂流に近い状態になってしまいました。
気帆走のほうが機走だけよりも速度が出るよと聞いていたので試してみることにしてエンジンを掛けることにしてセルモーターON、うん、何かいつもと違う音が? 起動失敗!
もう一度、今度は掛かってくれました。
さて、気帆走の実験、走り始めると当然風は前からですからセイルはうんと引き込んだ状態にして走ります。
自然の風がどっち向きに吹いているのか良く判りませんがジブもメインも何となく膨らんだ状態になるように方向を定めて走ってみたらハーフスロットルでも5.8ノット近辺で走ってくれます。
あら嬉しい、ちなみにこの時のエンジンは1834回転、機走だけの時のフルスロットルとほとんど同じ回転数で、しかも16%のスピードアップ。
風向きにもよるのでしょうが気帆走をうまく使えば移動は楽になりそうです。

此処までは良かったんですが---。
港近くで帆を降ろし、さて機走ということでエンジン始動、セルモーターは回りましたが変な音がして起動失敗。
2度目からはセルモーターが回ってくれず各種ランプも点灯しなくなってしまいました。 何が起きたんでしょうね??
さて困った、このままでは帰れないので手回しでエンジンを掛けることにして嫁さんに協力依頼、嫁さんに取り付けたばかりのデコンプノブを引っ張てもらい私はクランクハンドルを回します。
回転が上がったところで嫁さんに合図、手を放してもらってエンジン起動成功。 無事港に帰りました。
それにしても手動でもなんとかなるって安心感が全く違います。 良かった。
着岸は係留ロープを掴むところまでは順調だったのですが尻を引っ張てる間に頭が風に流されて隣のアンカーロープに引っ掛かり手こずりました。
やっぱり頭からまっすぐ槍着けがいいんですかね。
それにしてもこのYCエンジン、出航のたびに何か違うトラブルを起こしてくれます。
今度はセルモーターの修理が必要になってしまいました。
やれやれ、いつになったら何も心配せずに出れるようになるんでしょうね。 酒だ!!
<追伸>
セルモーターでバッテリーを使った時でも次回の出航までにソーラーパネルが満充電にしてくれるのは心強いです。
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