船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/07/13

SB2 ダガーボードやっと外れました。

event_note7月 13, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
昨日まで錆落としの連続でしたが今日は友人「凪男くん」の助勢も借りて取り外しにチャレンジ。


 20tジャッキ2本とチェーンブロックを使い上に押し出します。
(作業に忙しくてこの写真を撮っていません。
代わりにかなり作業が進んだ途中の写真をアップしておきます。)
昨日かなり錆は落としたので割とすんなり上がるのではないかと期待していたのですが---。

最初に押し上げた時にはダガーボードは動かず船自体が持ち上がってしまいあっさり期待は裏切られてしまいました。
仕方がないので「神妙にしろ、動くんじゃない」と甲板にロープを掛けて船台に縛り付けてしまい 再チャレンジ。
ジャッキで力いっぱい持ち上げてもダガーボードは動かないのでこの状態で大きなハンマーで両側から叩きます。
これで錆がパラパラと落ちてきて数ミリは持ち上がったようです。
とにかくジャッキで圧力をかけハンマーで叩くを繰り返してやっと15mm、それでもしつこく繰り返しているうちにゴスッという鈍い音とともに一度に10mmほど動きました。
やったー、錆の呪縛が解けて素直に動き始めたようです。
後は前側のジャッキと尻尾側のジャッキで位置を調整しながら上へ上へと押し出していきます。

ついにダガーボードの頭がケースから出てきました。
此処も錆の塊が半端ではありません錆の厚みと本体の厚みがほぼ一緒。 すごいの一言です。



朝から作業して下から押し上げれるだけ押し上げ終えた時の時間は昼食をはさんで15時 おやつの時間というか給水タイムです。
いやー、ここまで長い道のりでした。


 一休みした後は船内側から3人がかりでダガーボードケースから引き抜いて甲板まで上げ、クレーンを使って地上まで下ろしました。
地上に下したダガーボードの重量を測ってみたら60kg、 板の厚みは10mm程度 ピボット部の穴にはスリーブが刺さっていてこの厚みは20mmあります。
ついでに落とした錆も掃き集めて測ってみたら20kg、あまりの重さにごみ袋の底が抜けてしまいました。
きっと新しい時のダガーボードは100~120kgの重さがあったに違いありません。

 さて、地上に下ロしたダガーボードこれからどうしましょう?
再利用それとも作り直し?
今日までは取り外しに集中していたので取り外した後の作戦は立案が出来ていません。
こんな時は困ったときの神頼み、お神酒をいただいて神のお告げを待つことにします。



コメント

船の整備、お疲れ様です
ノラのセンターボード艇って珍しいと思っていたのですが、現在ネットで見る販売中のノラ26、2艇ともセンターボード艇なんですよね
けっこうあるんですね
いろんな製作秘話など聞きたいのですが、ノラを作った製作者が亡くなってしまっているのが惜しいです
  • Posted by atsushi
  •  
  • at 2017/07/15 19:45:31
Atsushiさん久しぶりですね。
昇降式センターボードはそれなりのメリットは有るのでしょうが 陸置きできる場合は良いんでしょうけど海に浮かべた状態だと隙間に牡蠣が付いたりしていろいろメインテナンスは大変そうです。
今回も結構牡蠣が付いていました。
何も好き好んでこんな狭い隙間に住まなくても良さそうなんですけどね。
  • Posted by Tomi
  •  
  • at 2017/07/17 01:21:24
ダガーボード外れてよかったです。
お見事です。
ここまでくると執念というか、もうなんとしてででもやるという気になりますね。

ダガーボードを直してつけたら、のぼり性能アップですね。
いやー途中ではどうなることかと思いましたが抜けてくれて良かったです。
まだ改修はこれからですが苦労しただけの上り性能がアップしてくれれば良いんですけどね
  • Posted by Tomi
  •  
  • at 2017/07/18 01:41:33

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