オリジナルで付いているエア抜きスクリューではエア抜きをするたびに軽油がこぼれてしまいます。(これは燃料噴射ポンプ入り口のエア抜きスクリューです。)
こぼさないようにウェスでスクリューの周りを囲ってエア抜きをしてはいるもののなかなかうまく行きません。特に問題は燃料フィルターのエア抜き、真下にセルモーターが有るんですがこぼした軽油がモーターのブラシ部分に掛かってしまい悪さをしそうです。
もう一つの問題は今のキャビン、軽油の臭いが染み付いて臭いことこの上なし。
嫁さんから何とかしてよと言われていますがエア抜きのたびに軽油を振り撒いていたらそれもままなりません。
何とかできないもんかといろいろパーツを探してやっと使えそうなものを見つけました。
一つが小型のエア抜きバルブ、工具無しでバルブの開閉が出来ます。
もう一つは既設の6mmエア抜きスクリューのねじ穴に差し込めてエア抜きバルブと接続できる異径ニップルアダプター。これを使えば何とか取り付けできそうです。
ただ気がかりなのはニップルアダプターの6mmスクリュー側は皿ねじ仕様になっています。このまま締めてもとりあえずは問題ないとは思いますがエンジンの振動でバルブの重量が首の細い部分に掛かるので繰り返し応力で疲労破壊を起こしそうで少し心配。
と言うことで皿ねじ用のローゼットワッシャーを準備しました。
これを使えば首の部分にサポートが入るので首を振るのを少しは防止できるでしょう。
パーツが揃えば取り付けは簡単、と思ったんですがーーー。
まずは異径ニップルアダプターとバルブを組み合わせておきます、ねじ部分には軽油が漏れないようにシールテープを巻いておきます。
次に今までのエア抜きスクリューを取り外してそのねじ穴にローゼットワッシャーと一緒に組みあわせたバルブをねじ込みます。ここでも軽油が漏れないようにねじ部分にはシールテープを巻いておきます。
後はエア抜きスクリューの穴にねじ込んだら終わりだったんですがここで問題発生、ニップルアダプターのねじ部分がほとんど噛んでくれず1.5回転ほどしか出来ません。
ちょっと締めたらねじ穴がバカになってしまいました。
ニップルアダプターのねじ部分が短いのと取り付け穴の部分が1mmほどリセスされていることの複合原因。
仕方が無いのでせっかく準備したローゼットワッシャーの使用は諦めてねじ穴の方を少し皿加工して直接取り付けることにしました。
ねじ部が短くてシールテープが巻きづらかったので今度は液体パッキンを塗って取り付けることにします。
で、これが出来上がり、エア抜きバルブのホースニップルに透明の耐油ホースを取り付けておけばエア抜きをするときには出てきた軽油を容器に受けることが出来るので周囲にまき散らすことなくエア抜きが出来るようになりました。
ねじ上が長いのでローゼットワッシャー無しでの強度が少し気がかりだったんですがしっかり止っているようなんで心配は無用なのかもしれません。
ま、念のため取り外したエア抜きスクリューをバックアップのため予備部品の中に入れておくことにします。
これでエンジンに関しては家でやることはすべてお仕舞い。
次はエンジンルームの準備になりますがまだどう作るかのアイディアhがまとまっていません。
いつも1杯やりながら考えることにしてるんですが2杯目にすぐ行っちゃって思考能力が半減、夢の中での思考になってしまいます。困ったもんです。
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