船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/03/27

SB2 メインキャビン床張り その2

event_note3月 27, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
中央部分は長さを揃えて切って並べるだけ、すんなりと進みました。
ただ両端はちょっと面倒です。

右舷側、こちらは船底のスロープが出てきているのでここをかわさなきゃいけません。
削ららなきゃいけない場所を確認するためフローリング材の切れ端を使って下板より高くなっている位置のチェックから、後ろ側は何処も引っ掛からず特に対策は必要なし、
この板を船首側の方にずるずると押して行くと壁から25cmほどの所で船底に当たって進まなくなりました。
これから先はフローリング材を斜めに削る必要が有りますので電動鉋、鑿、鉋、やすりなどを総動員して加工、

船底との当たりを確認しながら微調整を2時間近く繰り返してやっと綺麗に納まってくれました。
硬いナラ材を加工するのは骨が折れますね、とっても疲れました。

一息ついたところで今度は左舷、こちらは少し複雑な形をしている上にギャレーの側板が出っ張っているので隙間を埋める部材を一体で切ってしまうと差し込むことが出来ません。

ちょっとどうしようか悩みましたが幸いなことにこの出っ張りの下はフローリング材が入るだけの高さが有るので楔型の部分と長方形の部分の2分割にして差し込む作戦を立てました。
(というかギャレーを作るときにはここの処理に対する具体的な案は無かったんですが差し込めるようにしておけば何とかなるだろうと切っておいたんですけどね、)

楔型に切った部材をギャレーの前に置いて、
出っ張りの下をずるずると横移動
上手く収まりました。

この後長方形部分を差し込んで
これで実継ぎをはめあわせると
立てた作戦が功を奏してうまく行ってくれました。 よしよし👍

まだ仮置きですがメインキャビンの床が平らなフローリングになりました。
なかなか良い感じでしょう。
天井が少し低くなりましたがず~っと邪魔に感じていた部屋の真ん中の出っ張りが消えてすっきりしました。
フローリング材も仮置き、その下の板もまだ固定していないので一旦全部剥がして下板の固定からやらなきゃいけませんが「このまま巾木を付ければそれでいいんじゃない」との囁きも(悪魔だか天使だか判りませんが)聞こえて来ます。
う~ん、引きずられちゃいそうです。

ここは少し冷静になって、どう固定すれば床が簡単に外せるように出来るかというところから考えることにします。
ーー中央の板2枚が簡単に外せれば一番良いんですけど、実継ぎの嵌めあいが邪魔してくれそうですね。




4 comments:

  1. お疲れ様でした。床が出来るとルーミー感がでますね。床暖はどうですか。JT

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    1. 床暖、魅力的ですけど熱源が在りませんね。 バッテリーとインバーターで電気ひざ掛けくらいが実現可能なところでしょうか。

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  2. カワシマ2021/03/29 19:59

    すごいですねー!!前から思ってましたけど・・発想も段取りも出来上がりも・・道具の揃え方も使い方も・・プロの域だと思います。昔の私の先生も真っ青って感じです。多分その方面の資格も持っていらっしゃるんだと思います。ヨット・・小舟の中がサロンになることを知りました。そこでの暮らしぶりなど、これから見せていただくのが楽しみです。カワシマ

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    1. プロの域だなんてとんでもない、持ってる電動工具も丸鋸、鉋、トリマー、ジグソーくらいだし 使いこなせずにしょっちゅう失敗してますから。
      キャビンの方も以前よりだいぶましにはなってきましたが船仲間のキャビンに比べると高級クラブと場末の居酒屋くらいの差が有ります。
      ま、物置から居酒屋くらいには改装出来そうなので酒盛り光景くらいはご紹介出来ると思います。
      乞うご期待。

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