SB2 プロペラについての考察

まだ深圳に居て船を触ることもできないし 最後に船を出した時にエンジン回転数を測ったことをおさらいしてみることにしました。

気持ちよく黒煙も出ない状態で走っている時は1656回転で4.5ノットほど
次に煙が気になり始める回転数は1880回転程度、この時のスピードはGPS読みで5ノット。
ガバナーの調整がいまいちとしてもこれ以上スロットルを上げても速度はあまり増えずに黒煙モクモクの状態になってしまいオーバーロード状態。

 
エンジンの仕様を見ると連続定格は1700回転で5馬力、実用最大出力は3000回転で12馬力となっています。
つまり最大出力の12馬力を使うためには3000回転まで回さないといけないということなんんですがここまで回ってくれません。。

今度はこの船の最大速度の目安です。
ヨットの場合水面を滑走するモーターボートなどとは違って水を押しのけながら走るので到達可能な最高速度の目安は次の式で決まるそうです。(先人はすごい!)
√水線長(フィート)x1.2=ノット
ま、船型が考慮されていない計算であくまでも目安ですがノラ26の水線長を23フィートとして計算してみると
√23x1.2=6.5ノット
となって6.5ノット以上になるといくらパワーを投入しても波を作るために費やされるだけでそれ以上は速度が出ないことになります。

スロットルを開けてもエンジンが回ってくれないということは負荷が大きすぎるということなのでぺらのピッチが大きすぎるのかもしれません。
以前船内のガラクタを整理したときに出てきた壊れたプロペラにはピッチ270mmの表示が有りました。
この数字を使って実測した回転数と速度の関係を見てみます。

速度(ノット)=プロペラピッチxエンジン回転数÷減速ギア比x60÷1.85

で計算できますから計算値と実測値を比較してみました。
なおYCの減速比は3.06になっていました。

RPM 減速比 プロペラピッチmm 速度(計算値) 速度(実測値)
1656 3.06 270 4.74 4.5
1877 3.06 270 5.37 5

こうやって見てみると実測値は計算値にかなり近くて5~7%の差しか有りません。
もっと滑っていると思ったのですが結構効率よく進んでいるんですね。


では最適なプロペラピッチはどこなんでしょうね。
これ以上は出ないよっていう6.5ノット近くの6ノットを一番トルクの高いところで走るのが良さそうな気がします。 燃料消費率もここが最低ですし。
 YCのトルク特性を見てみると一番トルクが高い回転数は2100RPMあたり。
ここで6ノットを出すとしたら上記の計算式から逆算して---、なんと270mmになりました。
今付いてるプロペラが最適??
実際にはなかなか回転が上がらずに煙モクモクの状態になりますので出力トルクが負けて過負荷になっていると考えたほうが良さそうなんですけどね。
で、5ノットを2100回転で出すことにすると225mmでいいことになります。
たぶんこの方が到達できる速度は速くなりそうです。 きつい坂をトップギアで登るより一段低いギヤで引っ張った方が早いのと一緒ですね。

もっと高回転を使うということで 6.5ノットを3000回転で出すとしたらどうなるんでしょうね?
この場合はピッチ200mm程度で済みます。
ただこれだと定格回転数の1700RPMでは3.68ノットしか出ないことになってしまいあまりいい結果にはなってくれそうにありません。

色々と考えてみましたがなんとなく今のピッチは大きすぎで225~270mmのどこかに最適な解が有るように思われます。
ちょいと付け替えて試験できればいいんですが---。
皆さんのペラはどんなのが付いているのか情報いただければ有難いです。

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