船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/04/03

SB2 床張り 本取付完了、綺麗になりました。

event_note4月 03, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
「このまま巾木を付けてしまえば」という誘惑には負けずにきちんと張ることにしました。
下板も固定せずに置いただけだし、その上のフローリング材も置いただけではずるずると動いて悪さしそうですし ま、これが普通ですよね。

一旦仮置きしていたフローリング材をすべて取り外して下板に床下覗き窓と下板を持ち上げるための取っ手を切込みました。
少し回り道しますが下の写真が左舷側の下板を取り外して船底部分が見えてる写真、ダガーボードのピボットが取り付けられていた部分が深くなっていてここに水が流れ込んでしまうと出て行くところが有りません。
上の写真の窪みと書いた部分がそれなんですが茶色に見えるのはダガボードケースをポリエステル樹脂で埋めた時にこぼれたものが流れ込んで固まったものです。
水もここに溜まります。

ダガーボードを固定する前はダガーボードを上げ下げするためのワイヤーが通っていたデッキの穴からの雨漏れで結構水が溜まってポンプで吸い上げるかタオルなどに吸わせて取り除くしかありませんでした。 幸いダガーボードを固定化して穴をFRPで塞いだので水が溜まることは無くなりました。
そうは言ってもマスト取り付けねじからの雨漏れもあるようだしキッチンで水を溢すとここに流れて来ますので心配な時には覗けるようにしておきたいですからね。
窪み全部は見えませんが水が溜まってるかどうかくらいは判るし、何か処置が必要な時には手も刺し込めますから「ま、いいか」でしょう。
これは左右の覗き窓(点検口)を上から見たところですが奥の方を見たいときにはカメラを突っ込んでパシャッとすれば奥の方迄見ることが出来ます。
それがこの写真で左舷側の覗き窓から船尾側を写したものです。

ね、きれいに見えるでしょう。
ちょっと覗き窓の説明がくどくなってしまいましたね、ごめんなさい。

この後はフローリング材を並べ直してーーー、普通だったら隠し釘で1枚ずつ固定して行くところでしょうが固定せずに並べるだけにしました。
固定しちゃうと覗き穴の部分を切って別部材にしなきゃいけなくなるし何かあって床を外さなやいけない時に下板+フローリング材では重すぎて動かせなってしまいますからね。
ただ、並べて置いておくだけだと歩くたびにフローリング材がずれ動くので動かないようにする対策は必要。
と言うことで左右の壁際に固定用の楔を押し込んでおきました。これは右舷側。
これで前後方向は多少ずれてもフローリング材の間に隙間は出来ないのでドンマイです。

床材が動かなくなったところで巾木の準備、材料は11mm厚のヒノキ材を使います。
壁際の長さに合わせて切っていきますが面倒だったのがこのケーブルダクトの部分、マストサポートの足とケーブルダクトの間が開いていて床下まで続いています。
何とか塞ぎたいなと思いますがここに合わせて木を削る技量は無いので巾木の裏に木工用エポキシパテをくっ付けることにしました。
パテを練ってまだ柔らかいうちに隙間に押し込んで硬化を待つ作戦、これだったら隙間にぴったり収まる目隠しが出来ます。 あ、パテを押し込む時にはサランラップとかポリエチレンシートなどを間に入れておかないとくっ付いて困ることになりますからご用心。
固まった後に取り出して鉋でちょいと整形したのが上の写真。
写真は撮っていませんがパテだけだとぽろり落ちそうなので巾木の裏に木ねじを立ててその周りにパテをくっ付けています。
出来上がりはこんな感じ、これで隙間はしっかり塞がりました。よしよし。

ただマストサポートの足元がまだカバーできずに残っていますが形状がいい加減なので巾木の取り付けは難しそうです。床板を外す必要が無ければシリコンシーラントで埋めてしまう手も有るんですけどね。
う~ん、どうしましょう?ということで宿題として残すことにしました。

これで巾木の切り出しは終わりましたがまだ白木のままなので家に持ち帰って塗装。
中1日おいて置いてねじ止めして床張り完了です。
なかなか良い感じになりました、ちょっとその分天井が低くなりましたが平らな床の完成です。

ちなみにこれがダガボードケースが有った時の床の写真、ずいぶん感じが違うでしょう。
床に開いている穴はダガボードピボット部の点検口で蓋は外れています。

え、「今度作った覗き窓はどうやって覗くのか?」って。
ちょっと面倒なんですが
先ずは、このギャレー下と船首側キャビンへの通路下さらにバッテリースペース前のの巾木を取り外して、

横方向固定用の楔を取り外し、
この部分のフローリング材を外してさらに船尾側の部材を前にずらして取り外し。

これで残りのフローリング材は自由に動かせるので脇に退けて中央のフローリング材を外せば覗き窓が出て来ます。
覗き窓までたどり着くまでにどれ位の時間が掛かるのかストップウォッチで計ってみたら4分ちょいでした。
手順は多いんですが時間にしたら5分も掛からないので心配な時とか年に数回のチェックにはさほど苦にならないんじゃないかなと思っています。

これで念願だった平らな床も出来上がり次の作業に移れます。
さて次はキャビン入り口の階段にしましょうか、それとも冷蔵庫スペースにしましょうか。
テーブルの取り付けとかシートの整備も有るし、酒でも飲みながら手順を考えることにします。

<余談>
平になった床にぺたっとお尻を着けて座ると船尾側がかなり下がって感じます。
結構な角度で下がっているんだろうと思ってスマホの下げ振りアプリで角度を測ってみたらなんと0.3度しかありませんでした。
お尻って意外と感度がいいんですね、びっくり。




2 comments:

  1. ひじゅんⅢです。できましたねー\(^o^)/。。。イヤー、立派で感動しています。ところで気がかりなのは、テーブルや階段の固定のことです。床板が固定されていないのでしたら・・。いやいや、Tomiさんのことですから深ーいプランがあるのでしょう。すみません、いつも素人の浅はかさばかりで・・。

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    1. 結構行き当たりばったりの作業が多くって深ーいプランなんてありません。
      テーブルはフローリング材を貫通して下板まで届くねじで締めようと思っています。
      階段はどう作るかただいま現在思案中です。

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