実の中で芽を出していた夏みかん

去年の10月初め頃実家の庭になったまま夏を過ごした夏みかんを剥いてみたところ実の中で発芽しているのを見つけたと義弟がラインで連絡してきました。
で、私にも頂戴と言ってもらってきたものを半分に割ってみたのがこの写真。

実の中で窮屈そうに発芽しています。
多分実の中で発芽しても厚い皮を破いて外に出てくることは無くこのまま死んでしまうんでしょうね。
それにしても実の中で発芽しているのを見るのも珍しいし、せっかく芽を出してるんだからと幾つかを苗床に移してあげました。

この時点では既に10月も終わりに近いのに気温も高いので外に出したままでしたが2か月経って年の瀬も近くなったというのにほとんど成長の兆しがありません。

気温が低すぎるかなと思ったのと霜の心配も有るのでエアコンが効いた暖かい窓際に移してあげました。

それでもなかなか変化が見られず成長点が死んでるのかなと思って諦めかけてましたがやっと最近になって変化が見られるようになって葉っぱが伸びてきました。あら嬉しい。

やはり初夏前に芽が出て気温が高い夏の間に大きくなるのが普通なんでしょうね。
このまま温かくなるまで家の中に置いておく必要がありそうです。

それにしても狭い薄皮の中で芽を出したせいかどれもくねくねと窮屈そうな格好をしていますがどんな形に変わっていくんでしょうね？
どれも元気に育ってくれれば嬉しいんですがこんなに沢山植える場所は無いのである程度大きくなったら嫁入り先を探してあげなきゃいけません。